今年の感想今年のうちに!
お世話になっております。
三島でございます。
年末です。大晦日です。
暖かくて12月感がない。ですので今年が終わる感覚もない。つまり新年が始まる感覚もない。暦に影響を受けずに生きていたい人なので嬉しい。
2025年に行った公演で感想を書き始めたが結局放置してしまったものがある。年内に記憶の限りで書き切ります。
それではいってみよー。
(以下敬称略。)
2025年9月21日(日)13:30公演
すみだトリフォニーホール 小ホール
二期会ロシア歌曲研究会
第27回定期演奏会 創立30周年記念コンサート

(写真それ?)
二期会ロシア歌曲研究会に行って参りました。強制的にロシア語とロシア歌曲を摂取するお時間まじ大事です。
会場は音楽の街墨田区にあるトリフォニーホールの小ホールです。久しぶりに入りました。地下にあるからなのかロビーは電波遮断されてないはずなのに電波が入らなくて笑える(笑えない)。ホール自体は響きが綺麗で好きです。
まとめて聞くことができない曲たちを聞くことができただけでも有意義な演奏会だった。チケットがまあまあいいお値段だからか客入りが少なかったのが残念。上野で3000円くらいだったらもう少し客入りあっただろうか。
ロシア語の発音が前に出てきており、ゴニョゴニョすることがない聞き取りやすい人が多かった。カタカナ発音か聞き取れない発音かのどちらかになりそうな気がしていたがそんなことはなく団体として発音にも力を入れていることがわかった。
しかし丁寧な発音をしつつもみなさん似たようなところが日本語っぽくなることに気づいた。と同時に自分の話すロシア語もこれくらいの発音なのだろうと気づいた。聞き取ってくれる人に感謝しなければ。一番気になったのは”люблю”の発音です。よく出てくるので。これが「りゅ・ぶ・りゅ」と独立しすぎてしまう。でもそれはлの発音に気を使っている証拠でもある。
発音や発声技術の問題はあるけれどみなさんが真面目に歌っていることがよくわかった。斜に構えて生きている人間からすると真面目に向かい合っている人を見ると泣いちゃうので(?)。メジャーなイタリア歌曲や歌いがいのあるドイツ歌曲、最高に美しいフランス歌曲を置いておいてロシア歌曲に集中する時間と披露する機会があるのが素敵ですね。
2025年11月3日(月・祝)14:00公演
東京文化会館 大ホール

宝塚月組公演観劇の翌日にバレエを見に行きました。秋山瑛と生方隆之介のお二人が踊った日です。この公演はふわふわとした全体的な感想しかないので100文字くらいで終わりそうです。
4月の『眠れるの森の美女』、5月の『ジゼル』と好印象だった東京バレエ団の公演なので『ラ・シルフィード』も楽しみにしていたのですが満足度が低かった。話の中身がそこまでなく作品自体の先導力が低いのでその分踊りの技術力やダンサーの舞台の使い方や配置の仕方などバレエ団の力が試される部分に注目しなければならないのですがその結果わかったことは普通に踊ると普通ということです。
1幕は衣装は可愛くて素敵ですが全体として見ると柄がうるさくなっている印象を受けた。その上踊り方も緩く賑やかな雰囲気は良いのですがどこを見てほしいのかどんな踊りなのかがわかりにくい。シルフィードがいるときいないときの対比もあまり綺麗ではなく照明の明暗に疲れてしまった。
2幕も同じく妖精さんたちの踊りは美しかったがどこをどう踊っているのかわからない。過去2公演で好印象だった生方は演技力はまだまだ習得中なのか話を展開させていく力がないように見えた。足の出し方やジャンプはもちろん美しいが主役を務める回数と共に演技力や表現力を向上させてほしい。
シルフィード役の秋山の可憐さと妖精さん具合は素晴らしく技術的にも良かったのですがそれだけでは満足できなかった。作品本来の音楽の力や振付の力でその日の技量をカバーできることはバレエでも(オペラでも)あるということですね。良い勉強になった。
2025年11月13日(木)15:00公演
Hakuju Hall
第182回 リクライニング・コンサート
宮地江奈&三原有紀

Hakuju Hallはリクライニングシートを導入しておりリクライニングでリラックスしながら音楽を楽しもうという会(?)だそうです。私は着席後すぐにリクライニングを普通の位置に戻しました。リクライニングコンサートとは?
オペラアリアあり日本歌曲ありミュージカルありと1時間弱のコンサートでしたが充実した中身でした。
宮地のような若い歌手の演奏を聞くと本人の技術力と共にどのような教育を受けてきたが見えてきます。この日一番感じたことは中音域の音程の甘さです。おそらく、高音域を鍛えることに集中し中音域の美しさや安定は二の次にするような環境があったのではないかなと推測。
宮地はコロラトゥーラさんのようですので高音域にステイして歌いまくることができるのならそちらを伸ばすことに専念するのは間違いではない。実際に高音が安定して響くことはよくわかりました。
もちろん宮地だけの話ではなくほとんどの教育現場がそうであり若い頃は勝手に飛ぶ高音をさらに鍛えていきましょうということが多いと思います。そしてそのまま大きくなり中音域スカスカな主演が誕生します。なのでそうならないように今後のトレーニングで中音域にも気を使ってほしい。中音域はこれから鍛えていけば間に合うのでしょうが流石に気になってしまうは回避してほしいです。
超絶短い3つの公演の感想でした。