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銀だこが呼んでいる

もうとっくに帰ってきてるんだけど、前回新幹線で出かけたときの続きです。

もう記憶が少しおぼろげだけど、移動したのが木曜日で、金曜日には僕がこの世で十指に入るほどに嫌いな懇親会があった。そんな金曜日の夜の話。

僕はお酒が飲めないし、ワイワイと話すタイプじゃないので、懇親会ではひたすらにご飯を食べていた。その結果、終わったときにはそれなりにお腹が膨れていた。

解散してホテルに帰る途中、銀だこがあるのを見かけた。そのときは、「銀だこがあるなあ」くらいにしか思ってなかったけど、ホテルに着いてから無性に恋しくなった。

 

理屈は分からない。お腹がすいたわけではないし、なんなら軽く満腹気味だった。銀だこが珍しいわけでもない。家から30分も車に乗れば、買いにいける。ホテルへの帰り道にあったとはいえ、500mくらいの距離はある。往復するなら1kmだ。

それでも、銀だこが恋しくなっていた。手招きする声が聞こえた。食べなければいけないとすら思った。なんなら、食べるか食べないかで迷うことなんてほぼなくて、どのタイミングで食べるかしか考えていなかった。

 

結局、ホテルに帰ってから2時間くらい、閉店ちょい前くらいの時間に買いに行った。8個入りを買った後、メニュー表に6個入りを見つけて少し後悔したけど、8個を普通に食い切ることができた。美味しかった。




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