皆さんは Microsoft Excel のデータを自動で変換するというような対応を行った経験はありますか?
この分野で自動化といえば VBA という言語を使ったプログラムやマクロの作成が有名ですが、 Web 版の Excel で利用できなかったこともあり、 javascript ベースの Office スクリプトを利用した自動化を行っていたケースがあったのではないでしょうか。
Office スクリプトを使った自動化はわかりやすいので利用していた方も多いかと思いますが、特定のセルに計算式を差し込むというようなセルの操作はやりやすいのですが、セル内のデータを変換していくという点においてはあまり得意ではない機能でした。

そういったこともあり、 Excel では Python 言語を利用したセルデータの操作が提供されることになりました。
2024 年にインサイダー提供されたばかりかつ、クラウドのリソースを使ったサーバー型の計算機能なので Microsoft 365 Apps を利用している場合にのみ使えるようになっていたのです。
以下は Microsoft 365 Apps の画面ですが、数式リボンに Python が用意されていることが分かります。

この Python も Microsoft 365 Apps でのみ利用でき、 Web 版の Excel では使えないという状況だったのですが、なんと 2025 年 1 月からは Web 版でも Apps 版と同じように利用できることが決まったようです。
いまはまだ Web 版に表示はされないのですが、同じ位置に差し込まれるとのこと。

Web 版で使えるとなると Python を使うための基盤としての活用も視野に入ってきますよね。動作自体はユーザーが対面しているタイミングのみになるのかと思いますが、自動化ができるようになればかなりの夢が広がる機能に思えます。
Power Automate との連携ができることを祈りながら 1 月のサービス開始を待ちたいですね!
音楽:Dance of Curse