2025年6月20日(金)19:30公演
ダイニングシアター(大寧剧院・上海)
ロシアンツインスターズ
ミュージカルコンサート

お世話になっております。
三島でございます。
ロシアのミュージカル俳優たちが上海でコンサートを行うと知り海を超えて行って参りました。チケットの購入が上手く行かず諦めていたのですが2週間前くらいに何故か購入完了までいくことができたのでめでたく海外遠征となりました。
中国に行く目的がロシアという安定の多国籍です。みんなで仲良くしよーね、ということでよろしいでしょうか。
初めてパスポート一つで海外渡航を致しました。ビザもビザじゃない事前申請もいらないのということはこんなにも準備することがないのかと半分不安になりながら無事入国し無事帰国致しました。「你好」と「謝謝」だけで乗り切った上海遠征です。
それでは感想いってみよー。
(以下敬称略)
モスクワオペレッタ劇場でお馴染みの
出演者はツインスターズの
アレクサンドル・カズミン
ヤロスラブ・バヤルナス
とゲスト枠の
ダリア・ヤンバーリナ
ダリア・ブルリューカロラ
の計4人。ちなみにロシア語カタカナ表記の信ぴょう性は低い。ブルリューカロラ以外はモスクワオペレッタ劇場のミュージカル『モンテ・クリスト』に出演しているので私の中ではお馴染みミュージカル俳優です。
曲目はこれです。
原語と邦題が入り混じっております。
1. 大聖堂の時代/『ノートルダム・ド・パリ』より(原語歌唱)
2. バンコク/『チェス』より
3. 茉莉花(中国のお歌・原語歌唱)
4.星から降る金/『モーツァルト!』より
5.闇が広がる/『エリザベート』より
6.Once upon a December/『アナスタシア』より
7. Дует Евдокии и Екатерины/『ピョートル1世』より *これは違うかもしれないし曲名でもない
8. S.O.S./『スターマニア』より(原語歌唱)
9.私が踊るとき/『エリザベート』より
10.影を逃れて/『モーツァルト!』より
11.Ария Иуды/『ジーザス・クライスト・スーパースター』より
12.Тайная вечеря/同上
13.Гефсиманский сад/同上
14.Веночек
15.Середина/『イカロス』より
16. Наше ли дело/『オルフェウス』より
17.Love is open door /『アナと雪の女王』より
18.Хрупкий рай /『オルフェウス』より
19.Те глаза/『最後の審判』より
20.Испытание огнём/同上
21.Изида под покрывалом/同上
22.Властелин ничего/同上
23. The Greatest Show/『グレイテスト・ショーマン』より
若干怪しいけれどおおよそはあっている。
事前に公表されていたものの違って笑った。『モンテ・クリスト』の楽曲も『デスノート』の楽曲も歌わなかった。ディズニーと海外ミュージカルを交えならもメインはロシア語でロシアでしか観れないであろうミュージカル楽曲の歌唱です。現地で観たことがないものばかりで良い機会になった。
1番嬉しかったのはカズミンが「バンコク」を歌ってくれたことですよ。ロシアでかなりかっこよくなったブロードウェイミュージカルミュージカルの公演でしたがコロナ禍で見に行くことが出来なかったのでなんとか1曲聴くことができてよかった。世界一かっこいい「マッサージサロン」の言い方が聞けました。満足です。
演奏は録音かと思っていましたがスリーピースバンドの生演奏と音源を重ねておりました。バンドサウンド楽しい。因みにギターの彼は大学を卒業したばかりだそう。見えない。
コミケみたい
劇場のダイニングシアター(大寧剧院)は最寄駅から徒歩15分とのことでしたがもうちょっと近い気がした。はかっておけばよかった。上海は地下鉄の利便性が高いし徒歩の部分も道が単純(一回だけ曲がる)だったので特に問題はなし。夜も普通に歩けました。
ロビーにピアノが置いてあったり西洋人のピアニストの演奏会の告知があったりとクラシック系の演奏会が頻繁に行われているご様子。ミュージカルの告知もありました。ホールの音響は体育館みたいであまり良いといえず。出演者の声に対応できないマイクとスピーカーが気になりました。バリバリしていた。
開演前はファンの方たちが自分で作った出演者のシールや絵などの交換会をしていたり無料で配っていたりしておりました。地面に座っている人が多かったのですが誰も何もって感じだったので当たり前なのでしょうか。適当にロビーで立っていたらシール配布の方が私にもくれてまじ優しい世界でした。ありがとうございます。
チケットは大麦というチケット販売アプリ(イープラス的な)にて購入しQRコードを取得したのですがそれでは入場できず会場にある専用の発券機で紙にして入場するシステム。最後は紙なことに笑う。結局紙から離れられないのよ。発券機の操作簡単でよかったですし何より会場に置いてあることがありがたい。私いつもファミリーマートとセブンイレブンを探している。そして中国人(推定)に発券について聞かれた。答えられて良かったわ。
コンサート後のサイン会や出待ちも熱狂的だった模様で(出演者インスタグラムより)想像以上にロシアのミュージカル俳優が愛されているんだなと思いました。1200席ほどがほぼ埋まっていることにまず驚きました。調べるとロシア産ミュージカルの中国版を上演しているようで。だから知っている人が多いのでしょう。今の時代ネットでいくらでも調べられるしな。
パフォーマンスは?
コンサート自体は手作り感満載で洗練されたものではなかったけれどロシア人俳優と中国人ファンのコミュニケーションの場としてはとても良いものだったと思う。ちなみにロシア人ぽい人は5人くらいいた。日本人はいたのかしら?
ヤンバーリナの『Once upon a December』が良かった。ロシア語でこの歌が聞けたことととヤンバーリナのディズニープリンセスのような可愛らしさがマッチしていたし相変わらず歌が上手です。ロシアの話なのでやはりロシア人がぶんどって歌うと説得力が出ますね。
ブルリューカロラとてもパワフルな歌声をお持ちでした。芯のある強い声で動き回っても全くぶれずマイクに息が当たらない。声が相当大きいのかなと思いながら聞いていましたが客席降りで横に来た際に声が小さくてびっくりしました。スピーカーの音量も影響もありますが出した声を100%マイクに当てて歌うことができるのだなと。驚きました。
カズミンもまた相変わらずお歌が上手でお顔が良いです。カズミンが元気にパフォーマンスしてくれてば基本的にOKですがちょいちょい音程外れてましたね。旅の疲れでしょうか。『Love is open door 』をヤンバーリナと歌ってくれてなんかしっくりきた。
バヤルナスはMCで一生懸命喋る一方パフォーマンスは落ち着いていた。声が細くボソボソなってしまったのは音響のせいでしょうか。オペレッタ劇場でしか聞いたことがなかったので色々歌えるのだなと印象を更新することができました。
英語?ロシア語?中国語?
カズミン以外英語はお得意でない様子でしたが翻訳アプリを使ってトークも頑張る。ロシア語で喋っても反応が返ってこないのが面白い。勝手にロシア語が公用語の空間になっていると思ってた。でも英語はみなさん(客席)お得意のようで反応良い。ロシア語から中国語にアプリで翻訳した文章を最前列の女の子に呼んでもらっておりましたが会場は爆笑。アプリが上手に翻訳できなかったのでしょう。私にはわからず。
休憩前は「休憩!」(ロシア語)と叫びながら引っ込み、最後は引っ込まずに続けてアンコールをこなし退場。何故か戻ってきて「写真!」(ロシア語)といって記念撮影。あっさり終了で面白かった。長々とカーテンコールやるのって珍しいのかな?
コンサート杭州でも行われこちらも大変盛り上がった様子(出演者インスタグラムより)。そしてすぐに帰国した御一行。忙しい人たちです。
以上です。
約三ヶ月ぶりのロシア語によるミュージカル(他言語でも歌っていたが)が聞けて嬉しかったし楽しかった。ロシアまで行かずとも聞ける機会をつくってくれたコンサート関係者に感謝です。
