マイクロソフトは過去に SharePoint Workflow といった仕組みで業務的な承認を行うための仕掛けを用意していました。
しかしながらこの業務に対応できる仕掛けというのがなかなかに難しいらしく利用が拡大していったという状況にはなっていないのが実情です。
承認の本質は誰かの決裁をもらって、その情報を格納しておき、決算や監査といった要所要所で確認や検索ができればよい。というだけのものなのですけれど、やっぱり組織ごとの想いが強いのでしょう。
そんな承認の仕掛けですが、最近は Copilot Studio にも搭載されています。
今までは承認依頼と承認対応のボタンが表示される程度のものだったのですが、 2025 年より多段階承認というものが追加されています。以下の Learn にある機能ですね。

この機能はプレビュー期間を経て 2025 年 10 月 15 日にリリースが決まったとのこと。
マルチステージ承認だけでなく、条件付き承認の機能も用意されているので、方法論に幅が広がった感じです。

実際に使ってみるとこんな感じになっていました。 Copilot Studio に入り、新規のフローを作成した後、デザイナー上の + を押すアクションの追加で Run a multistage approval をクリックすると利用を開始できます。
https://copilotstudio.microsoft.com/

最初に接続を作るところからとなっています。これ、 Teams のアプリにある Approval っぽい感じがしますよね。なので接続なのかなと。

接続を終えたら承認を設定するボタンを押してみましょう。

するとこんな感じに UI をつかって承認ステージを作りこんでいくことができるようになっています。
なお、 Copilot を使ってフロー設定もできるのでどのような承認フローが必要なのかをまとめておけば自動生成させることもできますね。

承認はなかなか手を出しにくい分野だと思いますが、こうしてカスタマイズ性が高いのは結構望まれる仕掛けなんじゃないかと思っています。
承認フローの検討を行っている方はぜひ一度この機能の利用も検討してみてはいかがでしょう。
音楽:CHINA