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東京【宝塚】ガイズアンドドールズ(月組)

2025年10月5日(日)11:00公演

東京宝塚劇場

宝塚歌劇 月組公演

ガイズアンドドールズ

お世話になっております。

三島でございます。

 

この日は東京宝塚劇場へ行って参りました。

8月に本拠地・宝塚で見た『ガイズアンドドールズ』を再び観劇です。

 

宝塚観劇を再開(?)し四半期に一回見れたらいいなと思っておりましたが既に今年4回目の観劇です。順調。ありがたい限りです。おそらく『ガイズアンドドールズ』で今年の観劇は終わりなので心して観劇します。そして鳳月杏さん退団後(まだ未定)の宝塚に興味を示すのか謎ですのでそれまでの一回一回は刻みます。

 

それでは感想いってみよー。

(以下敬称略。)

 

 

アデレイドちゃん

宝塚大劇場観劇でのアデレイドは彩みちるでしたが今回は彩海せらということで役替りを両方見ることができました。

 

超個人的な好みですが私は彩海派です。

 

お歌はどちらも同じくらいのレベルで特別下手ではないけれど特筆するほどでもない。お芝居は圧倒的に彩がお上手です。芸達者で大きく分かりやすくお芝居をすることができる。見ていてアデレイドのキャラクターの描き方が彩アデレイドの方が掴みやすい。なので完成度的にみれば彩が上なのです。が、なぜ彩海の方が好みかというと彩海の方がキャラクターが物語に溶け込んでいる。ネイサンの横にいたりホットボックスで踊っているのがしっくりくるのが彩海アデレイド。

 

彩の「私を見て!」感は舞台上に立つ人としては素晴らしいし必要なことなのですが、声のキンキン具合と相まって物語全体の流れを堰き止めているように感じた。前回までの演出なら彩アデレイドの方が映えたと思いますが出番も台詞も増えたことにより拗さが発生してしまったように感じる。

 

彩海アデレイドは可愛いけれどどこかお淑やかさを感じる。ずっとキャンキャンしているのではなくホットボックスの場面やその他歌の場面は熱量高く客席を惹きつけるけれどネイサンとの会話の部分はネイサンと温度感が同じくらいで何を言っているかや心境などを落ち着いて察することができる。宥めるネイサンと会話するネイサンの違いみたいな。なので落ち着いてみれる彩海が好みです。っていう話です。

 

みんな違ってみんな良いのだけど。

 

数ある娘役の一つのお役くらいになっており映像で見ていたアデレイドちゃんの異質さ(もちろん良い意味で)がないのが残念。映像だからそう見えていたのか(カメラワーク大事!)、上で書いたように出番が増えたから面白さが薄れたか。

 

信頼と実績ある

ネイthンソングの「信頼と実績あるー」の振り付けめっちゃ可愛いですよね。この歌の導入部分でギャンブラーたちが順番に曲に入ってくるところがthe宝塚って感じの振付で見ていて楽しい。宝塚に宝塚を求めるのが楽しい。

 

ナイスリーナイスリーの2幕のお歌がめっちゃ上手になってた。礼華はる!めっちゃ成長!嬉しい!!!人の成長嬉しい!!!

 

宝塚大劇場観劇時は頑張っていることをよく伝わってきたけれど音程もフレーズの流れも不安定で一生懸命歌う礼華を応援しながら聞いていたのですが、東京では謎のカデンツァ的部分以外は普通に聞けるようになっている。

 

1幕の第一声の乗り方が大劇場とは違くてめっちゃ伸びやかに歌っていたので期待していたところにちゃんとこたえてくれました。伸びやかに歌うけれどキャラクターを忘れずにちょっと弾むような歌い方が良い。後は「いいいいいいいい」のところ頑張って!

 

礼華は漢字の通り華があるなあと思います。鳳月を見に行っているのでなるべく鳳月に集中したいのですが気になって追いかけてしまうのが礼華。身長が高い生徒さんが気になる傾向にある人間なので特に。ナイスリーナイスリーは表情豊かで面白いし、いつもたくさん食べているしよくおしゃべりしているしで気になることが多い。

 

ネイサンの風間柚乃は彩海アデレイド相手だと落ち着いているなあと。彩アデレイドがスーパーかまってちゃんに見えるのでそうではない彩海アデレイドとは対等に接しているような仕上がりに見えた。風間は既に完成度高くいつでもトップになれそうだけれど、だからこそのびのび2番手時代を楽しんでほしいと思う。

 

サラの天紫珠李はちょっとだけ上手になったと思いたい。酔っ払って歌うところとアデレイドと歌うところ(2幕)はそんなに悪くないのにしっとり歌う必要があるところは声がずっと上擦っているのが気になる。

 

ベニーの衣装が可愛くなっていたしすごく目立つ。お得ですね。そういえば今の月組さんってお歌が際立って下手な人がいないですね。

 

遠征じゃないからこその

宝塚大劇場観劇時は初訪問というとで舞い上がっていましたが私の本拠地東京で見てみると結構だらだらしちゃうなあ、長いなあと思った。特に1幕。芝居のテンポ感が大事になってきますね。舞台上で多くの人がわちゃわちゃしているので退屈することはないのですがブロードウェイ・ミュージカルって台詞多いよねと思いながら観劇してました。

 

本日の鳳月杏

白い歯を見せてキザに笑う鳳月の顔マジで好き。

 

1幕の台詞の喋り方が早いのが相変わらず気になる。そんなものなのかな?歌うまでの台詞が長すぎて早く歌来てくれって思う。「イザヤ書」の発音が良くなっていた。ハバナでサラに振り回されているときの表情が面白くて余裕のスカイ・マスターソンが手を焼いているのが良い。客席からの登場では思ったよりゆっくりと客席を見ながら歩いており導線にいるお客様をほぼ落としていくスタイルだった。

 

2幕のLuck Be A Ladyは相変わらずカッコ良い。ここだけ800回くらいやってくれ。本当にお歌がお上手です。ありがとうございます。鳳月が先導している場面の安心感は半端なく触発されたように他のギャンブラーさんたちの声も厚く熱量も高い。無駄がない場面って最高だよね。宝塚大劇場で気になった「フェアじゃないことしなーい」の部分は変わっていなわけではないけれど終わりの処理が綺麗に(なんかディミヌエンド的な)なっており好みだった。嬉しい。

 

お歌が上手で声量がありダンディな役がハマるお顔と手足の長さと。鳳月さん無敵じゃね?この後の伝導所の場面でもそうだけれど周りが言っていることに対して表情でこたえるのが好きです。

 

そしてさすがトップスター様なので衣装が多い。フィナーレとか何回着替えるのよ。これぞ宝塚って感じで好きです。私はサラを追い回しているときの赤いシャツに黒のベストの衣装が好きです。

 

 

フィナーレで踊るときに手先と足先の力が綺麗に抜けておりこの脱力に凄まじい余裕を感じる。脱力してるけれど神経は行き届いているので先まで綺麗でも脱力。つまり器用。手足が長いからこそできる技です。ちなみに手足が短い人は下手に脱力するとただでさえ短いのが更に短く見えます。

 

こんなところでしょうか。

 

うっすいファンとしても鳳月がこうしてトップスターとして順調に輝いているのが嬉しい。でも見るたびにトップになったことへの不思議さ(異例就任すぎて)が浮かんできて毎回お披露目のような感情になる。いつもいつもおめでとうって思っているし言っている。

 

おめでとうございます!!!




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