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2024年11月の読書記録

 先月に引き続き読書記録をまとめるのが遅くなりました💦💦。10月に引き続き11月も5冊の本を読了です。

#60「言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか」 今井なつみ、秋田喜美 共著

#61「日本を決定した百年」 吉田茂

#62「WGIP日本人を狂わせた洗脳工作」 関野 通夫

#63「日本とドイツふたつの「戦後」」 熊谷 徹

#64「テミスの不確かな法廷」 直島 翔 

 「言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか」専門外の新書はなかなか読み進めるのが難しいです💦。テーマは言葉、一見私たちが無意識に操っているコミュニケーションのツールですが、ヒトはなぜことばを持つのか、子供はいかにしてことばを覚えるのか。子供が最初に出会うことばのような?オノマトペ(ブーブー、モグモグとかサラサラ、ザラザラなどなど)を端緒として言葉の本質を探っていく本のようです(笑)。途中理解が追い付かなくなっている部分があります。
 ことばを話せない赤ちゃんでもその五感に訴えるオノマトペを入り口としてどんどん言葉を覚え、やがて膨大な数の抽象的な言葉を操れるようになれるプロセスとは何か?AIは本当にことばを理解できるのか。チンパンジーはことばを理解できるのか?興味深いテーマも沢山ありました。
 
 「日本を決定した百年」は吉田茂が「大磯随想・世界と日本」刊行以前に出版された本。実は、日本を決定した百年は高坂正堯と言う思想家が代筆したようです。この本の後半は思出す侭(おもいだすまま)と言う吉田茂の日記のような体裁になっています。大磯随想と内容が重複する部分が多いように感じましたが敗戦から日本の復興に心血を注いだ吉田茂の国家観や世界観に触れられますし、彼の外交手腕がすごかったからこそ、抜群なバランス感覚で占領軍アメリカとの交渉を上手に乗り切り最優先で、日本経済回復させたのではと思います。2冊の本を読むにつけ、吉田茂がやたらと引き合いに出す、ヒトラーと言うとんでもない人間に率いられ敗戦したドイツが日本よりも早く復興した事に興味が湧き「日本とドイツふたつの「戦後」」も購入。終戦を経て6年弱で再度、独立を許された日本、それから7年後に自分はこの世に生を受けていますがあまりにも昭和史に疎すぎる事を知るに至って、関連の書物に食指が動いています。
 
 「WGIP日本人を狂わせた洗脳工作」は、自分の昭和史を振り返る意味で様々な視点の本を読みたいと思っておりましたら、タイミングよく友人から紹介された本です。吉田茂が記した戦後日本、この本によるとWGIP(War Guilt Information Program)なる洗脳工作によりGHQに占領された期間のみならず、今もなお「遅効性毒薬」として様々な洗脳工作により日本人を思考停止にしているのだと論じられている本です。
 何を思考停止にしているかと言うと、「東京裁判」によって戦犯を作り上げA級戦犯は処刑までしている、「日本国憲法」は属国憲法でありアメリカに都合の良い憲法を日本国民は思考停止であるが故、押し付けられている。「サンフランシスコ平和条約第十一条」において"judgements”(複数形)は判決と訳すべきを「日本は東京裁判を受け入れた」と誤訳し、日本が戦争における加害者であると言う洗脳を行っているなどなど。
 ただ、吉田茂も自身の本の中で、真珠湾攻撃によって日本が戦争を仕掛けたのではないと言っており、この点においては米国による兵糧攻めの結果、戦争をせざるを得ない状況に日本は仕向けられたと、同じ見解が述べられています。なかなか、何が真実なのか??過去の歴史であるにもかかわらず・・・、曖昧模糊としてしまいます。
 
 「日本とドイツふたつの「戦後」」は、吉田茂が綴る昭和史に関する本を2冊読む中で、アウシュビッツでの凄惨なホロコーストを起こしたナチスドイツから、日本の復興を遥かに凌ぐ速さと規模で何故ドイツが復興したのかを知りたくて購入した本です。
 この本は今から10年ほど前に刊行された本であり、詳細に戦後直後からドイツの復興をに関しては記されてはおりません。しかし、今なお、EUを牽引する欧州のリーダーたるドイツは、日本と何が違うのかを詳しく説明されている本だと思います。何よりも私が知らなかったのは、ナチスドイツ時代のホロコーストに対する補償を今なお戦後から通算で何十兆円も拠出して毎年、補償を続けている事に歴史的なリスクを最小限にとどめる努力を継続している姿勢がいかに重要かと思わされました。また、9か国に囲まれ陸続きと言う地政学的リスクを十分に理解した上で、競争力のある産業に特化する経済政策はじめ、日本では考えられないくらいの労働環境を改善し、その結果と言うべきか高い生産性を実現。社会保障に関しても国民への痛みは伴ったもの、失業者の減少、低所得者層へのセーフティネットの拡充などなど。EUにおいてもお手本のようなドイツの考え方全てを見習えるとは思いませんが、歴史リスク、地政学リスクへの向き合い方から日本は再考すべきではないでしょうか。(偉そうでスミマセン)
 
 「テミスの不確かな法廷」は図書館で借りてきました。任官7年目のASD自閉スペクトラム症)でADHD(注意欠如多動症)の若き裁判官、安東が地方の裁判所で起きた3つの事件の謎解きをする短編集です。主人公がASDADHDを抱えながら裁判出来るの?と、読者の意識はそちらへ向けられてしまうのは著者の狙いなんでしょうか。ミステリーなんですが、なんだかホッコリできるストーリーばかりで爽やかな読後感が待っていると思いますよ(^^♪



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