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なぜ外国にはアイスコーヒーがないのか

今週のお題「コーヒー」

アイスコーヒーがないことにカルチャーショックを

 初めて、海外旅行に行ったのは真夏のイタリアだった。初めて訪れる場所をイタリアに決めたのは、頭の中にすぐに浮かんだのがかの地だったからだ。ローマやフィレンツェにはもちろん行ったが、それよりも感慨深かったのは、モンテロッソ・アルマーレやアオスタだった。日本では夏には皆アイスコーヒーを注文するので、てっきり世界でも同様なのだとばかり思っていた。ところが、現地に行って、バールに入ってみると、メニューにアイスコーヒーは無かった。何かの間違いだとしか思えなかったが、周りをよく見ると、誰もアイスコーヒーを飲んではいなかった。皆が飲んでいるのは暖かいコーヒーで、それが普通らしい。そうか、ここにはどうやら日本と違って、冷たいコーヒーは存在していないらしいとようやく気付いた。

 それでも、諦められなくて、何処かにアイスコーヒーはないものかと探していた。ウフィツィ美術館を訪れたとき、カフェで試しに”冷たいコーヒー”はあるかどうか尋ねてみた。すると、カウンターにいた店員が、驚いたことに「ある」というので、楽しみにテーブル席で待っていた。だが、その後、運ばれてきたのは、カップに入ったどす黒い液体で、飲んでみたら、「なに、これ?」と言いたいくらいの温かくもなく、冷たいでもない中途半端な生ぬるい液体だった。とても、飲めたものではなかった。要するに、あの店員は、もともとアイスコーヒーなどというものはメニューにないのに、サービス精神を最大限に発揮して、私の注文に応えてくれたのだ。今でも、そう解釈している。

 フランスのパリに行った時、真夏だというのに、信じられないことに皆テラスで、暖かいコーヒーを飲んでいた。なぜエアコンの効いた室内で飲まないのか、訳が分からず唖然とした。こちらの人たちはうだるような暑さでもとにかく、外が大好きで照り付ける太陽をものともしない。平気で友人と何時間もおしゃべりに熱中し、暑さを気にする素振りも見せない。もともと日照時間が少ない傾向にあるこの国では、少しでもお日様に当たりたい人たちでいっぱいだ。エアコンの良く効いた室内でないと生きてはゆけない弱っちい私などは、彼らの前では完敗だ。よく見ると、カフェの入口に「エアコン完備」と注意書きが貼ってあった。ということはエアコンは特別なことなのかと、開いた口が塞がらない。そう言えば、当時は地下鉄の窓も開けっぱなしで、自然の風だけが頼りだった。それに、パリの空港から市内に行くために乗ったロワシーバスも当時はエアコンがなくて、車内は蒸し風呂のようなものだった。おまけにそのバスがまたよく揺れて、乗り物酔いを起こしそうになった。もちろん今ではそんな悲惨なことなありえないが、バスがなかなかパリ市内に着かないのは昔も今もたいして変わらない。

 最近では海外のどこに行っても、お馴染みのスターバックスがあるから、とても助かっている。だが、スターバックスだからと言って安心できない、それはメニューになぜかアイスラテがないからだ。「アイス」と名のつく商品が皆無なので、今ではもうなぜないのかという疑問すら抱かなくなった。そう、外国にはスターバックスであっても、冷たいコーヒーは無いのが当たり前なのだ。それに、どうやら外国では氷を滅多に使わないらしい。例えば、カフェでコーラを注文すると、瓶のコーラとグラスを持って来てくれる。だが、日本と違って、グラスの中には氷は入ってはいない。なので、当然のことながらすぐにコーラはぬるくなる。彼らは、それほどまでに究極の冷たさというものを求めていないのだ。ビールだってぬるくたって、別に構わないのだ。

mikonacolon

 

 




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