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【バレエ】ジゼル(東京バレエ団2025)

2025年5月18日(日)14:00公演

東京文化会館大ホール

東京バレエ団

ジゼル

お世話になっております。

三島でございます。

 

この日は大好きなバレエ演目『ジゼル』を見に行ってまいりました。

www.nbs.or.jp

先日の東京バレエ団公演『眠れる森の美女』の観劇を終えた段階では予定しておらず行く気もありませんでしたが、チケット残ってましたので『眠れる森の美女』のゲストに永久メイをよんでくれたお礼を込めてチケット買いました。当日券を売っていた割には席は埋まっていたご様子。

 

『ジゼル』は上演時間約2時間です。良心的な時間で好きです。ファンタジーでありながらも浮世離れしすぎずそれなりに共感できる世界観なところも好きです。自称ジゼル大好き芸人なのでまたこの演目の上演に出会うことができて良かったです。

 

それでは感想いってみよー。

(以下敬称略。)

 

アルブレヒト

アルブレヒトは先日の『眠れる森の美女』3幕で青い鳥を踊った生方隆之介です。好印象だったので改めて見れる機会がこんなにすぐに訪れて嬉しい。

 

生方のアルブレヒトはとにかく若い。まだ少年真っ盛り(?)なご様子です。ジゼルに対する一つ一つの動きに新鮮さがある。遊びとか気の迷いではなく純粋に恋愛しちゃってる感が出ております。パリ・オペラ座等で見かけるチャラチャラ華やかなアルブレヒトとは異なり素朴で実直な感じがしました。どっちも良いですね!ジゼルとアルブレヒトが絡んでいるときに周りのバレリーナたちが反応しておりますがその気持ちがわかる。冷やかしではなくドキドキです。若さが溢れるのは良いことですがもう少し堂々としてほしい部分もあった。ジゼル登場前のアルブレヒトとお付きの人のマイムでは生方は一個一個の動きをきちんと止めた方が絶対に綺麗です。

 

 

花びらもぎ取ってご都合の良いようにしちゃう場面(つまり花占いの場面)はなんだかとても慎重そう。「こんなものいらないんじゃ!」と蹴散らすのではなく「これで大丈夫?問題ない?」と聞いているようなちょっとおどおどしているような雰囲気がまた新鮮です。ジゼルもアルブレヒトも可愛いという渋滞が起きていた。

 

バチルド姫にご挨拶する場面は自分がどうすれば良いのかギリギリまで迷っているというか困っているというか。ジゼルを傷つけない方法を頑張って探しているような表情。開き直りアルブレヒトではない。ジゼル狂乱中はお付きの方の肩に手をついてうなだれており誰よりもショックを受けていた。いやお前のせいなんだけどな。ジゼルが死んだショックでアルブレヒトも死んでしまいそうな繊細さを感じました。

 

2幕の始めの方で舞台後方をフライングするジゼルを追っかけるようにジャンプしてましたが対空時間長すぎて驚いた。フライングジゼルよりフライングしてるしウィリたちよりも重力無視なアルブレヒトくんです。ジゼルをリフトするときは客席から軽く見えるように生方が気を使ってるのかなと思った。ふわっふわっと持ち上げることに成功していた。後半の連続ジャンプ(シス)は真っ直ぐ飛び真っ直ぐ降りてくる。空中で足先まで綺麗に伸びており正確さと力強さがあった。踊り疲れて倒れることが多いアルブレヒトですが生方本人的にはそこまで体力消費してないのでは?踊りに疲れが見えないです。ジゼルがいなくなったことにショックを受けてそして墓場で踊り狂って朝が来ました。体力にミルタも驚いていると思う。

 

ジゼル

アルブレヒトの少年味が強いので足立真里亜のジゼルは大人というかお姉さんに見えました。ちゃんと病弱そうな感じも良い。1幕はどの場面でも振付でも落ち着いており踊りが好きな女の子というより本を読んでいそうな知的な印象を受けた。なのでお母さんとハグしたりバチルド姫からネックレスをプレゼントしてもらったりとテンションが上がる部分のかわいらしさが目立つ。良い。バチルド姫が姫いえどフランクな感じだったのでアルブレヒトがいなければ良いお友達になれたのかもしれないなと思うと悲しい。先日見た『ジゼル』はバチルド姫がちゃんと姫をしており自分に触れるジゼルに対して冷たさがあったので暖かさある2人の関係(本当にひと時だけだが)は良い。

 

1幕の見せ場は舞台裏で何かが倒れた音がしましたが足立は動じることなく踊ってました。さすがプロです。ただ踊りの方は物足りない。音楽が余っている印象を受けた。全体的に柔らかく踊ろうとはしているのだろうけれど後ろに出した足が鋭利だったり回転が素早すぎたりで引き延ばして使えてないように見えた。連続片足で移動する振付は大変綺麗でした。しかしその前の回転はアルブレヒトを探している時間をつくっていたのはわかりますが私には逆に見えました。時間できたから探しとくか、みたいな。ここはきっちり埋めてほしいっす。同じく1幕の踊り(ワルツ)の途中で具合が悪くなるのは2段階方式でした。2段階あった方が嘘っぽくなくていいね。

 

2幕の方がよく踊れていた。重力を感じる部分はあったものの無機質に丁寧に踊っていた。連続ジャンプも綺麗で体と一緒に舞うチュールも美しかったです。足立のジゼルは裏切られたことを受け入れて今アルブレヒトを守る強さのある人に見えました。最後までお姉さんで慈愛に満ちている美しい人です。鐘が鳴り撤収しなければならないジゼルとアルブレヒトとの最後の場面は今まで見た中で一番感動した。どれくらい感動したかいうと泣いちゃうくらい。アルブレヒトに抱えられるジゼルの寂しいようなでも満ち足りている表情でジゼルの大きな悲しみの中に救いを見出せ、また後ろに引っ張られていくジゼルとついていけないアルブレヒトが手を伸ばすけれど触れないみたいな振付は苦しい。別世界の人になってしまった悲しみとやるせなさに絶望。素晴らしいフィナーレでした。

 

そのほかの皆さん

ミルタ(平木菜子)は踊りは綺麗だったがミルタにしては動きが小さい。他のウィリたちと一線を引く踊りや存在感を見たかった。ミルタと同じことなんだけれど公爵と仲間たちも堂々としてほしい。なんか庶民的なんだよね。衣装が重くて動きずらいのかな?優雅に動いてくれ。

 

ペザント(パ・ド・ユイット)の男性陣が素晴らしかったです。4人とも力強く踊り周りを意識している様子は見せないのですがちゃんと揃っている。ジャンプの降りてくるタイミングや着地の方向も綺麗に一緒でした。大胆に踊りながらもよく揃うなと大変感心しました。逆に女性陣は動きの小ささや揃ってなさが気になりました。最初の方でのパンシェはすぐに姿勢を戻してしまい時間がないにせよもう少し見せてほしいところです。終始上半身の張りがなく弱々しい印象になってしまった。男性陣がピッとしているから余計にそう見えた。最後の方で横に足を出してから回るような振付(なんていうの?)は方向も足をだすタイミングもバラバラで危なっかしい踊りになっていました。ペザント女性陣の衣装がマスカット、レモン、オレンジ、ストロベリーといった感じのシャーベットアイスのような色でとても可愛かった。ジゼルの衣装を含めグラデーションが綺麗だと思いました。

 

以上です。

 

4月末に続いてのバレエ観劇となり私としては連続で見た方です。バレエを観ることは大好きなのですがそれ故に慎重になってチケットを買えないことがある。だいぶ挑戦できるようになりましたがまだ守りたい。チケット博打はオペラだけで良い。

 

今後も他バレエ団で『ジゼル』の公演ありますね。今のところは行く予定なしです。

www.ambt.jp

www.koransha.com




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