前回のつづき
前回リンク→フルヴィッツの四元整数(1) - 数学大好き宣言!
定理として、
.
証明: 行列表示によってと表すと、
だから、
行列式の乗法性より定理が導かれる。
定理 ,
または
.
証明:右⇒左は明らかだから、左⇒右を示す。
,
のとき、両辺のノルムをとると
.
は整数だから、
または
.
とすると、
だから、
なら
かつ
かつ
かつ
つまり
.
同様になら
.
よってならば
または
.
定理 任意のに対して、ある
が存在して、
,
証明: とする。ここで二つの場合に分けて証明をする。
がすべて半整数のとき
だから,
とすれば
,
(
より) となる。
以外のとき
に最も近い整数をそれぞれ
とする。
とし、
とすると、
で、
で、
の少なくとも一つは半整数でないことより
少なくとも一つは等号が成立しないから、
よってだから、
より、定理は示された。