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正反対の性格だから、上手くいく

カメが大活躍して、ウサギを助ける

 行きたいところがあると、すぐに「明日、行こうよ」が口癖のウサギと、「準備ができたらね」と悠長に構えるカメ、でも二人はとても仲がいい。行きたいと思ったら、ウサギは取るものもとりあえず、身体の方が動き出すタイプで、カメはウサギに急かされても、いっこうに動じない。カメの口癖は「いそがなくてもいいんじゃない?」で、そのままこの絵本のタイトルになっている。ウサギは何度も、「ねえ、まだ?」を連発するのだが、カメは「もうちょっと」と言いながら、何か作業をしているようで、忙しそうだ。それでも、カメがあまりにものんびりしているものだから、ウサギはとうとう堪忍袋の緒が切れたのか、「もう待てないよ」と叫んでしまう。下の挿絵を参考までに見ると、なんだかとても可愛い絵なので、思わず見とれる。

 その日、ウサギとカメはお茶をしていると、遠くの山がとても綺麗だった。「すごくきれいだね、いつか登ってみたいね」と二人は口々に言い合うが、いつものように、カメは「準備ができたらね」と言い、ウサギは「明日、行こうよ」と気持ちだけが先走る。山に登るためにはそれなりの準備が必要と慎重なカメと、そんなことは露ほども考えないある意味勇敢な?ウサギ、そんな二人だからこそ、実際の場面ではとてもうまくいった。さて、本当に山に行くために待ち合わせをした時、カメの格好を見て驚愕した。なんと、カメは甲羅の上に山のような荷物を積み上げていて、一体全体、たかが山に登るだけなのに、どうしてそんなに必要なのかと訝しく思った。まるで、ひと昔前に見た、千葉辺りから東京に野菜や落花生を売りにやって来ていた逞しいおばさんたちを彷彿とさせるようなカメの姿だった。

 ところが、ウサギとカメが山道を歩いていると、橋のない大きな川に行きあたり、「どうしよう、川が渡れない」とウサギは嘆くばかり。だが、そこでカメが、背負っている荷物からボートを取り出したので、なんとか対岸まで渡ることができた。ああ、よかったと思いきや、今度はジャングルのように森の木が茂っていて、邪魔になって通れない。またウサギが「どうしよう」を連発するが、ここでもカメは荷物から植木バサミを取り出して、ウサギに渡してくれる。ようやく通り抜けができるようになったが、また困ったことが待ち受けていた。今度は道が二つに分かれていて、どの道を行ったら山に行けるのかわからない。

 すると、カメは何事もなかったように荷物から地図を取り出して、ウサギに渡してくれたので、二人は無事に山の頂上に着くことができた。ホッとした途端、ウサギは「お腹が空いた」と呟くが、生憎何も持ってきてはいなかった。でも、大丈夫、準備万端怠りないカメが一緒だから。そう、カメはウサギに急かされながらも、ちゃんと、お弁当を作って持ってきていた。「カメ君、ありがとう」だなんて、ウサギはひとことも言わないけれど、二人はとてもいいコンビだ。

 昔話のウサギとカメとは違って、読んだら何かの教訓になると言うストーリーではないところが、私としてはとても気に入っている。ウサギとカメがお互いを認め合い、足りないところを補って仲良くしている様子が微笑ましい。

 それにしても、何処かに行くとなると、それなりに荷物が多くなるのはやむを得ないかとも考える。荷物と言うと、思い浮かぶのは今度行く予定の海外旅行の荷物をどうするかということ。もはや昔のように、お金さえあれば、あらゆるものが現地で何とかなると言う考えはとても危険だからだ。現実には、たとえ、お金があっても、欲しいものが手に入らないか、あるいは法外な値段で泣く泣く買わざるを得ないことが多すぎるからだ。その筆頭に挙げられるのが、食べ物で、お菓子類やドーナツ、カップケーキ類が目の玉が飛び出るくらいの値段で売られていることに仰天する。そんなものを買うくらいなら、少しくらい荷物になっても、日本から持って行った方がましである。

 

 

mikonacolon

 

 




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