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[レトロ宿][建築物]★アンウインドホテル&バー小樽(旧越中屋ホテル、小樽市にて現存)

(アンウインドホテル&バー小樽)

★アンウインドホテル&バー小樽(旧越中屋ホテル、小樽市にて現存)

www.livelyhotels.com

 観るだけ美術部長は、2025年3月下旬、こちらで紹介する「アンウインドホテル&バー小樽」さんに宿泊しました。宿泊費はかなりお高いホテルで、通常は3万円くらいですが、シーズンオフの平日を狙って予約しました(朝食付きで1万円。トリバゴさんありがとう!)。

(旧越中屋ホテル。1931年(昭和6年)の建築)

 こちらのホテルは、1931年(昭和6年)、小樽市にあった越中屋旅館(現存)が、外国人向けのホテル(別館)として建てたものです。北海道では、札幌にあるクラシックホテル「札幌グランドホテル」が「道内で最初の洋風ホテル」と言われていますが、そちらは1934年(昭和9年)創業ですので、こちらはその3年前に開業したことになります。

(道路を挟んで向かいに旧三井銀行小樽支店。重要文化財

 道路を挟んで向かい側には、小樽市が「北のウォール街」と呼ばれた当時の雰囲気を残す旧三井銀行小樽支店があります(現在は小樽芸術村の一部。重要文化財)。旧越中屋旅館は、当時急増していた外国人専用のゲストハウス建築が急務と考えて、こちらのホテルを建てたのだとか。のちに、北海道で初めて外国人用のガイドブックにも掲載されたそうです。

(正面玄関上のステンドグラス。ガラスの向こうに、旧三井銀行小樽支店)

 車寄せから正面玄関を見上げると上部にステンドグラスがはめ込まれており、とても瀟洒な感じがします。中央のデザインは「旧越中屋旅館」の屋号なんだそうですよ。

(車寄せから正面玄関の風除室。もうすでに素敵すぎる)

 1942年(昭和17年)には陸軍に接収されて将校クラブとなり、戦後はGHQに接収されたのち、1950年(昭和25年)に返還されたという、小樽の戦前戦後史を観てきた生き証人でもあります。

(風除室に吊るされた魚卵をイメージさせるシャンデリア。カズノコ?)

 風除室に吊るされたシャンデリアが、とても印象的でした。魚卵をイメージしたのかな。カズノコなのか、イクラなのか。それとも全然違うのか。

(ロビーから風除室を振り返ります)

 こちらのホテル、かつて市内で営業していた「小樽グランドホテル」の別館として活用されていたことがあり、その際に部長も宿泊したことがあります。しかしその後、小樽グランドホテルは廃業となり、こちらの建物も長いあいだ野ざらし状態でした。

(ロビーの右奥側に、チェックインカウンターがあります)

 チェックインは、ロビー右奥のチェックインカウンターで行います。エントランスをくぐったら、もう外の喧騒とは別世界です。座りながら、ゆったりとチェックインができました。

(チェックインカウンターのすぐ横に、風格ある階段があります)

(華やかなりし頃そのままに残された階段です)

(ロビーの左側には、ホテルの名前にもなっているメインバーがあります)

 改装にあたって、最注目されていたのが、ホテルの名前にもなっているバーのカウンター。ロビーの左横にあります。夕食前のちょっとした時間に立ち寄れるようにとのコンセプトだそうです。

(17時より、メインバーでのドリンクが無料で楽しめます)

 17時よりイブニングタイムとして、1時間半のあいだ、ワインやウィスキーを無料で楽しめるそうです。日本酒の地酒などもあります。部長は、お酒は強くないので、ソフトドリンクにしました。チャージ料金も掛かりません。

(正面玄関から入った正面に、メインダイニングがあります。朝食会場です)

(階段の手摺りに至るまで、意匠を感じられます)

 メインダイニングは「THE BALL」。北海道の食材をふんだんに利用したお料理と、ワインが美味しいと評判のレストランです。もちろん、夕食は館外に出てもよし。翌朝の朝食会場でもあります。

(階段を上って、部屋に向かいます)

 アールデコ様式の香りが残る階段付近は、この建物が最も素敵な雰囲気を残している部分です。手摺りがとってもお洒落。

(お部屋は3階になっていました)

(そんなに混んでいなくて、よかった!)

 お部屋に到着です。部長が泊まった部屋は「スタンダードダブル」というタイプで、このホテルでは最も低価格帯のお部屋です。ダブルルームですが、シングルユースができます(追加料金は掛かりません)。

(部屋は、スタンダードダブルというタイプ)

 もともと、外国人向けに建てられたホテルなので、天井が高くて驚きます。部屋そのものは13㎡とのことなので手狭なのですが、狭さを感じさせません。

(部屋は小さめだけど、とても機能的。うまくリノベーションされている)

 以前ホテルとして使われていた時期から長く使用されていなかったことから、大胆なリノベーションが可能だったそうです。確かに、うまくリノベーションされているなと言う印象でした。

(天井が高いので、狭さが気にならない。外国人仕様?)

 ミニバーには、波佐見焼のコーヒーカップ。RITARUコーヒー、LUPICIAの紅茶が置かれていました。

(部屋のミニバーにも、こだわりが感じられる)

 とても快適そうなベッドです。加湿器とPCテーブルをお借りしましたが、とても親切に対応してくださいました。

(気持ちよさそうなベッド)

(天井が高くて気持ちがいい。リノベーションがうまくされている)

(窓からの景色は、こんな感じ。まあ、我慢します)

(水回りはこんな感じ。バスとトイレは、分かれています)

 今回のリノベーションで、バスルームとトイレが分離されました。日本人には、こちらのほうがしっくりきますね。

波佐見焼のコーヒーカップLUPICIAの紅茶。RITARUコーヒー)

(ナイトウエアには、このホテルのロゴが入っていました)

(おはようございます。廊下も朝から素敵)

(こちらが、メインダイニング。朝食会場です)

 メインダイニングの入口上部にあるステンドグラスが、とても素敵でした。前回宿泊したときのまま、変わらない美しさでした。

(メインダイニング。もう、素敵すぎる!)

 そして、メインダイニング。天井の装飾も素敵で、朝からとても気持ちがよかったです。平日だからか、それほど混雑している印象もなく、スムーズに席に案内していただきました。

(大きな半円アーチ窓の隣りが特等席)

(こちらが、本日のモーニングハイティーのメニュー)

(これが、一人分のモーニングハイティー

 基本は3段なのだそうですが、部長は一人での宿泊だったため、2段。そもそも「ハイティー」というのは、ランチタイム後のスイーツタイムにいただくもので、「朝」に「ハイティー」というのはおかしいのだそうですが、でも朝から気持ちよく食事ができたので、そんなことはどうでもよいです。

(部長もにっこり。思ったよりも、ボリュームがあります。スコーンはお替わり自由)

 スコーンはお替わり自由。このスコーンがとっても美味しくて、3つもいただいてしまいました。

(1段目。かまぼこロールが美味しかったなあ)

(2段目。スコーンが美味しくて、お替わりしました)

(とても素敵なホテルでした。時期を上手に見極めて、ぜひお越しください)

 じつはこちらのホテルの口コミに「スタッフの対応が最低」「上品なラブホテル」という評価があり、どうなのかなって思っていたのですが、閑散期だからなのか、スタッフの対応もとてもよくて、ぼくは満足しました。旅行で小樽にお越しになられたときに、こちらのホテルがお手頃価格で宿泊できるのでしたら、ぜひお立ち寄りください。北海道随一のクラシックホテルです。

 

▢なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、ブログ運営者がみずから撮影したものです。

 

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