
本日の土曜日は終日晴天に恵まれました。一日中ずっと晴れていたのは久しぶりじゃないかな。午前10時くらいにカメラを持って家を出て、地元市内をぶらぶらと散歩してきました。途中、市の美術館に立ち寄り、会期が始まったばかりの「美術館建築 ー アートと建築が包み合うとき」を観てきました。益田市のグラントワも、下瀬美術館も、豊島美術館も、犬島美術館も、みんな行ってみたくなりました。その美術館が建つ場所の歴史やら文化を調べて、それを生かそうとする。そういうことが解説には必ず書かれていました。たとえばグラントワに使われている石州瓦は建築の劣化要因としてとても問題視されている酸性雨などにも強く、この建物を設計した建築家の内藤廣氏は石州瓦を屋根だけではなく壁にも応用することでこの建物は百年は大丈夫だと思う、とおっしゃっているようです。有名建築家があれこれ新しいコンセプトや一般的ではない奇妙な提案をすることに、それを実現しなければならない現場には、反発したり疲弊するようなところもあるに違いないわけですが(これはどんな仕事を例にとってもそう)でもそうやって進化が止まらないことが大事なんだろう。そういうことを他のことに当てはめると、むかしは良かったと言って、グローバルスタンダートを後戻りするような発想は、一言でいえば「下手」で「愚策」だと思いますよ。今の新しい努力を放棄している。
美術館をあとにして昼を食べるために、そうですね、年に二回くらい立ち寄るお蕎麦屋さんに行きました。美味しかったですね、生姜と茸のあんかけそば。まだ店で働き始めたばかりの若い女性がセットメニューに付いてくる(単品もオーダー可)天丼やしらす丼の白飯を丼によそっています。すると大将(料理人、料理人はひとりの店です)が奥から現れて、それじゃ少ないと指摘しています。そして慣れるまではちゃんと測ってよそうように言っていました。なんとかグラムって数字を言っていましたね。そのあと大将が「慣れてくれば・・・なんて言うんだっけ?そういうの」と聞きます。すると女性のほうが「ええと・・・どんぶり勘定」と答えました。すると大将もうんうんと頷いて、奥に戻っていきました。でもどんぶり勘定とか目分量とかは精度を伴わない感じがします。いちいち測らなくても精度が出るようになるから、そうなったら測らなくてもいいよ、という、その精度が上がった状態をなんて言えばいいのかな?しばらく考えていましたが、わからない。
次に三か月ぶりくらいでスペシャリティコーヒースタンドの某に行き、ホンジュラスを淹れてもらい、その青りんごのようなフレッシュな味わいに感激しながら、しばらく店主と話しました。車のデザインの話とかです。
最後に駅ビルに行き、20%引きになっていた濃紺のボタンダウンシャツを買いました。一階のパン屋さんでコロッケパンを買って、それを夕飯にしました。
この散歩に出る前と、この散歩から帰ったあとには、いよいよ間近になってきた京都でのグループ写真展の準備をしました。須田派8展では飾る四枚の写真のそれぞれに詩を添えることにしたので、ふたつの詩は出来ていたのですが、残りのふたつは帰ってから書きました。
でもって写真は昨日の夕方の雨の写真。車の窓越しです。
下は、二つ参加するKG+グループ写真展のうち、ニセアカシア発行所による「時の形」展のポスターです。犬を連れた人の連続ショットが私の写真です。メンバー五人のうち二人が小さな子供を育てている最中なので、子供の写真があります。十とあるのは2011年からずっと活動をしているニセアカシア発行所の第十号の同人写真集がこの展示に合わせて完成お披露目するからです。十四年間で十号かぁ。昨年九号を出してからは一年あまり。八から九のあいだにコロナがあって、やっぱりそのあいだはなかなか出せませんでしたね。関東でもお披露目できる機会を作りたいものです。まずはたぶん5/10の横須賀ブックフェアに参加すると思います。
