
風呂に入ったら、痛みが軽減
先週の土曜日、一石二鳥とばかりに、欲張ったら、えらいことになった。プールの後に、図書館に行こうとしたのだ。図書館に借りていた本を返し、予約していた本を取りに行く用事があった。プールがあるスポーツセンターから図書館まで歩いて7、8分かかり、以前の私ならなんてことはない距離だ。だが、現在の私の足では、想像以上に遠く感じた。それに、25mプールを5往復もした足は地上を歩く2倍の負荷が掛かっていた。それを知ってか知らずか、能天気なもので、ついでに行ってしまおうと言う暴挙に出たのだ。どう考えても、やめておけばよかったのだと今なら思える。もちろん、不安はあったが、図書館で少し休めば大丈夫だと高を括っていた。折しも、その日はプールに中を歩いていても、最初から左足に痛みを感じて、調子が悪かった。いつもなら、プールの中では地上での足の痛みは消滅しているのに。足の調子が悪いのを察知しながらも、自分の欲望を貫いた。それでどうなったかというと、どうしようもない激痛に襲われた。
図書館の帰りに、お約束のようにショッピングセンターにあるスーパーに寄った。だが、店に入る直前で、テーピングをしていた左足が痛んだ。どうやら靴がきついようで、迷わずテーピングを外すと、足は楽になった。買い物をして家に帰る途中は足は何とかもってくれて、痺れて痛いのにも関わらず、何とか家に辿り着けた。問題はそれかで、普通ならすぐに水着やタオルを洗濯機に入れるのに、それもできずに、敷きっぱなしの布団に倒れ込んだ。しばらくじっとしていたが、足の激痛は収まる気配がない。スーパーで買って来た抹茶ラテとフルーツサンドイッチ、五目いなり等をやけ食いしてみたが、何も変わらなかった。あっと言う間午後4時になろうとしていた。このままでは夜眠れるのか不安になった。こんな時はどうすればいいのか、そうだ、痛み止めでも飲めばいい。薬が効くかどうかは関係ない。その時にやるべきことをやったかどうかが、何より需要なのだ。
小さなおにぎりを食べた後に痛み止めのロキソプロフェンを1錠飲んだ。痛み止めを飲んだことで、少し心が落ち着いた。後は痛みが少しでも引けばいいのだと願いながらじっとしていると、痛みはだいぶ落ち着いたようだが、足の痺れは収まることを知らなくて、動けない。夕方になっても痺れだけは取れなくて、今夜は風呂に入るのは無理だなあと諦め気分になった。だが、考えてみると、今までの経験で風呂に入る、いや熱いお湯を足にかけるだけで、痛みが和らぐことはわかっていた。果たして風呂の浴槽に座れるのだろうかなどというおかしな?考えに囚われたが、物は試しとばかりに実行してみた。
すると、あら不思議とはこのことで、足の痺れは嘘のように引いて行った。いつものように浴槽に座れて、ホットひと安心する。布団に入って、今晩大丈夫かと不安がよぎったが、何のことはない、ちゃんと眠れて、前日のことが悪夢のように思えた。つまり、3か月もの間”安静”を強いられた身体は急には動けなくて、すぐに不具合を起こすのは当たり前なのだと言うことだ。3か月もの間、動かさなかった代償は重すぎる。3か月サボったのだから、突然動かそうとしたら、痛みを伴うのも無理はない。では3カ月の空白を埋めるのには、一体どれだけの時間がかかるのか。今、私は自分の身体で実験をしているようなものなのだ。朝目覚めたら、もう痛みはないと一瞬感じたが、そんな奇跡のようなことがあるはずもない。起き上がってトイレに行こうとしたら、何のことはない、いつもの足の痛みが「おはよう」と挨拶を返してきた。またか、いつもの一日のはじまりだった。
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