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「むかしむかしあるところに、死体があってもめでたしめでたし。」

 안녕하세요

 アンニョンハセヨ〜 (こんにちは)

 図書館に行ったとき、他にも何冊か借りてきたので読書も捗る今日この頃です。家に積ん読は何冊もあるのに、借りてきた本のほうが読み進められるのは何故でしょう?(返却期限があるから?)

  • タイトル:むかしむかしあるところに、死体があってもめでたしめでたし。
  • 発行年月日:2023年8月9日 第1刷発行
  • 著者:青柳碧人
  • 発行所:株式会社双葉社

(「むかしむかしあるところに、死体があってもめでたしめでたし。」奥付より抜粋)

感 想 (ネタバレも?!)

 おもしろかったです!

 すごく読みやすいと思いました。わたしは好きです。ミステリーなので感想が難しいですが、わたし基準で許される範囲で語りますね。

 

 「むかしむかしあるところに、死体がありました。」「むかしむかしあるところに、やっぱり死体がありました。」に続くシリーズ3冊目。シリーズ最新刊にして最終巻らしいです。

 

 わたしが好きなのは「陰陽師耳なし芳一に出会う。」それから「女か、雀か、虎か」あと「三年安楽椅子太郎」「金太郎城殺人事件」です。ほぼ全部ですね。

 

 「こぶとり奇譚」は、ちょっと変則というか、「切り取ってしまったら、誰のどこにあったこぶなのか分からないのでは?」「言い逃れしてしまえるのでは?」「目の前の◯◯さんの背中のこぶを鬼たちが△△さんの背中につけたかもしれない可能性は?!」などと思ってしまったので、次点にしました。

 

 「陰陽師〜」は、式神が力を貸してくれますが、推理をするのは探偵役の陰陽師なので、とてもフェアです。式神が3Dホログラム的な映像を出してくれて、謎解きの場面で、関係者全員で現地に行かなくても、実況見分が出来るのが良き!

 

 「女か、雀か、虎か」は、舌切り雀がベースになっています。おじいさんが、雀のお宿から帰るときに、どのつづらを選ぶのか………

 正直、途中まではイライラしましたが、最後の最後で(………おぉう……)って思いました。

 それが、どれを選んだときの展開なのかは読者に委ねられているのだと思います。でも、順番に読んでいっているので、なんとなく一番大きなつづらを選んだ後の展開のような気がしました。

 でも、どのつづらを選んだかは問題じゃなかったんですね。きっと。(ある意味ネタバレ) 

 どれを選んでも、正直者すぎるが故に………

 二枚舌も必要という教訓(………は、ないか……)

 

 「三年安楽椅子太郎」やはり安楽椅子に座っているのが探偵役です。今回は、太郎さんが名探偵。彼の元を訪ねてくる女児から話を聞いて、謎を解決します。雪女や笠地蔵の話も入っています。地味にそれぞれの話が繋がって楽しい。

 なんというか「昔話を知っている」「元ネタを知っている」ことが、ある意味でバイアスになっているというか、たとえば「正直じいさん=いいひと≒悪いことしない」みたいな先入観があるんだろうなって思いました。

 ここは、ミステリーの基本に戻らないと………

 先入観なく、犯人を探さないと………!

 

 「金太郎城殺人事件」大好きです!

 わらべうたあり。謎解きあり。なぞなぞあり。普通に犯人がやべえやつです。そして、誰もいなくなった。最後の最後の太郎さんのモノローグが、いろんなやるせなさを昇華させている気がしました。

 いにしえの話の主人公は、富や地位や力を得て「めでたしめでたし」となる。

 だが、めでたしめでたしで終わる話など、この世にあるだろうか。富、地位、力……そういうものを得たところから、本当の話が始まるのではないか。使いようによっては身を、世間を滅ぼす物を正しく使える者が、どれだけいるというのか。分不相応の物を与えられた者は、幸せを不幸に変えてはしまわないか。

 

 春がきて、夏がきて、秋がきて、冬がきて……それぞれの美しさを愛で、幸せを感じる。そういう生活が何よりも愛しいことだけが、永遠に変わらぬ真実なのだろう。

 いつか今日のこの場所が、「むかしむかしあるところ」に変わってもーー。

 

 それでは、今日はこの辺りで。

☆☆ 다음에 또 만나요!(*•ө•)ノ☆☆




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