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【コンサート】ヴィットリオ・グリゴーロ テノール・コンサート(2025)

2025年3月15日(土)15:00公演

東京文化会館

旬の名歌手シリーズⅫ

ヴィットリオ・グリゴーロ

テノール・コンサート

お世話になっております。

三島でございます。

 

この日はみんなのアイドルでありミッキーマウスであるヴィットリオ・グリゴーロさんのコンサートへ行って参りました。今日もNBSさまは働いておられます。感謝感謝です。

 

グリゴーロさんのお歌を劇場で聞いたことはありますがリサイタルやコンサートは初めてです。絶対楽しいでしょと思いチケットを購入しました。

 

会場である東京文化会館は春祭仕様になっておりました。素敵なピンク色です。この色大好き。昨年の春祭では好みの演奏会が多々あり今年も楽しみにしておりましたがラインアップがあまり好みではありませんでした。歌曲シリーズを全通しようと思っていましたがやめておきます。二公演くらいいけたらいいなあ。

 

それではヴィットリオ・グリゴーロさんの感想にいってみよー。

(以下基本的に敬称略。)

 

オペラは置いておこう

オペラ歌手としてのグリゴーロに関する感想は一旦置いておきましょう。エンターテイナーとしてのグリゴーロは最高です。舞台の上に立つことに優れている人、舞台の上に立つべき人であるとまた改めて認識することができました。

 

舞台袖から登場。なぜか両手を高く上げて歩いている。何も歌っていないのに完璧なお歌を披露したかのような雰囲気。良くわからないグリゴーロのハイテンションを見たかったので私はここですでに満足。正直1曲も歌わずに舞台上をグリゴーロが歩き回ってお辞儀やガッツポーズをするだけでもいいんだよね。舞台上にいるグリゴーロが見たいだけなので2時間それで構わない。

 

曲の終わりは丁寧にご挨拶をする。両手を全力で上に伸ばしニコニコしている。そして客席を煽ることも忘れない。自らブラボーを求めにくる。面白すぎる。客席が応えグリゴーロもそれに応える。自分が愛されていることがよくわかっている人。だけれどそれで終わりにせずその愛を全力でお返しする素敵なグリゴーロちゃんです。換えが効かない人ですね。

 

いつ見ても太陽みたいに明るく、陰キャ街道を走ってきた人間(つまり私)がもし近くに立つ機会があれば溶けて消えると思います。舞台上で見せる姿はとても明るく楽しく愉快で大きい大きい文化会館も1人で支配します。それも音楽なしで。

 

前方の席でアピールしているファンのうちわやタオルを取って客席全体にお披露目して返さずに退場したり熱量の高いファンを近くに呼んだりしており本当に自由な人でした。コンサートじゃなくてファン感謝祭だわ。劇場スタッフが「出演者に物を渡さないでください。」と呼びかけていましたが渡してはいないよね。見せただけだから。グリゴーロに呼びかけた方が良さそう。

 

譜面台を置き楽譜を見ながらの歌唱でも端の席までファンサービスを忘れない気配りをしていました。劇場全体を一人で盛り上げることができるエンターテイナーです。アンコールでみんなで歌おうのコーナーも始めちゃうしなんなんだよこの人は。

 

いつまでもいつまでも輝いていてほしいです。歌わなくてもいいので

 

音楽の話?

一応お歌の感想も書いておくべきか。

 

今までグリゴーロの歌唱単体に大きく感動したことも絶望したこともなかったです。しかし(?)このコンサートの技術的感想はよくないものになりました。さすが!素晴らしい!となるような部分は残念ながらなく上で書いた通り音楽なしでも良かったと思っております。

 

ほとんどの曲で出だしのフレーズが上手に響いていない。音程も全体的にあまく特に出だしは低いように聞こえました。気分がのってくると声の出かたも表現力も増し増しで良いのですがそれができるなら最初からお願いしたいところです。

 

中音域や高音域は安定はしておりましたがずいぶん浅いところで歌っているなあという印象。イタリア語がある程度鮮明に聞こえることは救いですが母音の深さはあまりなくネイティブにこんなこといってごめんだけど言葉を扱いきれていない感じがした。高音はつま先立ちをして体を大きく使って出していた。よく響く声だけれどもうちょっと抜けるように歌えそう。

 

先日何語だかわからない”Nessun dorma”(イタリア語だった模様)聞いてきたので比較になりますが強く瞬発力と迫力のある声がないときまらないです。イタリア語が不明瞭でも声の強さを優先した歌手の方が合っているし上手に聞こえます。下手ではないのですがもの足りない。ファンサービスの一つもしくは有名どころを歌うという感じで盛り込んだのなら良いのですがオペラ全幕でこの歌唱だったら微妙です。ちなみにカニオ(「道化師」レオンカヴァッロ作曲)にも同じことがいえます。

 

体ごと指揮者に向けて出だしを伺うように見ていたのも記憶に残っている。何回も指揮者に体を向けるから慣れてないことがわかっちゃうよ。フレーズの出だしを一生懸命に指揮者と合わせているように見えた。グリゴーロちゃんは頑張っている。オーケストラがいないフレーズの方が上手に聞こえたので客席からだとわからなかったけれど何かが上手くいってなかったのかもしれません。

 

比較的優しく処理できている部分はとても綺麗でした。1番完成度が高かったのは”Come un bel di di maggio"(「アンドレア・シェニエ」ジョルダーノ作曲)の前半部分でしょうか。音も言葉も運びが丁寧で力の抜けた歌声を聴くことができました。お持ちの声が優しい声なのでこの声を活かしてほしい。でもカニオを歌いたい気持ちもわかる。

 

オペラ歌手のコンサートではなくグリゴーロが舞台上ではしゃぐ姿を見たかっただけなのでお歌自体感想はこんなところにしておきましょう。

 

私の中で特別枠にいる歌手なのでこれでいいのです。

グリゴーロとファンの方たちが満足していればいいのです。

その満足度が私の満足度に繋がるので大変に幸せです。

 

トークショーでもなんでもいいからまたきてね!




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