
晩秋や初冬にある暖かな日を小春日和と呼ぶそうです。冬の真っ盛りの暖かな日は、そうは言わないってことか。何年か前にも同じことを調べた気がします。しっかり記憶されてないのでまた調べてしまった。だけど、陽射しが強く、気温は二十度を越えた月曜は、南からの風は強かった。小春日和と強風は、ちょっと相容れない感じもします。どうなんだろう。川沿いの歩道の脇に、風に煽られてゆさゆさと揺れ、銀色の葉の裏を見せている木が見えました。バッグからコンデジを取り出すのはちょいとめんどう。そこでポケットからスマホを出して一コマ撮ったものです。これも以前に書いたと思う、風で動いている、否、動かされている、こう言う葉の裏を見せる木々もそうだし、海の波しぶきや砂浜に立つ砂ぼこり、あるいは道行く人の髪が乱れるところ、そう言う風の場面を撮るのには動画は向いている、言い換えると、静止画でそれを感じさせるのは至難の技だと思います。それ故、静止画の写真なのに風が写ってると感じられると、凄いな、と思います。
紅葉の季節。真っ赤な楓や、黄色の銀杏が、紅葉の主役で、人々はそれを待っています。でもそれに先駆けて、桜や桂や欅や、どんぐりの実の成る楢や櫟が、混じり合って色づく、さまざまな茶や臙脂が混じり合って里山を覆う、公園を彩る、そう言うのが今日のところの南関東の状況で、こういう風景もいいですね。結局、そのときどきに出会った風景を綺麗だと思えるのがいいのだろう。明日を待たなくたって、今日もいい。今のそう言う紅葉を雑木紅葉(ぞうきもみじ)って言うのですね。その先に、南関東だと12月の一週目に、大人気の真っ赤な楓や、黄色の銀杏が紅葉のピークになる。それも良い。そして、葉が散ると低い太陽が作る淡く哀しい枝の影が小路に落ちている。それも良い。その頃にはもう春に咲く花の蕾を付けている木もあります。木蓮とか。その蕾をそっと摘んだりします。
映画「旅と日々」を鑑賞しました。観終わった直後になにか感動が起きる感じでもなかった。「国宝」と違って。だけど二日三日四日と経つうちにまた観たくなる。場面場面で登場人物が話すことが、短くても、とても大事なことを言っていた気がして、それをまた確認したくなる。そう言う感じです。