
夫の実家から「三つ目のぼた餅」が届けられました。
甥夫婦の長男に男の子が誕生して今日は3日目で、お祝いの「三つ目のぼた餅」です。
夫の実家は同じ市内ですが、兄が何十年も前に亡くなり甥夫婦が後を継いで家をきりもりしています。
特別の行事で顔を合わせる以外は日常のお付き合いも少なくなりました。
甥夫婦に久しぶりに会い、しばらく話をすることができて懐かしかったです。

午後3時過ぎに夫が釣りから帰ってきたので箱を開けてビックリ!
3色の大きなぼた餅が入っています。
1つが15cmぐらいあります。

お茶に二人できな粉のぼた餅を半分ずついただきました。
懐かしい味です。
千葉県には古くから「三つ目のぼた餅」の習慣があります。
子供が産まれて三日目に、乳が良く出るようにと、母親にぼた餅を食べさせるのです。
そして親戚や近所、出産した病院にも配りました。
最近ではそういう習慣も徐々に無くなってきているようです。
この三つ目のぼた餅には忘れられない思い出があります。
それは平成4年の5月から7月にかけて、夫の胃がんの手術と長女・次女の出産が重なって、私は会社・病院・産院と、寝る暇もなく動き回っていました。
会社で仕事をしている時は雑念を忘れていますが、帰宅して一人で夜の11時頃に洗濯機を回しながら掃除機をかけていると、夫の病状と次女の帝王切開のことが心配で涙がとめどなく溢れてきたことを。
その当時、夫は5年生存率50%と医師から告げられていましたから。
そういう中で無事に孫が生まれて、長女・次女の出産の三つ目のぼた餅をあわただしく配って歩いたことを。
そして自宅に退院してきた娘と孫の面倒も見ながら、泣き笑いの日々を過ごしたことを。
幸い夫は元気で、今はお互いの趣味に没頭しながら平凡な日々を過ごしていられることに苦労が報いられたことを。