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本【父に貰いし名はルイズ】映画【風よ あらしよ】本【伊藤野枝セレクション】

 

  【父に貰いし名は ルイズ】 松下竜一

    (伊藤ルイさんは、大杉栄伊藤野枝の四女。両親は国家権力によって虐殺された)

この本を知ったのは、友人が伊藤ルイさんと交流があり・・・

ルイさんが闘病中に お見舞いに行き、その帰りにわが家に立ち寄りルイさんのことを

教えてくださったのです。

ルイさんのことが書かれた本が出版されていることも知り、本屋さんで買い求

めたのは、25年程前です。

心に残っている本でしたが、引っ越しをする時に、BOOKOFFへ持って行った本でした。

それが この本と再び出会うことになったのは~~

smokyさんのブログでの 映画の紹介からです。

 2024年2月25日 映画【風よ あらしよ】 伊藤野枝 28歳の悔しい最後・・・

 を読み 

金沢で観たいと思っていたところ、ミニシアターシネモンドで 上映!

 

 

この映画を観たことと、伊藤ルイさんのことを、smokyさんのブログにコメントをした

ことから~~

再びこの本を図書館から借りて 読むことになったのです。

映画の紹介は

smokyさんのブログに詳しく書かれてあるので、お読みになって下さい。

 

 伊藤ルイという名前は

父親の大杉栄が フランスの無政府主義者である ルイズ・ミッシェルから、とった

名前という。   Amazonから

 

この本のプロローグに

『私の名前は 三度変っています。

   父から貰った名前がルイズ。

   父 母が殺されたあと, 祖父によって留意子と変えられ、その名前で育ちました。

   ルイと名乗るように、なったのは、敗戦後のことです。』

こうやって始まった 彼女の話を聴き終えるまでに、一年六ヶ月が経過した。と

著者の松下竜一氏が書かれています。

 

与吉は祖父

ウメは祖母

祖父と祖母に育てられたルイ姉妹。

貧しい暮らしのなか

与吉の働いている姿を思い浮かべようとしても、ルイは記憶していない。

いつも働いているのはウメ(祖母)だった。

 

盂蘭盆の墓参り・・・

留意子たちの両親の墓の両脇に巡査が二人立っていて、墓参りにくる者を見張りに来ていたらしい。

姉は留意子に

『私のパパとママはね、

 この世の中が貧乏人もおりゃお金持ちもおるやろう、お金持ちは贅沢して いばって

 貧乏人は苦しんどろうが。

 そやけん、それば、たいらかな世の中にしようとしたために殺されたとよ。

 お金持ちに やとわれた巡査がパパやママの仲間を見張りようとよ』

 

ある日 老婆が

『あなたのお父さん お母さんが生きとんしゃったら、わたしらのくらしも、

 もうちょっと楽になっとりましたろう ばってんね・・・』と言われたとのこと。

 

ウメ(祖母)はよくこう言って繰り返した

『笑ちゃんも留意ちゃんも

 よっぽど しゃんとせないかんばい。

 そうせな、じいちゃんも ばあちゃんも いつ死ぬか わからんっちゃけんね。

 じいちゃんも ばあちゃんも死んだら

 あんたたちは自分一人で生きていかにゃいかんっちゃけんね』と

 

 祖母ウメの慈愛に満ちた優しさ そして、働きものの祖母ウメの姿に心引き寄せ

られますが~~ この辺で~~

興味のある方は この本を読んでみてください。

 

  伊藤ルイさんは

【思想に自由あれ 行為に自由あれ さらに動機にも自由あれ】と言っていたそうです

 祖母に育てられたルイの美しい心根 です。

 

 

 smokyさんのブログ

  2024年 12月11日

 【伊藤野枝に関連するもう一人の女性『神近市子自伝』を読む】

  も 載せてあります。

 

それから 2025年1月3日 のsmokyさんブログ

【映画「私にふさわしいホテル」~雨宮処凛の「せんべろ酒場」】の

YouTube 第二回アナキズム研究 栗原康さんの動画をクリックすと、 

たのしいと感じる・・会話を 退屈せずに見ることができました。

前後しますが・・第一回 神長恒一

        第三回 松本哉 氏

も見ましたが、栗原康さんは、けっこう深刻なことを にこやかに飄々と語り

説明されているところにも 興味が湧きました。

直接本として出版されたという【超人 ナイチンゲール】の紹介があり読みたくなって

図書館へ行き お尋ねすると、3人予約しているとのこと。

 

(えっ そんなに^^ 少々驚きました。)

 

ならば・・・栗原康著書を何か読みたいとおもい・・・

伊藤野枝 セレクション】 を借りてきたのです。

この本は、思いの外 興味深く 読みました。

けっこう 紹介したい文章があるのですが・・・

この文節を~~

***ひとつになっても ひとつになれないよ***

 野枝はたとえ血がつながっていても、恋愛関係があったとしても、どんなに

 親しい間柄でも、あらゆる人間関係の土台はフレンドシップがなければならないと

 言っている。友情だ。友達に支配はない。

 あったら友達ではないのです。

 一緒に生きていくのに支配者はいらない。

 中心はいらない。

 私も 大杉も、子どもも、集まってくる仲間達も みんな友達なのだ。

 

野枝はこのフレンドシップ思想をミシンにたとえている。

ミシンが好きすぎて 解体してしまった野枝。

その仕組みを見ていたらどこにも中心がないことに気づいた。

命令系統がないのである。

すべての部品が全部「末端」

だけど その部品同士が歯車を合わせると、ミシンというすごい機能を発揮してしまう。

また別の部品が加わったら、まったくあたらしい はたらきをするようになるだろう。

 

じっさい野枝は大杉と一緒になってから たくさんの文章を書き 翻訳もしているのだ

が、これがふつうの家庭だったらできなかったと思う。

なにせ ほぼ毎年 子供を生んでいるのだから。たいへんだ。

野枝が本を読み始める。

大杉や居候している仲間たちがおのずと子供の面倒を見る。

家事もやる。洗濯をする。

あるいは時期的に間違いなく野枝のお乳がでてないときがあるのだが、そしたら

どこからともなく、仲間がヤギを連れてくる。

どれも野枝と大杉だけではできなかったことだ。

コミュニズムとは

各人の能力におうじて 働き

各人の必要におうじてうけとるということだ。

他人に命じられて行動するんじゃない。

お金をもらったり、見返りがあるから行動するんじゃない。

損得抜きでやれることをやる。

など など 今この時代に大切なことが書かれていました。

 

最後に 栗原康氏は

野枝の人生はとにかく ぶっとんでいて おもしろい。

だが それ以上におもしろいのは思想だ。

女性解放  アナキズム  労働運動  どれをとっても  すぐれた

書き手であり、どえらい理論家である。

 

25年程前に読んだ【父に貰いし名はルイズ】から始まり 映画【風よ あらしよ】 

栗原康著書【伊藤野枝セレクション】を読むことになろうとは・・・

ブログでの出会い 本との出会いは 学ぶところが大きいです。

 

 

 




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