以下の内容はhttps://mishimashikahika.hatenablog.com/entry/2026/02/06/002653より取得しました。


【ロシア編】アンナ・カレーニナ(モスクワオペレッタ劇場)

2026年1月23日」(金)19:00公演

モスクワオペレッタ劇場

アンナ・カレーニナ

お世話になっております。

三島でございます。

 

引き続きロシア編です。サプサン号に乗りモスクワへ到着。駅からホテルまでの道路混雑が半端なく時間かかりすぎて焦りました。いや、混雑自体はいつも通りなのですがそのことを忘れていました。荷物が大きくなければ歩けるのにと思いながらキラキラの街中を眺めていました。モスクワ中心部はキラキラという言葉では足りないくらいキラキラしておりました。どこを通っても輝いており写真を撮りきれませんでした。

キラキラ感を伝えたいのに写真が下手で伝わらないの図。

 

今回は『アンナ・カレーニナ』の観劇です。何度も訪れているモスクワオペレッタ劇場ですが『モンテ・クリスト』以外の作品を見るのは初めてです。

 

それでは感想です。

(以下敬称略。)

 

概要

ミュージカル『アンナ・カレーニナ』はモスクワオペレッタ劇場発のミュージカルで2016年に初演を行っております。『モンテ・クリスト』『オルロフ伯爵』『アンナ・カレーニナ』の三作品の上演数が多く、中でも『アンナ・カレーニナ』が一番新しく一番推されている作品です。

 

『モンテ・クリスト』は劇場初のオリジナルミュージカルですが衣装も少なく舞台セットも簡易です。そこに安っぽさやや寂しさを感じたことは全くないのですが『アンナ・カレーニナ』はその後の劇場の成功をみせるように衣装が増え舞台装置も増えコーラスが生歌になりました。演奏は録音とオーケストラの合わせ技です。スケーター(フィギア)も登場します。

 

名前の通りトルストイの小説を原作としたミュージカルで休憩込みの約3時間の間にアンナとヴロンスキーの出会いからアンナの死まで描きます。キティやスティヴァも存在感がありキティチームとアンナチームの二組を対比させているところの見せ方もお上手です。スティヴァはいつも楽しそうです。ロシアの名だたる作家の作品をロシアの劇場が面白さを損なわず、しかしミュージカルとしてのテンポ感と見栄えを大事にすることに成功した作品となっております。

 

初めてみた衝撃を再び

『モンテ・クリスト』を初めてみたときにロシアのミュージカルのレベルの高さに衝撃を受けふらふらしながら宿に戻ったのを覚えています。『アンナ・カレーニナ』はDVDを持っているので曲も内容も展開もわかってはおりましたが改めて劇場で見ることにより初めて見たときの衝撃を味わうことができました。

 

映像だと視覚が限定されてしまい別の場所で何が起きているのかわかりません。何度見ても同じ回の繰り返しでありDVDを出してくれたことには感謝しておりますが劇場に行けない気持ちとぶつかっておりました。劇場で見ると目の前に世界があるしどこ見てもいいし音にも臨場感があり色々なことを肌で感じることができて嬉しい。

 

映像を見ている分には思わなかったのですが劇場で見ると場面の繋ぎ方が上手だと気づきました。場面転換を音楽で華麗に切り替えるというか曲の導入よる前場面とのメリハリがいいんですよ。いきなり入ってくる曲ではその出だしの一瞬で惹きつけられるし、じわじわと前奏で切り替えていくときは歌の出だしまでにテンションを上げてくれる。特にアンナが歌う「自由と幸せ」はアンナの飛び出す意思を伝えてくるように始まる。1幕終はお芝居のテンポ感が早め(内容としてはアンナとヴロンスキーの出会いからアンナ脱走まで)なので高速アトラクションのように駆け抜けますが問題なくついていけました。

 

キャストの感想

モスクワオペレッタ劇場お馴染みの俳優が出てくるということは誰が出てきても安心なので事前に配役を確認しなかった。

 

ヴロンスキーはドミトリー・エルマーク。いつも通りお歌が上手です。エルマークのヴロンスキーはとても挑発的でアレクセイ・カレーニン(アンナ夫)と合う場面では一発触発にならないか心配になりましたしアンナもかなり焦っているように見えた。アンナがカレーニンに言う「疲れたから帰ろう。」の台詞にはとにかく立ち去りたい意思があった。1幕最後にアンナが自分のところにきたことに対して全身で喜んでいるような言い換えると何も考えていないような危うさがありました。ヴロンスキーの出番は思ったより少ないです。エルマークは常に輝いておりヴロンスキーが主役だったっけと考えてしまうし余計に出番が少ないように感じる。

 

車掌さんかつ劇場スタッフかつパーティーの司会者であるストーリーテラー(進行役:役名はРаспорядитель)がいることがこのミュージカルの最大の魅力です。1曲目の出来が本当に素晴らしい。ミュージカルが始まるぞ!というプロローグに相応しい勢いはあるが役の存在自体は怪しげ。話が進むとアンナを死に導く死神にも見えてくる。最初から得体の知れない怪しさを醸し出すのは正解である。紗幕が降りた状態で歌われるのは惜しいので上げてください。

 

ヴロンスカヤ伯爵夫人役のアンナ・グチェンコワもいつも通りお歌が上手。高音が強い。他同キャストと違う楽譜なのか高音がよく出てくるメロディに変わっている。柔らかな中音域と軽い高音はいつも綺麗。優しさが出てしまってアンナを責めきれてないように見えるところが人間っぽい。

 

アンナはエカテリーナ・グーセヴァです。ヴァレリーヤ・ランスカヤにも会いたかった。グーセヴァはこの日はちょっと音程が悪目で声が掠れることあった。1幕の最後の方は曲のおさまりが悪い感じで終わってしまい少し残念。しかし2幕からは調子を上げ安定してきました。歌に関してはもっと勢いよく歌ってほしいと思うところが多々ありましたが演技力は素晴らしい。強く凛としているけれど何処かで間違ったら崩壊していくような脆さも感じた。

 

ダリア・ヤンヴァリナにも再び会えた。昨年6月の上海のコンサートぶりですがモスクワオペレッタ劇場でお見かけするのは久しぶりな気がします。ヤンヴァリナのキティはみんなから愛される様子が一段と強くニコニコ楽しいそうにスケートをしている姿はこちらも幸せになる。この笑顔を奪ったヴロンスキーは反省してください。輝くパーティー場面も良いですが華やかな街を離れて生活している姿(2幕)もあっていて改めて素敵な女優さんなのだと気づいた。キティがアンナを見て「綺麗な人」と呟くところは純粋に言葉のままにとらえることに違和感がないくらいに純粋です。

 

中途半端だけれどざっと感想です。

日曜日も観劇したので日曜日分の感想で比較しながら付け足してかけたらいいな。




以上の内容はhttps://mishimashikahika.hatenablog.com/entry/2026/02/06/002653より取得しました。
このページはhttp://font.textar.tv/のウェブフォントを使用してます

不具合報告/要望等はこちらへお願いします。
モバイルやる夫Viewer Ver0.14