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水中ウォーキングのゴールはまだ先に

現実を知らされて、がっかり

 お盆の帰省から帰って、2日目にプールに行ったら、なぜか調子が悪かった。いつもなら水の中にはいれば、良い方の右足はもちろん、痛いはずの左足さえも痛みが嘘のように消えて楽になるはずなのに。自分で決めている30分間はなんとか歩けたが、気持ちいいと言う陶酔感はさっぱり感じられない。あの気持ちよさに惹かれるままに、炎天下をものともせずにプールに来ているのに、これでは気分転換どころか、フラストレーションが溜まる一方だ。いつもの爽快感がないので、心が空っぽのまま帰宅しなければならなかった。何なのだ、この敗北感は?と自問自答しても、答えは見つからない。

 それでも、その日はプールで思ってもいなかった新たな気付きを得られた。それは、30分歩き、プールサイドに上がって、すこし休んでいたら、よく見かける監視員の人に声を掛けられたことだ。その人に突然、「疲れましたか?」と聞かれたので、「脚が痛くてダメなんです」と答えた。

「足が痛いのは地上でもですか、それとも歩くと痛いのですか」

「水の中では、痛みが消えるのですが、地上に上がるとまた元に戻ります」

「ここへは足のリハビリのために来ているのですか」

「そうではなく、病院の先生に勧められたので通い始めたのです」

「それで、効果のほどはどうですか」

「病院の先生に勧められるがままにやってはいますが、3か月経った今も効果は実感できていません。皆が口々に水中ウォーキングの効果を絶賛するのですが、誰も、何が良いのか、どう良いのか、具体的には教えてくれないのです。家の人に水中ウオーキングをしに毎日プールに通っていると言うと、「それって、何なの?そんなものが役に立つの?」などと怪訝な顔をして、フンと鼻で笑われました」

 とまあ、こんなような会話を監視員の人としていたのだが、普通ならこれで終わるところだ。だが、それからは違った。その人は水中ウォーキングが身体に及ぼすメカニズムを詳細に説明してくれた。人の身体は水の中に入ると、水圧が一番かかるのは足の先で、その足を動かすと、ポンプのような役目をして、血液を全身に送り出す。水圧がかかっているせいで、地上にいる時よりも当然ポンプの威力は増すのは明らかだ。そうなると、普段よりも移動する血液の量は増えて、それはつまり、血流が良くなると言うことに繋がる。なるほど、と私は思わず膝を打った。水中ウォーキングがこんな素晴らしい状況を作ってくれることを初めて知って、目から鱗だった。

 一般的に言って、膝痛などの足のトラブルは、血液の循環が悪いからだと耳にタコができるくらい聞いたことがある。だが、それをどうしたら改善できるのかは、誰も教えてくれなかった。ましてや、水中ウォーキングが効果的なのだとは誰一人教えてくれなかった、プールに行くまでは。だいたいが、勧められたとしても、説得力に欠ける。なぜなら、水中ウォーキングに即効性はないからで、”果報は寝て待て”とばかりのスタンスでもって、忍耐力が必要だからだ。すぐに結果を欲しがったら、挫折の道をまっしぐらなのだ。監視員の人の話では、やり始めてから3か月が一つのスタート地点だそうで、それから1か月ごとに何らかの変化があるそうだ。つまり、水中ウォーキングのゴールはまだまだ先で、皆の言う「筋肉がつくから大丈夫」という状況は必ず来るとしても、遠い未来だ。焦りは禁物で、その日を信じて、のらりくらりと、日々過ごすしかなさそうだ。

 私もなかなか結果が出なくて、毎日悶々としていたが、お盆の帰省も何とかなったので、まあ、今のままでもいいかと諦められるようになった。何事も”案ずるよりも生むがやすし”で、この先の年末年始の帰省も怖くなくなった。喉から手が出るくらい素晴らしい結果が欲しかったのだが、見事裏切られた。なので、今はもうそんなに結果を追い求めて、自分を追い詰めなくてもいいのではと思うようになった。

mikonacolon

 



 




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