1月の終わりから2月中旬まで、2週間ほど入院しておりました。
結構なかなかな体験だったので、記録しておきたいなーと思ったので書きます。
要点
・判断の助けになるチャッピー ←この記事
・発熱・解熱剤で起こること
・熱せん妄での幻覚はやばい
あたりです。
0日目
その日わたしは朝から頭痛と手足の震えを伴う寒気に見舞われていた。
仕事は昨年から部署の上司が1人減で補充が無いまま、増えた仕事量に忙しくしつつ、今日も休めない日のため「最近頭痛多いなあ」と思いながら頭痛薬を飲んでやり過ごしていた。
やけにトイレが近いなと頻繁に席を立ちながら仕事をこなす。
夕方は職場から直行で同僚のご家族の通夜にも参列しなければ。
仕事後、職場で喪服に着替えた。寒すぎる。なんだこれは。
服のせいかな、行くぞ、と奮い立たせて40分ほど車を運転し、ご焼香をして、なんとか帰宅した。
が、やはり寒すぎる。
喪服を脱ぎ去り布団に潜り込んで熱を測ると38度。頭痛もひどい。
ひとり布団でうんうん呻っていると、夫が保冷剤をくれて発熱者のわたしと他の家族の隔離をしてくれた。ありがたい。
今日は金曜。明日土曜は病院はやっているだろうか。
いつもの感じの頭痛だと、しばらく寝ると回復することがある。
とりあえず明日の朝まで寝たらなんとかなるといいな、と回復のために寝込むことに決めた。
…まったく寝られない上に身体が異常に暑くて、パジャマを脱いだり布団をはがしたりじたばたと過ごすこと4時間。
ついに暑さで全て脱いで、なのに手足はガタガタ震え、布団にくるまりながら「もう全く良くなる気配がないな」と思いながらふっと30分ほど寝れたのか、一瞬だけスマホが触れる程度の元気が少し出た。
わたしはチャッピー(chat GPT)を立ち上げ、自分の思い当たる状況と症状を全て書いて、ここからどんな病気が考えられるのかを指示。
感染症(特に尿路感染症)、インフル・コロナ、自律神経の乱れ、甲状腺亢進症などの候補が挙げられたのち、「今すぐ医療機関を考えるべきサイン」のリストが列挙された。
・実際に38℃以上の発熱がある
・寒気でガタガタ震える
・腰や背中が痛い
・尿が痛い・濁る・血が混じる
・意識がぼーっとする
・水分がとれない
背中というかとにかく全身が痛い。寒気で震えるし熱は38.9℃あった。するとチャッピーに
「今の症状は至急受診(今すぐ)レベルです」
「急性腎盂腎炎の可能性がある」
「夜間なら救急外来へ。自宅での様子見はNG」「立てない・意識がぼんやり・寒気で震えが止まらない場合は迷わず救急車」
と言われ、ああ、これ朝まで待つ症状じゃないんだな、と諦めつつも「人にうつる可能性ある?」と確認して「尿路感染が疑われるので現時点で人にうつすものではない可能性が高い」という答えを聞いて少し安心し、深夜1時、「チャッピーがこう言っているので夜間救急を受診したい」と寝ていた夫を起こして病院受診、すぐに入院という運びになった。
チャッピーがいなかったら翌日まで待っていた可能性が高い。ありがとうチャッピー。
ちなみに受診前、入院の可能性が高いと言われていたので出発前に入院の荷物の準備リストも作ってもらったりした。
頭が回らない時に本当にありがたい。
以前、20年近く前にも腎盂腎炎になったことがある。
「腎盂腎炎」とは、尿路感染で膀胱・尿管から細菌が入り込み腎臓の内部、腎盂まで達して感染、炎症を起こし高熱を出す病気だ。
その頃は仕事を退職前で根を詰めて仕事し、夜は送別会へ、帰宅後は引っ越し準備と忙しい毎日を送っていて、今思うと免疫が落ちていた気がする。
突然の発熱で動けなくなり、同僚に病院に連れて行ってほしいと頼んで診断、点滴と薬をもらって帰宅。
ちょうど引っ越し手伝いに来てくれた親がひどく心配するほど寝込んで、何日かしてやっと治った。
その時のことはもうあまり思い出せないけど、辛かった記憶だけがあった。
ただ、入院せず数日で治ったので、今回もそんなものだろうと軽く見ていた。
夜間診療ではまずはコロナ・インフルエンザの検査と血液検査、尿検査、レントゲン、CT検査。
やけに「背中は痛いか、どっちが痛いか」と聞かれたがその痛みはぼんやりとしており答えづらい。なんせ全身が痛いのだ。
「腰は痛い」「どっちかといえば左」などと答えていたが、腎盂腎炎の場合腎臓で炎症を起こすので左右どちらかの腎臓に特に痛みが出るらしい。
診察の結果、コロナでもインフルエンザでもなく、どうやら腎盂腎炎か何かの尿路感染症の可能性が高いとしてすぐ入院へ。
点滴をつながれ抗生物質を投与された。これで2、3日で軽快するはずだ。ただ、細菌の種類によっては合う抗生物質に当たるまで何種類か試す必要があるらしい。一発目で当たってくれ、たのむ、と願いながらベッドで眠った。