の部分分数分解はよく知られていて
である。
これをbで偏微分してみる。(これはa,b,xの恒等式だから、bで微分しても両辺は等しい)
積の微分公式を使うと
の部分分数分解が得られた。
同様に、 の両辺をaでm-1回、bでn-1回偏微分すれば、
の部分分数分解が得られる。なぜなら、そうすれば左辺は
の定数倍になり、積の微分公式より右辺第一項、第二項はそれぞれ
の線形結合、
の線形結合で表せる。これは部分分数分解に他ならない。
重解の部分分数分解は厄介なことが多いが、こんな方法で求められるとはおもしろい。具体的な式も、ライプニッツの公式を使えば求められそうだ。