
帰国して、家に帰ったら、テレビが付かない
ワルシャワから日本に帰国して、家でリモコンでテレビをつけようとしたら、つかなかった。なんで、どうしてこのタイミングでつかないのか、あれこれ考えてみても、どうにもならない。つかないものは点かないのだ。なるほど、こんなにも都合の良いタイミングで電池が切れたのかと勝手に面白がっても埒が明かない。すぐに他の電池でやってみるが、全く反応しない。つまり、リモコンが壊れたということで、諦めるしかないのだ。仕方がないので、ビデオのリモコンでテレビの電源を入れて、とりためて置いたドラマの続きを見る。本当なら、こんなことをしている場合ではない。すぐさま、洗濯機を回して、家に溜まっている洗濯物を何とかしなければならないのだが、なぜか今回はそんな気にならなかった。要するに、物凄く疲れていて、ゆっくりしたい気分になったのだ。
信じられないことに、いつも何の心配もなく自由に過ごしている帰国の途にあって、今回は気分が悪くなって、機内で出された朝食が食べられなかった。また咳が出て、止まらなくなった。なぜ、どうして、こんなにも体調が悪くなるのか、全く分からず戸惑うばかりだ。おそらく私には機内がいつもより寒く感じられて、そのせいなのはなんとなくわかるが、では一体全体、隣の席のお兄さんはどうなっているのだろうか。彼の服装はTシャツと短パンで、その短パンはジーンズを膝の上あたりでちょん切ったタイプの物だった。ほとんどの人が席においてある紺色の薄手の毛布を掛けているのに、そのお兄さんはずうっとそのままでいた。くしゃみひとつせず平気で、持ってきたペーパーバックを熱心に読んでいる。まるで鉄人のようなお兄さんを私は心底羨ましく思わずにはいられなかった。お兄さんがトイレに行きたいというので、通路席の私は席を立って道を開ける時に、こっそりお兄さんのTシャツの背中に書いてあった文字を見てしまった。そこには「目的日本」とあった。へえ~!?そんなメッセージに遭遇したのは初めてだ。
そう言えば、日本を飛び立つとき、空港のショップで、あれはユニクロだか何だか定かではないが、富岳百景だとかの浮世絵の絵柄のTシャツが売られているのを見かけた。考えてみれば、日本らしいイメージにぴったりと言えば言えなくもないが、なんだか安っぽいと感じるのは私だけだろうか。そんな絵柄のTシャツが山と積まれているのに、全然売れている形跡が見えなかった。
今回の帰国便のルートは北極圏を通過したので、記念のカードをCAさんが機内で配っていた。私も一応それを貰ったが、それにしても飛行機のルートというのは選択肢が色々あるものだ。行きは本来なら、アジアを通るらしいのだが、今回は熱射地帯を避けて、カナダからグリーランドを通ってヘルシンキまで行った。帰りは北極圏を通ったので、行きよりも時間がかからなかったようだ。
さて、リモコンの件だが、翌日早速ビッグカメラに飛んで行った。その時は当然、リモコンを買って帰って来るつもりだった。だが、実際に店舗に行ってみると、リモコン一つ買うのにもそう簡単ではないと気付かされた。まずはリモコンがずらっと並んでいる売り場に行ってみると、パナソニックだの日立だのと各社のテレビ対応の物が色々ある。その中から、パナソニックの物を手に取ろうとするが、「ビエラ対応、2015年以降」と書いてある。それでいいのかどうか全く分からないので、店員さんに聞いてみると、「リモコンは純正品がいいですよ」と言われたので、注文することにする。だが、リモコンの現物だけではどうにもならず、テレビの型番がわからないと、注文できない。出直すしかなさそうだ。
だが、はっきり言って、うちのテレビは古いので、対応するリモコンがあるかどうかは定かではない。家に帰って、テレビの裏面を見てみたら、2011年製と書いてあった。今から13年前のものだが、果たしてリモコンはあるのだろうか。また、今日ビッグカメラに行ってみよう。
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