
動かない生活の代償か、酷く疲れた
水中ウォーキングをやる気満々の私は、着々と準備を進めていたが、最後の最後のプールバッグで躓いた。私が買うとしたら、ネットを利用するしかないのだが、いろいろなタイプがありすぎて、ひとつに決められない。トートバックとか、リュックとか言うタイプの中で、どれにしたらいいのか迷ってしまう。いくつものサイトを閲覧していたら、「ダイソーの通販」という文字に出くわし、110円でもプールバックは買えるのだと知って仰天した。プールバックと言えば、普通に思い浮かぶのは、小学生の時に使っていた透明なビニールバックだ。あれは入れてあるものが誰の目からも一目瞭然で分かってしまう。だが、はたして、大人になってからも、そんなバッグを持てるのかと言ったら、やはり、少しではなく、だいぶ躊躇してしまう。そんな堂々と透明なバッグを持って歩く勇気がない。だが、プールに通うには、プールバッグがどうしても必要で、どうしたものかなあと思案に暮れている。もちろん、わたしが住んでいる地域にも、ダイソーはあるが、今の私の足で行けるかどうか、あまり自信がない。
さて、プールバッグを何とかせねばと思った私は、スポーツセンターに行ってみることにした。もしかしたら、館内にショップでもあって、当然水泳のためのグッズくらい売っているのではないかと少し期待した。だが、実際にスポーツセンターの中に入ると、やたら薄暗く、何もない殺風景な空間が広がっているだけだった。奥の方に受付があって、係員が応対していて、その向こうにショップらしきものがあることに気が付いた。もっともそれは店ではなく、ただ、トレーニングウエアや、水着などがハンガーにかかっているだけの寂しい空間だった。よく見てみると、水泳のキャップやら、ゴーグルもあったので、ひよっとしたら、プールバッグもと色めきだったが、そこにあったプールバッグは巾着タイプでブランドのものだったが、値段を見ると3千円もした。何だかパッとしないので、買う気にもならなかった。結局、ここでプールバッグを買うことは諦めて、すごすごとスポーツセンターを後にした。
通り道にあるスーパーに寄って買い物をした。このスーパーはけっこう売り場面積が広いので、家に帰ってからひどく疲れた。買い物をしている最中は感じなかった疲れがどっと押し寄せてきて、足が酷く痛んだ。考えてみると、1月から4月までの3か月間もの間ほとんど動かない、つまり外に出かけない生活をしていたのだから無理もない。週3回の整形外科への通院以外は、ほぼ家に引きこもりの状態だった。おまけに家でもほとんど歩かないとなれば、足が、いや、身体も心もどうかなってしまってもおかしくない。ある意味、そんな異常な生活を無理矢理送ってきたせいで、私の体力は地におちていた。左足が痛いのはわかるが、良い方の右足まで筋肉痛になってしまったのか、動くと痛い。自分の身体の取り扱い方法に戸惑うばかりで、情けない。だが、焦りは禁物だ。ただ、ひとつ確かなことは、コルセットを付けた左足は、痛みはあるが、以前と比べて腫れてはいない。それどころか、足が細くなってきているのがはっきりとわかる。コルセットは板付きサポーターと呼ばれるもので、最初はこんなものが本当に効くのかと半信半疑だったが、今では相当な優れ物だと実感できる。
水中ウォーキングの準備は整いつつあるが、肝心の自分の身体が流行る気持ちについて行けない。スーパーに行って帰って来るだけで、青色吐息の私が、果たして、プールに行って、水中ウォーキングなどできるのだろうか。まずは、スーパーに行って帰って来る練習を続けるしかないだろう。幸か不幸か、まだネットで注文した商品が届かないので、その間は安心して?休んでいられる。
mikonacolon