Microsoft 365 を利用していると、 OneDrive の同期アプリを使って手軽にローカルファイルのバックアップを行うことは多々あるかと思いますが、この同期のためのフォルダー名が自動で設定され、困ったことはないでしょうか。
エクスプローラーで見ると以下のように OneDrive - テナント名で名前が与えられていると思いますが、この名称がそのままフォルダー名になっているため、テナント名が長いとフォルダー階層が深い位置にあるファイルにアクセスしようとするとエラーになってしまうことがあるんですよね。エクスプローラーでファイルを開くときの制約というやつに引っかかりやすくなるという感じです。

実はこれ、 2026 年 4 月ころからデフォルトのフォルダー名の変更ができるようになることが決まったようなのです。
どのような機能になるのかは以下の Learn を参照いただくのが良いでしょう。
レジストリの設定(ポリシー設定)で、 OneDrive - テナント名のテナント名部分を任意の文字に入れ替えらえるという形ですね。

以下のレジストリキーを作り、 TenantID と書かれているところに 1111-2222-3333-4444 といった ID を文字列で用意すればよいようです。
[HKLM\SOFTWARE\Policies\Microsoft\OneDrive\CustomSyncRootFolderName]
この時 CustomFolderName に設定した値がそのままフォルダー名になるという感じですね。
"TenantID"="CustomFolderName"
ちなみに OneDrive 同期フォルダーの場所は初期設定では以下のパス以下に用意されています。
%userprofile%
ここにエクスプローラーでアクセスすると 2 種類のアイコンがある場合があります。

OneDrive とだけ書かれているものは live.com の OneDriveで、ハイフンが入っている方が組織向けのものという使い分けです。
上記の TenantID が可変になることで複数の組織を同時に扱えるようにもなっています。
文字列長が長いと Excel ファイルを開けなくなるなどがあるので、そういった症状に見舞われた場合はぜひこの変更を行ってみてください。
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