新国立劇場2026/2027シーズンのご予定
お世話になっております。
三島でございます。
本ブログの課題をチャットGPTさんに教えてもらった結果の一つに「更新が少ない」とありましたので今年は感想を中心に少し世界を広げて更新していけたらなと思っています。更新回数を上げればいいわけでもないとも言われました。
先日発表された新国立劇場オペラ部門の来シーズンの感想を書いていきます。確認したのは新国立劇場ホームページ掲載の『オペララインアップ説明会資料』です。気になった部分だけ書きます。
(以下敬称略。)
中村恵理引き続き起用
芸術監督大野和士(通称和士くん)には色々思うところはありますが、中村恵理をたくさん起用してくれるところは推せます。来シーズンも聞けることが
来シーズンは『道化師』のネッダ役でご登場です。表現力はヴェリズモに対応できますがお持ちの声のことを考えると悩ましい部分もある。まだ始まってないけれどジルダ(『リゴレット』)が良い。劇的に振り切りすぎて本来の声の良さがわかりにくくなりそう。ちょっと違うって思われても自分の声を維持したまま歌っていただきたい。
砂田愛梨本役で起用
『ファルスタッフ』のナンネッタ役に砂田を起用したのもとても素敵です。2025年の『ジャンニ・スキッキ』のラウレッタ役の代役にて素晴らしい歌声を披露してくれたのが記憶に残っております。作品は違えど今度は本役起用にて聞けるのが嬉しい。
歌は間違いなく(調子が悪くない限りは)素晴らしいものになる。不純物の少ない声を美しく響かせることができるから安心。この技量に作品に準じたお芝居面の力合わせってくることを期待。
リヒャルト・シュトラウスは2作品
今シーズンはリヒャルト・シュトラウスはお休みでしたが、来シーズンは2作品ラインアップされました。
『サロメ』こそ新制作でお願いしたかった。しかも公演したばかりで感覚が短いような。特別優れている演出でもないし新鮮味もないしなぜ?
上演自体はなぞですが、ナラボート役に濱松孝行が起用されているところは素敵です。シーズンを重ねるにつれ研修所出身者起用が増えている!?調べてないからわからないけれど体感はそんな感じです。
濱松のナラボートはおそらく良いですよー。まだ聞いてないけれど良いですよー。イタリアンナラボートにならないことがわかっているのでそれがよろしい。早々にお亡くなりになるとはいえイタリア風が来ると「違くね?」ってなっちゃうのでね。
『ばらの騎士』に関しては、まず私はジョナサン・ミラーの演出が大好きですのでそろそろ劇場で見たいなと思っていたのです。とにかくうれしい。終盤のカンカンとゾフィーを残して舞台後方に伸びる廊下を歩いていくところが本当に好き。客席に背を向けて歩いていく姿の美しさ。表情が見えないからこその余白。素晴らしい演出です。
気になるのはカンカンに脇園彩が起用されているところ。どうなりますかね。脇園の歌声を劇場で聞いたことがないので今想像で書くことは控えます。もちろん映像や録音は聞いたことありますが生歌とは別物だと考える派なので。ロッシーニ歌いにリヒャルト・シュトラウス作品が歌えるのか。
『サロメ』のナラボート役の濱松がテノール歌手役でも登場。納得の配役すぎて踊れる。
エフゲニーさん
「ロシアオペラやらなきゃ!今回もとりあえずオネーギンで良いか!」と声が聞こえてきそうな『エフゲニー・オネーギン』の再演。2つ新制作があるなら1つくらいロシアオペラを新しく作ってもいいのでは。てか新国ボリス君(『ボリス・ゴドゥノフ』)やろうよ。今なら以前より割り切って観劇できるから。
とはいえ(?)再演時はブラッシュアップされとても良くなっていたのでさらに良いものになることを期待します。トリケがタチヤーナの名前を覚えますように。トリケが静かになりますように。トリケが泣きませんように。泣くっていうか鳴くなんだよな。
オール日本人
『フィガロの結婚』は全役日本人歌手での上演です。基礎能力が試される難しい作品ではありますが粛々と勤勉に学んできた学ぶ力の強い日本人の素晴らしさが活きますよ!
しかし新国の演出が日本人向けではない気がしてしまう。お洒落なんだけれどね。ビジュアル面はまぁお化粧次第かな。
最後に
ルチアーノ・ガンチは来シーズンも来てくれるのか。日本が気に入ったのか。
全演目観劇に行きそうな予感です。