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梅の花と私の鼻

 前回のこのブログ、三日前かな、そこに近所の川沿いの道を散歩したときに梅が咲いているのを見つけたと書きました。読み返してないけど、たぶん、そう書いたと思います。写真はそのときに証拠写真として撮っておいたものです、ほらね、咲いてるでしょ。この写真を撮った日から三日が経ち、そのあいだずっと暖かい日が続きました。昨日の夜に見たテレビの天気予報では三月下旬の暖かさと言っていたようです。空耳じゃなかったよな・・・もし今日も同じ場所に行っていたら、もっと開花が進んでいたことでしょう。

 昭和の頃にE.H.エリックさんという芸能人がいて、大きな耳をぴくぴくと動かすことが出来る人でした。なにか驚いたときなどに動かしていたんじゃなかったかな。子供の私がそれを真似ようとしても、耳はぴくりとも動かなかった。もちろん今も動かせません。一方、鼻の穴は、たぶん普段はごく一般的な大きさだと思いますが、意識すれば大きく広げることができます。これは誰でも出来るのかと思っていたら、出来ない人もいるんですね。広げているときは筋肉を使っていて疲れるから、ずーっと広げ続けることは出来ないですが。

 子供の頃に父が撮っていたファミリースナップは、町のDPE店でフイルム現像と密着プリントをして、その小さな写真を見て引き延ばしするコマを決めて、鉛筆でネガケースに焼き増しの枚数とサイズを書いて、ふたたび同じDPE店に持って行ったものです。「サービスサイズ、枚数1」とか、友達と一緒に撮った写真は友達にあげるために「サービスサイズ、枚数5」、あるいはたまにこれは傑作だぞ、いい写真が撮れたぞ!と思うと「キャビネサイズ、枚数1」などと。そうして焼いた写真はアルバム糊を使って所謂上質のボール紙でページが作られたアルバムページに貼っていきました。写真の下や横に、万年筆で撮影年月や、ちょっとしたメモ、すなわち写っている人の名前や場所やイベント名が書き添えられることもありました。

 あれは私が4歳か5歳だったでしょう、梅の花の横に私の顔が並んで写っている白黒写真がアルバムに貼ってありました。あのアルバムはいまは妹が住んでいる実家の押し入れの奥にでもまだあるのかな?その写真の私は鼻の穴を思いっきり広げて写っているのです。そして、この写真のことを覚えている最大の理由は、写真の下に「花と鼻」と父が書き添えていたからで、まぁ小さいころにアルバムをめくってそのページに来ると、くすくすと笑ったものでした。

 しょうもない思い出というわけでした。

 




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