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毒食わば皿まで:ピアノ弾くのにここまで必要とは


毒、と言っていますが、「美しいものには毒がある」というイメージの毒です。
美しいものの罠に嵌ったら、とことん最後まで、みたいな感じです。

 

土曜日に、ノクターン8番前半のレッスン無事終了。当日は緊張というより、さすがに連日の練習疲れが出て直前はうだうだしていましたが、始まるとアドレナリンが出るんでしょうね。なんとか弾けました。

 

いつも通りの淡々とした指導。この曲は左手のアルペジオで始まり、その最初の2音が2オクターブ+3音離れていて、ついジャンプしてドッカンっていう感じになるので、まずそこの修正から。離れていても優しく、指の面で弾くように変えていきましょう、と。

 

…というように、他の指摘も指使いなど細かいですが、前回の曲と同じ、基本となるアルペジオを優雅に演奏することが大切なので、そこは何度も練習しました。

 

実はこの曲、やっぱり難易度的に無理かなという思いが頭をかすめたこともありましたが、先生の淡々とした教えを受けると、「淡々と」練習したらなんとかなりそうだな、と明るい気持ちになってやる気が出ました。

 

ところで、今回、「皿まで」になったのは、楽譜の話です。

 

結論から書くと、一つの曲でも異なる(もちろん部分的にですが)楽譜が複数あるので、場合によってはいくつかを比べて、自分で選んでいかなくてはならない、ということです。

 

当たり前っちゃ、とても当たり前なのですが、ショパンが書いた楽譜は、当然、ペン書きの(私なんかにはとても読めないような)楽譜なのです。

フレデリック・ショパン - en.chopin.nifc.pl, パブリック・ドメイン, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=8461932による)


そして、これを誰もが使える楽譜にするために、何人もの音楽家が校訂、加筆して活字にして出版しているのです。彼らの解釈の違いから、複数のバージョンが現れて、私のような素人を悩ませるのですが。

 

楽譜については国際楽譜公共図書館、というウェブサイトがあって、調べるとなんとこの曲は20版あります。ほぼ無料でダウンロードできる版もあるのですが、私が使えそうなのは、やはり購入するしかなく、パデレフスキ版とエキエル版という一番スタンダードなものを加えました。(私は、本や絵具などは「重課金プレイヤー(笑)」ですが、書籍文具ですから大きな出費ではないです)

(こうして並べると、アニメ好きな方のフィギュア収集と通じるものが…)

 

内容を見比べると、大きな違いがあちこちにあって、「なんでここでこうなるの?」と思った表記が、別の本では真逆、というのもあり、これは複数で比較しないと永遠に悩み続けることになります。

 

もちろん先生に聞けば答えてくれますが、初めから自分の納得いく音や弾き方で覚えたほうが効率的です。普通に練習するだけで莫大な(オーバーだな(笑))時間と労力がかかるのですから。

 

深みにハマると、本当に色々と知らない世界が次々と現れてきます。でも、自分が知らないだけで、ごく普通にある世界なんですよね。

 

余談ですが、この曲が書かれた頃、ショパンは25歳、ある女性と婚約しようとしていたのですが、小説家のジョルジュサンドと出会って恋に落ち、婚約破棄をするというドラマチックな出来事がありました。その後二人は10年近くパリやマヨルカ島で生活を共にします。

 

また、この曲はとある伯爵夫人に献呈されたので、「貴婦人の夜想曲」とも呼ばれるそうです。なんでも、ある集まりでのバイオリニストの即興曲が素晴らしく、それに続けて自分も即興で演奏したとか。だからか、私でさえ少しバイオリンっぽいと感じます。

 

はああ、優雅ですねえ…弾く側ももうちょっと優雅になりたいものです。 

はああ、遠いなあ…。

 




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