2024 年の Build で発表され、個人的に推していた機能なのですが、 1 年近くの時を書けようやくリリースに向けた動きが加速したようです。
という訳で、 Teams と Outlook にユーザーの読みを設定するための機能が追加されます。読みを自分で吹き込んでおくことで、読んでほしい読み方を相手に伝えることができます。設定は Outlook または Teams の自分の連絡先カードから行うことができます。
よく考えると Outlook って自分の連絡先カードを表示する方法ってないかもしれないです。自分に来たメールなどから見ることはできますが。
そうすると Teams の右上のユーザー情報から見るのが簡単かもしれませんね。
利用するには Graph API から有効化が必要となるとのこと。
この Learn に REST の値が書かれています。

メソッドとしての定義は namePronunciationSettings で、場所は /admin/people/namePronunciation に用意されています。
今の時点では beta のみの提供なので、以下のエンドポイントになります。
https://graph.microsoft.com/beta/admin/people/namePronunciation
Power Shell などから更新するのもよいのですがこういう時は Graph Explorer が役に立ちますね。
https://developer.microsoft.com/en-us/graph/graph-explorer
まずは Get メソッドでデータを取ってみましょう。
うまく動かないときは Modify permissions タブから PeopleSettings.ReadWrite.All を Consent しておきましょう。

IsEnabledInOrganization の値が false になっているため、動作はしない状態ですね。これが初期値になっているとのこと。
メソッドを PATCHにして動作させると更新を書けることができます。
Patch の場合は Request body に値を入れる必要があるので対応していきましょう。
以下をコピーしてあげると値を有効化できます。
{
"@odata.type": "#microsoft.graph.namePronunciationSettings",
"isEnabledInOrganization": true
}

成功すれば下の Response preview との間に OK と表示されるはずです。
3秒近くかかっていますね。意外と時間のかかる更新だったようです。
再度 Get メソッドで値を確認してみると true となり、うまく動作しているようです。

実際に使えるようになるのは 2025 年 4 月末頃のようなので、今のうちに設定を行っていくことをお薦めします!
音楽:Dance of Curse