先週は更新がなかった Insider Program ですが、今週は Dev / Beta Channel のみ更新が入っていました。
今のところまだ Build 番号は同じですが、そろそろ離れていくのかなーという感じがしています。そうしないと分けている意味が薄れちゃいますしね。
Dev / Beta Channel : Build 26220.7344

今回のバージョンから Ignite 2025 でもアナウンスのあった MCP Proxy への対応がうたわれるようになりました。
Windows on-device registry (ODR) という機構にのっとって AI エージェントが OS の機能を呼び出すという流れになっているようです。
この ODR を介すことで ACL などを OS に統合していこうという考え方ですね。半分ストアなんじゃないかとも思います。
最初に用意されたのはエクスプローラーと設定アプリの操作ができる MCP とのこと。
詳しい使い方などは書かれていなかったのですが、おそらく設定アプリ - システム - AI コンポーネントから試験的なエージェント機能をオンにすれば使えそうな気がします。

オンにするとダイアログが出てきますが、ここにある詳細情報に細かい使い方が描かれていました。

こんな感じです。
エクスプローラーはドキュメントなど、ユーザー領域へのアクセスを提供してくれるようです。

そのほか、回復の考え方に最近追加されているクイック マシン リカバリーがドメイン未参加の Windows 11 Pro で有効化展開がされ始めたようです。
確か今までは Home 以外ではオフの規定値だったと思いますが、これが拡大するということですね。
もちろんドメイン参加で自動オンになることはないのでその点は安心です。

アプリのアップデートに Update Orchestration Platform (UOP) という概念が追加されるアナウンスも行われました。
これ、ようやく、、、という内容ですがかなり画期的です。
アプリの依存関係を内部にもち、 A アプリに依存する Bアプリのアップデートを行ってくれるようにになる機能のようです。これに沿ってアプリを作れば、依存するアプリのバージョンアップに追随してくれるという感じです。
セキュリティ問題からアップデートを広範に行いたくなるケースはよくあるのでこの機能はうれしいですね。
設定アプリのアプリに機能が追加されるようです。が、私のところはまだ見えませんでした。
最後に少し前に更新がアナウンスされていた Windows MIDI サービスですが、一気に本番リリースとなることが決まったようです。
Windows で扱えるソフト MIDI 機能は遅延が多くて使う人が少なかった印象なのですが、これでこの周りの問題が解消されるとよいですね。
インストールは自動でできず、以下のサイトからアプリをダウンロードしていく必要があります。
https://microsoft.github.io/MIDI/

ここにも書いてあるように、まだ Insider Program 限定の状態ですが、数か月で一般リリースにもっていく計画のようなので力の入れようが違います。
今回はかなり多くの更新がありましたが、こういった会を時々挟んでくれるのはうれしい限りですね!
音楽:Moanin' copy