2024 年に Outlook は Outlook (new) として、 Outlook on the Web と Outlook アプリを統合して管理する方向に舵を切ったのですが、今まで Web 版の Outlook を無効としていたケースにおいては、 Outlook (new) のアプリの利用に支障があったようで、利用できないという問題が発生していたようです。
これを何とかするために 2025 年 1 月に Outlook on the Web と Outlook (new) を分離するための設定が追加されることになりました。
今までは Exchange 管理センターにあるユーザーのメールボックスから「メール アプリの設定の管理」より Outlook on the Web の無効化設定が出来たんですよね。

この画面のつくりが変わってくるということになるのかと思います。

現時点ではまだ設定は有効化されていない様なのですが、以下の Learn によるとまずは PowerShell で無効化設定が出来るようになるという感じですね。
設定は以下のコマンドレットで実施する形になっています。
Set-CASMailbox -Identity UPN -OneWinNativeOutlookEnabled
既定は true なので Outlook (new) が使える状態なのですが、無効化したい場合は $false
を付けて設定してあげましょう。
ちなみに今の設定を見るには以下のコマンドレットですね。
Get-CASMailbox -Identity UPN | Format-List Name,OneWinNativeOutlookEnabled

このコマンドレット群を利用する場合は ExchangeOnlineManagement のモジュールが入っている必要があります。まだ導入していない場合は Install を、導入済みの場合は Update を行ってから PowerShell を再起動しましょう。
Install-Module -Name ExchangeOnlineManagement
Update-Module -Name ExchangeOnlineManagement
実際 Outlook (new) のアプリを活用したい場合はあまり利用することはないと思いますが、管理の上では無効化したいこともあると思います。
こういった方法は早めに覚えておくとよいですね。
音楽:Hamduche