以下の内容はhttps://mishimashikahika.hatenablog.com/entry/2022/09/29/193055より取得しました。


2回目【コンサート】リセット・オロペサ&ルカ・サルシ 華麗なるオペラ・デュオ・コンサート

 

2022年9月25日(日)15:00公演

旬の名歌手シリーズ2022-Ⅲ

リセット・オロペサ&ルカ・サルシ 華麗なるオペラ・デュオ・コンサート

東京文化会館

 

 

 

 

 

 

 

 

おはようございます。

こんにちは。

こんばんは。

三島でございます。

 

 

 

 

 

 

この日も元気に東京文化会館へ。

旬の名歌手シリーズ2022全通勢になりました。

おめでとうございます。ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

リセット・オロペサとルカ・サルシのコンサート。

2日目もとても幸せな時間を過ごせました。

ヴィヴァ、ヴェルディ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では感想。

 

 

 

 

 

 

 

 

1:序曲/シチリア島の夕べの祈りヴェルディ

チェロのターンが素晴らしい。深みと広がりのある音で自分のターンを存分にに聞かせる(ターンって何?)。三連符が音の運びが心地よくて印象に残っている。音楽の雰囲気が変わるところで全力で切り替えるので、その差でどんどん音楽が面白くなっていく。こちらものめり込んでしまう。この曲はこんなに感情豊かで面白い曲だったのかと新たな発見になった。

 

 

 

 

 

 

2:Pietà, rispetto, amore/マクベスヴェルディ

イタリア人歌手にイタリア語の発音が良いと言うのは失礼すぎると思いますが、本当に発音が良い。ストレスがない。口の中のスペースが音にも発音にも左右されない。イタリア人歌手の最大の強みに最高の技術が合わさっているのだから何も言うことはない。永遠に歌っていてくれ。サルシは同じ言葉を繰り返すときに、絶対に同じように歌わない。ネイティブだからできると言うのもありそうだが、一つ一つの言葉を丁寧に決して蔑ろにしないところが本当に好きだ。

 

 

 

 

 

 

 

3:E strano!/椿姫(ヴェルディ 

確実に23日より調子がいい。初来日ということで23日は日本人の反応を伺っていたのかもしれない。この日は存分にリラックスしているようにみえた。不快にはならないがキンキン気味な声はオロペサの特徴と理解。23日は高音がギリ届いてるように聴こえたが、この日は声の出し方に変化はないと思うが音の質が「私はこの音を軽く出せますけど?」と言っていた(言ってない)。力技で出さない高音のストレスのなさといったら!感謝。アジリタ部分も23日の8倍は調子いい。これだけ転がるなら生きていて楽しいだろうなと思う。そして表現力が演技力が素晴らしい。声楽の前にフルートを学んでいたとプロフィールに書いてあるが、本当は演劇学校に通っていたのではないかと疑う。表面的に客席に魅せる(=音楽ではない)表現をしながら発声をブレさせないのは素晴らしい。「sempre liberta〜」を繰り返すところの1回目と2回目の表現の差が素敵。1回目は現実の説明、自分の状態の説明。「私の生き方」という歌い方。で、2回目はアルフレードの声を聞いて動揺した心を整えるような、自分に言い聞かせるような表現。珍しい解釈ではないが後付け解説がなくても伝わる演技力に感動と感謝。ワンシーンだけ切り取って歌うのに中に入り込める演技力と中に入り込ませる表現力はかなり貴重ですね。

 

 

 

 

裏フレードくんことアルフレードくんは本日も出演。こちらは23日の方が上手だった。というか23日は不意打ちだったから上手く聞こえたのかもしれんな。でも素敵な声だとは思うよ。

 

 

 

 

 

4:Eccomi solo alfine…O vecchio cor, che batti/二人のフォスカリ(ヴェルディ 

フォスカリです。あまり聴く機会がなかった。サルシの歌は圧倒されて記憶が抜けております。

申し訳ありません。オーケストラの弦の音が素敵だった記憶だけある。

 

 

 

 

 

 

 

 

4:Madamigella Valery?…Ah!Dite alla giovine/椿姫(ヴェルディ 

いきなりはじまるオペラ。演奏会形式やコンサートって曲に入るまでの微妙な弛みが気になることがありますが、そういうものが一つもない。衣装も舞台装置もないのにしっかりオペラ。これがどれだけすごいことか知ってほしい(誰に?)。

 

 

 

サルシパパの説得が上手くいかない微妙なイラつきと、それでもだんだん気持ちをヴィオレッタに寄せてしまう、最初と最後の心境の変化を見た気がする。基本的な立ち位置は変えずに少しだけ歌い始めとヴィオレッタと会話した後での変化をつける。本当に上手だった。「Un di, quando le veneri〜」の不安を煽るような歌詞とサルシの表現が素晴らしくマッチしていた。無理矢理怖く恐ろしく表現しているのではなくて、音に乗って歌われる言葉に呪いをかけられているような気持ちになった。私はヴィオレッタではないのだけれど。サルシの歌は、歌詞と表現と音楽が完全に同じところ(レベル)でできているのだな、と。それぞれのパーツが分離しないからストレスなく集中できるし集中せざるを得ない。

 

 

オロペサの「Morrò!」 はもっと強くてもいいかと思った。それに反応するサルシが面白かった。「え?そんな?死ぬほど?」みたいな感じ見えてしまった。表現力と歌唱力は申し分ないが、私が好きなヴィオレッタ像とは相違がある。でも好き嫌いはあれど、納得と感動を与えてもらった。さすがプロ。好みは技術で黙らせろ。

 

 

抱きしめてもらえないオロペサ扮するヴィオレッタは切なさが爆発した。

 

 

 

 

 

 

5:Appressati Lucia…Il pallor funesto,orrendo/ランメルモールのルチア

23日を含め、この曲の前まではサルシと指揮者であるランツィロッタがオロペサに場所をつくってあげているようにみえた。しかし、この曲はオロペサがぐいぐい引っ張っているように感じた。歌い終わった後に腕を上にあげた(ガッツポーズ的な?)のも納得できるくらい曲を引っ張っていた。23日の地味に気になった部分(転がるけどもう少し何とななりそうなアジリタや高音のキンキン具合)が解消されているのを一番感じた。キンキン具合は、本人の声質だからしょうがないけれど(好みだしな)、23日より角が取れたと言うか、23日がこのレベルだったら気にならなかったであろう。ルチアには23日に歌った狂乱の場があり、段階的に崩れていく必要はないけれど、その先に何があるかどうつながるが垣間見れるお芝居に脱帽。何で芝居の話ばかりしているかというと、サルシもオロペサも役者だし、歌のレベルが高いので「ここが上手かったです。」がない。強いて言えば「全部上手でした。」という感想です。

 

 

 

 

 

 

6:間奏曲/蝶々夫人プッチーニ

でました。今日も元気にプッチーニ

 

 

 

 

 

 

 

7:Nemico della patria/アンドレア・シェニエ(ジョルダーノ)

もう本当にどこを切っても上手だし、感情が入るし、慣れてるし。こちらがどうしたらいいかわからない。混乱。

 

 

 

 

 

 

 

8:狂乱の場/清教徒ベッリーニ

ベッリーニベッリーニ元気してた?

 

 

23日に感じた喉が上がってくる感じはなかったが、ブレスの取り方が大袈裟になっていく。演技でなくてね。綺麗なブレスの取り方ができなくなってとりあえず息を大きく吸っているように聞こえた。もちろん音楽を邪魔していないし、歌唱にもそんなに影響はでていない。上の階の席に行けば行くほど気づかないとは思います。しかし、今まで気にならなかったブレスの取り方が急に気になり出したので、何かしら変化があったのだろう。喉のポジションを保つために、思い切り吸って落ち着かせているのかな?効果的なブレス(ってなに?)では安定させられないほどギリギリだったのだろう。でも、ブレスだけで何とかキープできること自体がすごいのでは?

 

 

 

 

 

 

9:Cortigiani,vil razza dannata/リゴレットヴェルディ

23日と同じ曲。2回聴けることのありがたみ。23日は1曲目だからか今思い出して比べると飛ばし過ぎ感があったなと思いますが、この日は23日以上に余裕があり、感情表現が更にわかりやすかった。「Quella porta〜」のたたみかけるような歌い方が好き。雰囲気を変えて歌う「Piango Marullo〜」の「Piango」の言い方がまた良い。単語1つ1つが本当に丁寧。そして丁寧の上に丁寧に感情を乗せる。ピアニッシモになった後の「Signori,perdon,perdono,pieta〜」が切ないこと切ないこと。素晴らしかったです。この曲が好きになった。

 

 

 

 

 

 

10:Dunque io son/セビリアの理髪師ロッシーニ

23日のアンコールで披露済みの曲が本編にやってまいりました。23日より全然良かった。正直2人とも(指揮者も入れて3人か)ロッシーニは苦手かな?と思いましたが、オロペサは安定的に転がり、高音もピタッとハマる。サルシもヴェルディを歌っている時と遜色なく、またフィガロというスーパー愉快なキャラクターを短い時間ながらも魅せる、楽しませる。「Dunque io son」とロジーナが繰り返すところに一回ずつ丁寧に対応するサルシが面白かったし可愛かった。オロペサの高音を含むアジリタがとても綺麗だった箇所があったがどこだか思い出せない。ドニゼッティロッシーニ、ベルディ、そしてプッチーニが一定の水準でできる歌手っていそうでいなくない?歌うことはできても品質保証ができる人って珍しい気がする。(何でも歌わなければいけないのがアメリカ人歌手の宿命ですか?)

 

 

 

 

 

 

 

そしてアンコール。

アンコールはそれぞれのソロ1曲ずつは23日と同じ。

プラス重唱が2曲で1うち1曲は昨日の本編で歌った歌でした。

これは予想ができたので、まあそんなものかと。めちゃくちゃ楽しかったけどね。

 

 

 

 

 

O mio babbino caro/ジャンニ・スキッキ(プッチーニ

女声アンコール部門の課題曲こと指輪の歌(違う)です。先程書いたようにブレスの吸い方がダイソンだったけれど、それ以外は気にならないし昨日よりも切なく歌っていました。とても普通だけれど、普通だからこそみんなが良かったと言える歌唱だったかと思いますね。課題曲は無難に仕上げるべきなのかもな。

 

 

 

 

 

 

Era eguale la voce?/ジャンニ・スキッキ(プッチーニ

更に、更にリラックスしたサルシと声にて参加方のオーケストラ。楽しそうなサルシ。良い。

 

 
Si vendetta,tremenda vendetta/リゴレットヴェルディ

記憶がないです。勉強します。

 

 

 

 

Quanto amore!/愛の妙薬ドニゼッティ

昨日よりも楽しそうなオロペサ。最後の最後だからか、昨日よりも動きも踊りも大きくもはや祭だった。「マエストロ」のところで指揮者に絡みにいくサルシも、演技ではなくガチで笑っているオロペサも素敵だった。スタンディングオベーションしちゃう人の気持ちもわかる。この曲って最高にハッピーだよね。私も踊りたくなった。

 

 

 

 

 

 

 

拍手に何度も(でもないけど)応え、登場してくれる3人。

客席を煽るサルシ。

サルシに煽られて声を出す客席。

祭だわ。

 

 

 

 

 

以上です。

ちょいちょい感想書けない自分に笑う。

笑えないけど。

 

 

 

とても幸せな時間を過ごせました。

舞台を見る、演奏を生で聴くことで勉強になることがたくさんありますが、

この公演は学びよりも楽しかったが勝ってしまいました。

 

 

 

楽しすぎて、反動で悲しくなってます。

23日、25日ときたら27日も29日も演奏会があるはずなのに(ないです)。

 

 

 

 

 

 

 

オロペサは2023年の来日があるみたいです。

ヴィオレッタで帰ってくるそうです。待ってます。

 

 

 

 

サルシは?予定なし?私がイタリアへ行けば良いの?

イタリアか。

 

 

 

 

 

 

 

 

このような幸せな演奏会にまた出会えますように。

 

 

 

 

 

 

 

 

ではまた劇場で。

 

ヴィヴァヴェルディ!(カタカナだとダサいな。)

 

 

 

 

ソプラノ:リセット・オロペサ

バリトン:ルカ・サルシ

指揮:フランチェスコ・ランツィロッタ

オーケストラ:東京フィルハーモニー交響楽団




以上の内容はhttps://mishimashikahika.hatenablog.com/entry/2022/09/29/193055より取得しました。
このページはhttp://font.textar.tv/のウェブフォントを使用してます

不具合報告/要望等はこちらへお願いします。
モバイルやる夫Viewer Ver0.14