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病膏肓に入る:ピアノ

「病膏肓に入る」なんてフレーズが似合う年齢になってしまいました。

若いころから好きな言葉で「膏肓(こうこう)」は肩甲骨のあたりの名前で、病気が一番悪いところにまで入ってしまった、という意味らしいですが、趣味に熱中している様子を「病」というのが面白いなあ、と。

 

最近、一日平均2時間はピアノを弾いています。この年齢では結構体力的に厳しいはずなのに、アプリを見ると3時間4時間という日も。

 

(↑愛用のローランドです。2度修理して今は好調。)

 

なんでかなあと考えてみました。気楽な面から書くと、ゲーム的に「難しい弾けない小節を攻略する面白み」にハマっている。一つの小節でも音の変化、指の動きなどなど色んな要素があり、飽きません。今回も楽典の先生に曲の分析のレッスンをお願いしました。さすがショパン、複雑怪奇です。ですが、そこが魅力なのです。

 

気楽でない面は、ひょっとして、こんな曲に挑戦できるのは、私の人生で最後かも、という想いです。実際、最後のほうに、弾けるかどうか未知数の難度の高い部分もあります。(どうしても無理なら、アレンジしてシンプルにしようと思っています。そこが弾けないからって全部を諦めることはないですから。)

 

何かにハマって集中している状態は、良い意味で「憑依」されているのに似ていて、時々、自分じゃない何かが手伝ってくれているような感覚になります。ピアノでは「指が勝手に覚える」というのがあったり、また自分の弾いた音色でどこか空を飛ぶような感覚になったりもします。絵でもよくあって、あんまり考えずに色が決まって、ひたすら筆を動かしているときにそれを感じます。いつもと違う脳の部分が働いてる感覚です。

 

また、現実逃避ではありませんが、日常のなんやかや、例えばエアコンがまた不調とか、友人の発言が最近ちょっと過激で気になるとか、ご近所がどうこう、気にしたら切りがないことが、ある程度ふんわりとぼやける、というのも、精神の安定にはいいかもしれません。

 

さて、ピアノに向かいます。どうしても間違う音があって、今朝はそれの攻略から始めます。

 

 

 

 

 




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