
中華スマホ大好きなこのブログですが、2か月ほど前に日本メーカー(Lenovoの完全子会社です。)のFCNTの発表したarrows alphaというものが凄い気になるという記事を書いた。
その後無事発売されたので購入してみました。
前評判通りBLUができたので環境移してメインで少々使ってみたのでその感想も含めてレビューしていきます。
購入場所 価格 配達までの時間
今回購入したのはMVNOであるiijmioです。MNPで購入することで定価の84800円から大きく値引きされて49,800円でした。
購入から本人確認に1日、土日を挟んで月曜日に発送されました。

開封


紙感のあるパッケージ。封印シールからMotoっぽい(先入観)

開けると本体がいきなり出てくるパターン

付属品は
- 本体
- 90W対応充電器
- USB CtoCケーブル
- 説明書
となっている。充電器付属がありがたい

デザインはめちゃめちゃMotorolaっぽいがFCNT合同会社でPSE取っているらしい。
プロトコルは画像の通り


Xiaomiやrealmeに慣れすぎてCtoCの充電器がめずらしい…

保証書にIMEIのシールを貼り付ける欄があり頭いいなーと思った。
本体を見る


前情報からわかってはいたが、上下のベゼルはやはり太めです。
裏面はシンプルなデザイン。材質はよくわからない(ほんとに)。非常にさらさらしていて指紋が全く付かない。

カメラデザインは自律神経センサーが特徴的だ

カメラバンプはかなり薄い

(画面側から見て)右側面に電源ボタン、音量ボタン。We初代では電源が上音量が下というPixel配置だったが逆になっていて操作しやすい。
Motorolaのように上すぎる位置にもついていなく良い印象です。
電源ボタン兼指紋認証センサーです。

左側面にはアクションキーがあります。AI等起動できます※後述

上側面にはマイク穴のみ。

下側面にはスピーカー、USBポート、マイク、SIMトレーがある。
USBポートは高性能なUSB3.1 Gen2で最大10Gbpsで高速。DPAltモードにも対応している。


表にSIM、裏面にmicroSDカードが入るようになっています。物理デュアルSIM構成は不可です。
SIMトレーはピンを使わなくても取り外せる・・・はずだがめちゃめちゃ固く普通に爪が負けます。固いうちはピック等薄い板で取り外すのが良いです。

側面フレームは金属製でヘアライン仕上げになっており普通に高級感がある。触り心地も良い感じです。

ハイエンド感がある。
ただし金属は打痕が非常に目立つのでケースを付けることをおすすめします。

ディスプレイ面にはフィルムが貼ってなく素のままでした。

絶妙にラウンドエッジしており「ガラスフィルムが浮く」という声をそこそこ見たが、自分が購入したものは片側だけ微妙に浮く感じでそこまで目立たなかった。

他の機種とサイズ感を比較してみます。
6.67インチのRedmi Note 13 Pro 5Gです。


POCO F7です。かなりサイズ感が違いますね。


ベゼルを比較してもやはりarrowsの太さが目立ちますね。
Galaxy S24です。横幅はほとんど同じですが、全長はarrowsの方が長いですね。
OS ソフトウェア面



プリインストールアプリはまあまあシンプル。サードパーティ製はPerplexityとかCopilotくらいかな?
ソニーのニュースアプリを超久しぶりに見て懐かしく思った


タスク画面に「すべてクリア」ボタンが合って良いですね
通知画面は完全にAOSPでした。タイル少ないし輝度調整バーないし使いづらい





クイック設定パネルは結構豊富


設定アプリはMotorolaっぽさがある。








バッテリー設定も豊富で常時バイパス給電や充電制御(ただし80%固定)が可能。


認証系は指紋、顔認証が使用可能。指紋認証は全指が登録可能という また指に対応したアプリを設定することでその指で開錠した場合にアプリを直接開くことができる。


ロック画面は一般的なAndroidだが、通知がアイコンしか表示されず内容を確認するにはタップして開く必要があり不便です。ロック画面設定にはそういう設定が無いのでOS側の対応が必要です。
ショートカットを左右それぞれ変更可能なのは良いです。




ディスプレイ設定は普通だが、フォントを変更可能。追加方法は知りません
カラーバランスを変えることができます。
リフレッシュレートは完全に固定というものは選べないっぽいです。



アクションキーはデジタルアシスタント、Googleレンズ、Arrows AI、アプリ起動 に割り当てが変更できます。アプリは任意のどのアプリも開けます。


音関係は設定アプリはAOSPとほぼ変わりませんでした。しかしMotorola譲りのDolbyAtmosアプリが使えます。スピーカーでもイコライザを変更可能です。
イヤホンごとに設定を保存することもできます。

対応コーデックです


ゲームモード関連です。
ここでオンにしたアプリは多分144Hz動作が可能になります。ジェスチャーや通知を抑止する関連機能だけで性能ブースト関係はしなさそう
他 画面出力時にデスクトップモード使用可能です。motorolaそのもののSmartConnectです。
MTK engineer modeは起動できません
カメラ


Motorolaのものと同じUIというかアプリです。


撮影アシスタントにグリッドや水準器があります。
デフォルトで35mmに設定する項目は流石に無かったです。


透かし設定が結構細かくカスタムできます。フッター付けるやつとか
シャッター音はオフにはできず、結構爆音です。
作例


デフォルトだとそこまで盛らないかんじっぽいです。食べ物はフィルターでナチュラルを設定すると良い感じです。




ちょっとフレア出すぎかもしれない


死ぬほど暗いですが結構耐えてる印象です


全体的に今までのarrowsとは一線を画す良さです。
でも1インチには勝てない流石に
ベンチマーク
Antutu V10


ちょっと低い感じになった。



連続計測した場合約95万点まで下がってしまった。
しかしベンチマークしてるときだけやたら発熱する印象です。
Geekbench v6




マルチスコア900も差があるのでブーストはされていますね。


リネーム版のExtremeストレステストです。3ループ目の2000点辺りでキープされています。発熱は40℃を越えない感じですね。バッテリーは7%しか減っておらずかなり電池持ちはよさそうです。


直後に計測した標準版のスコアです。ブーストの影響か発熱状態でも高い点数が出ました。
PCmark


標準版ではMotorolaでよく見るクロック上限貼りつきブーストが見られました。
普段使いには全く問題ないスコアです。
CPDT benchmark

LPDDR5X+UFS4.1なので非常に高速です。
実際に使用した感想
Rootが取れるのでメイン機から環境を移してメイン機として1週間程度使ってみました。
ディスプレイ
ディスプレイ自体は輝度も明るく、リフレッシュレート制御もなめらかで普通に良い感じですがタッチ感度がなんか変です。

このアプリを使うと理屈は全く不明ですが多少改善しました。

タッチサンプルレート低くね?と感じた
スピーカー
そこまで良くないです。
アナログ変換のイヤホンアダプタが使えました。USB3は非対応機種が多いが嬉しい誤算だ
パフォーマンス
ベンチマーク時はフレーム部分が持てない位熱くなるが、ブルアカ等一般的ゲームでは制御されるのか別にそんなに熱くならず普通に使えます。
物理指紋センサーは普通です。角度によっては失敗することも普通にありました。画面内に慣れきったので画面押し込むことが多々…。認証速度は普通に早く良い感じです。日本メーカーのものはワンテンポ遅れる印象があるがそんなことは無かった。
OS面
AOSP系です。Motorola要素はそこまで感じません
標準ホームランチャーの操作性、カスタマイズ性があまりにもクソいので5億年ぶりにサードパーティランチャーを入れました…(MIUIと違ってちゃんとジェスチャー動作します)。今時グリッド数も選べないなんて
複数のオーディオソース再生非対応、フラッシュライトの電源ボタンで消灯等、HyperOS等カスタムUIでいいと感じている部分がほぼ無いのでそれに慣れてる人はやはり物足りない感じがあります。
スクリーンショット撮影時に編集するアプリがGoogleフォトアプリとなっておりリサイズやモザイクを入れるとコピーを保存となり増えていくのが若干厄介。
カメラキー2度押しでカメラ起動が素直に使えるのが良いです。アクションキーにも割り当て可能でロック解除無しで起動できるのも良いです。
Exlider、FASTメモ、ATOK等富士通独自のアプリはことごとく自分には合いませんでした(笑)
Exliderは感度が微妙で普通にスワイプで良い。FASTメモはロック画面に被って邪魔です。ATOKは英語入力切り替えが柔軟でない*1のでGboardに変更といった感じです。



FASTメモ:右上歯車 FASTメモの起動→使用しない
ATOK:設定→システム→キーボード→Gboardオンにした後ATOKをオフ
Exlider:クイック設定のExliderをオフ
持ちやすさ
幅がそこそこ細いので持ちやすいです。重量は188gですがそこまで軽いとは感じませんでした。
片手操作はまあまあきついサイズだと思います。
電池持ち
これはマジでめちゃくちゃ持ちます。冗談抜きでXiaomi 14 Ultraの倍は持ってます。Dimensity8300はそこまで良い印象は無かったがうまく制御されていると思います。それでいて通知が遅れるとかも無く普通に来ます。

休憩時間(1時間+20分くらい)、帰宅、ずーっとDiscordやXを弄りまくっていたが12%しか減っていない。
5000mAhとは思えない良さだ
まとめ

いい
- 圧倒的な電池持ちの良さ
- バイパス充電可能、様々なPD充電対応
- SoCの割に発熱が少ない
- LPDDR5X 12GB RAM + UFS4.1 512GBストレージ + USB3.1 Gen2
- MicroSD 耐衝撃 IP69 おサイフケータイ対応
- Bootloader Unlock可能 初期ROMの入手しやすさ
- MNPの場合のコスパの良さ
- n79対応
わるい
- タッチ感度がクセあり
- 標準ホームアプリの出来
- AOSPでカスタマイズ性が低い
- 定価が高い(84800円)
- シャッター音がでかい
- Fujitsu独自アプリが(自分に)合わない
- 良くも悪くも無いカメラ
電池持ちが良すぎて不満点が吹っ飛びます。持ちが悪い機種から乗り換えの場合は感動しますよ
ミドルハイと言ってもAntutu120万クラスなので大抵のゲームは動作しますし設定落とせば重量級ゲームでも快適です。普段の動作ももちろん問題ないです。
定価はちょっと高いですがMNPやポイント還元を駆使すれば安く買うことができるッぽいので頑張ってください。
普通におすすめできます。
adbで不要アプリを消す
adb shell pm uninstall --user 0 com.fujitsu.mobile_phone.Recommend #オススメ機能
adb shell pm uninstall --user 0 com.fujitsu.mobile_phone.Araikata #洗い方説明
adb shell pm uninstall --user 0 com.fujitsu.mobile_phone.exlidertutorial #Exlider説明(ホーム画面の説明アプリのみ消えます)
adb shell pm uninstall --user 0 com.fujitsu.mobile_phone.fastmemo #Fastメモ
adb shell pm uninstall --user 0 com.fcnt.mobile_phone.rakurakucommunity #らくらくコミュニティ
adb shell pm uninstall --user 0 com.fcnt.mobile_phone.lamembers #arrowsポータル
adb shell pm uninstall --user 0 com.fujitsu.mobile_phone.healthcare #ララしあコネクト
オススメ機能は不要な通知を出してくるのに通知オフにすることも無効化もアンインストールもできないので削除推奨。
他は好きにどうぞ
自動回転オフ時に出てくる回転ボタンを消す
adb shell settings put secure show_rotation_suggestions 0
改造関連

Bootloaderの仕様がMotorolaと同一になっているのでそれと全く同じ手順でBLUできます。
Software Fix(旧RSA)でIMEIを入れるとこの機種の救助パッケージもDLできますのでわざわざDSU経由せずinit_bootも簡単に入手できます。
保証が吹き飛ぶ/不可逆/過去BLUされているかわかるのが難点ですが、改造目当てで買うのも普通におすすめです。
