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水道の水が蛇口から飲めない

今の子供って皆こうなのだろうか

 小学校の教師で、育児雑誌編集者の岡崎勝が『子供ってワケわからん』というコラムの中で最近ビックリしたと書いていた。何にかと言うと、同僚のベテラン教員から「近頃の子供は水道の蛇口から水が飲めない」と聞かされたからだ。小学校では保護者に水分補給のために水筒を用意してもらっているだが、ある時一人の子供が水筒を忘れてしまった。まあ、こんなことはよくあることである。体育の授業中に「先生、喉が渇いたので、水をください」というので、「運動場にある手洗い場で、飲んでおいで」と答えた。ところが、その子は黙って立ったまま動かない。理由を聞くと、「どうやって飲んでいいかわからない」と困った様子。それで、両手で掬って飲むんだよ、と教えたのに、「無理です」の一点張り。そのやり方もわからないらしい。つまり、生まれてからこのかた、後にも先にも水道の蛇口から水を飲んだことがないらしい。仕方がないので、紙コップを渡すと、美味しそうにごくごく飲んでいたと言うのだ。

 学校の養護教諭にその話をすると、「それが今は普通ですよ」と言われてしまった。私がこの話を読んですぐに思ったのは、今の子は水道の水を飲むのに抵抗があるのだろうかということだった。どうやらそうではなくて、単に蛇口に口を付けて飲む、あるいは両手で掬って飲むやり方に不慣れなだけだった。思えば、今どきの子供は公園で、いや外で遊ばないから、水道の蛇口から水を飲むだなんてことはする必要がないのだろう。ではそれ以外で喉が乾いたら、どうするか、自分の家から持ってきた水筒の水やお茶を飲むしかないのだ。

 子供の頃、まだミネラルウォーターが一般的ではなかったから、子供は皆学校や公園の水を蛇口から直接飲んでいた。水が美味しいとか美味しくないとかに関係なく、そうするしかなかったからだ。子どもだった頃は、そうするのに全く抵抗がなかったのに、いざ大人になってみると、家の外で水道水を飲むことは考えられない。具合が悪い時病院に行って、薬を貰い、医者に「すぐに飲んだほうがいいですよ」と言われてしまったらどうするか。当たり前のように、スーパーに立ち寄り、ミネラルウォーターを薬を飲むためだけに買うのだ。少しもったいないなあとは思うが、必要経費だと割り切って目をつぶる。思い込みだとはわかってはいるが、町中にある水道の水は飲むのに適しているとは思えない。それにいつの間にか、”生水は身体によくない”といった常識が自分の中に刷り込まれていた。

 なので、冒頭で「水道の蛇口から水が飲めない」のを揶揄したにも関わらず、当の自分が蛇口はおろか、水道の水そのものが飲めない体たらくなのである。少し弁明させてもらうと、昔は井戸水が大半で、現在よりも水がはるかに美味しかったのも事実だ。今の私は水道水をそのままでは飲めないので、煮沸して冷ましたものを飲んでいるが、たいていお茶を飲んでいるので夏しか水道水を飲む機会はない。

 以前は出来ることなら、美味しい水が飲みたいと、蛇口にフィルターを付けていたこともあったが、面倒になりやめてしまった。こだわりを捨てて、気にしないと決めたが、やはり、水道水はたまに匂うことがある。以前のようには塩素臭くはないが、その代わり、味がちょっと変だと思うことが度々ある。

 それなら、ミネラルウォーターは完璧かというと、そういうわけでもないのだ。普段は飲まないが、海外旅行に行くと、ミネラルウォーター無しでは一日だって過ごせない。まさに命の綱とも言うべきものなのだが、果たしてミネラルウォーターは美味しいのかと聞かれると、甚だ返答に困る。エビアンだのコントレックスだのという有名ブランドは値段が高いので、全く興味がない。最初は興味津々で買ってみたこともあるが、結局はどれも味に変わりはなかった。一番安いもので十分なことがわかったが、本当のところは、水の味がわからないだけなのかもしれないが。

mikonacolon




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