以下の内容はhttps://mikonacolon.hatenablog.com/entry/osteoporosis-pool-walkingより取得しました。


骨粗しょう症で水中ウォーキングを

筋肉を付けようとプールに通う

 毎日のようにプールに通っていると世の中にはいろいろな人がいるものだとつくづく思う。私は左足が痛くて、嫌になるほど進歩しない足を何とかしようと躍起になって水の中を歩いている。周りにいる人は見るからに健康そうで、何の問題もないのに、どうして、何の目的があって来ているのだろうかと不思議に思っていた。そこのところを聞いて見たくても、見ず知らずの人に真っ向からその理由を聞くのは憚られた。だが、昨日はその秘密を知る機会に恵まれた。私が直接尋ねたわけではないが、誰かと話しているのを水中ウォーキングの最中に聞いてしまった。以前から、時々見かけて、たまに話をするミドリさんは、幾つぐらいだろうか、まだ40代ぐらいの背が高くスレンダーな女性だ。周りの皆から、「あなたは痩せすぎなのよ。もっと太らなきゃ」などと言われ、羨ましがられている。

 水中ウォーキングのコースでは、私は胸の下くらいに水がくるが、ミドリさんはせいぜい腰のあたりで、そうなると、とても寒いのだと嘆いていた。もっと深い方が暖かくていいそうだが、それはミドリさんの身体に脂肪が付いていないからだと思う。ミドリさんは隣の自由遊泳コースで、泳ぐのではなく歩いていた。それも、スイスイとではなく、結構気合を入れて、声を出しながら歩いている。相当にきついらしいが、それでも「ダメ、ダメ、やらなくちゃ」と自分に言い聞かせながら歩いている。そんなミドリさんを私は、身体のどこも悪いようには見えないけど、あんなに必死になるのにはなぜなのだろうかとずっと気になっていた。

 昨日その謎が解けた。なんでもミドリさんは健康診断でどこも悪いところはなかったのにも関わらず、ただ一点だけを指摘されて、ショックを受けた。それは骨粗しょう症であることで、ミドリさんは将来の事を考えると不安に駆られた。骨をなんとしなければと考えたミドリさんは、筋肉を付けようとプールに通うことにした。そこで、私などは疑問に思うのだが、筋肉をつけるのなら、スポーツセンターの2階にあるジムの方が良いのではないだろうか。まあ、その辺のところは根掘り葉掘り聞くような関係ではないから、知らなくていいのだが。

 水中ウォーキングでも、時間はかかるが続けていれば筋肉は付くらしいが、気の遠くなるような膨大な時間が必要なことは明らかだ。以前、監視員の人に言われた、「初めて3か月なら、やっとスタートラインに立ったところですね」というアドバイスを思い出す。それでも、ミドリさんは自分で工夫して筋肉をつけるためにいろいろなことを試している。水中ウォーキングをしている時、ミドリさんがビート板を手に持ちながら歩いていたので不思議に思って尋ねてみた。「それは何のためなのですか。それを持って歩くと速く進むのですか」と。そうしたら予期せぬ答えがミドリさんから帰って来た。「ほら、ビート版を押しながら歩くと、筋肉が付くのよ」。

 私は思わず、「なるほど、でも私には必要ないみたい」とつれないことを言ってしまった。あくまでも私は足に筋肉を付けたいのであって、腕に筋肉を、なんて考えたこともなかったからだ。ミドリさんは私と違って、本気で身体の隅々まで筋肉を付けたいのだとその真剣さが伝わってきた。骨粗しょう症になったら、一体全体どうやって自分の身体を、骨を守ればいいのかさっぱりわからない。その辺のところを、やるべきことを詳しくミドリさんに聞いてみたいがなかなか機会に恵まれない。いつも会えるとは限らないし、そんなに親しくもないので難しいのだが、今度話をする機会があったら、さりげなく聞いてみようと思っている。

mikonacolon




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