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光浦靖子さんの『ようやくカナダに行きまして』

読んでみて仰天、留学生活は波乱万丈

 光浦さんがカナダに留学していると知ったのは、毎日サイトを開くヤフーのニュースでだった。「光浦靖子が留学先のカナダから一時帰国」とのタイトルに、なんとなく興味を引かれた私はすぐにクリックして、全文を読んでみた。今回の帰国は留学のことを綴った手記の出版報告も兼ねているという。断っておくが、私は光浦さんのファンでも何でもない。光浦さんのことで記憶に残っているのは、テレビのクイズ番組に出演していたことくらいしかない。それなのに、俄かに光浦さんに興味を持ったのは、カナダではどんな暮らしをしているのか、一体全体カナダはどんなところなのかを知りたかっただけなのだ。私の好奇心にさらなる拍車をかけたのは、手記の出版というイベントで、すぐに私は公立図書館のサイトにアクセスした。あわよくば、ただで光浦さんの本を読んでしまおうというしたたかな野望を抱いたからだ。

 すると、幸運にも光浦さんの本はあるにはあったが、予約が48件もあって、すぐには読めないことがわかった。それでも、予約しなければ永遠に読むことは叶わないので、いつになるかはわからないが、とりあえず予約を入れることにした。だが、その待っている間に、すっかり光浦さんのことを忘れてしまったかというと、それがそうでもないのだから、世の中は面白い。朝日新聞の夕刊に時々、タレントの清水ミチコさんのエッセイが載っていることがあり、その中で光浦さんの近況について触れていたのだ。なんでも、清水さんと光浦さんは友達で、なんとカナダの光浦さんの家まで遊びに行って来たと書いていたので、びっくり仰天した。カナダは気候も良くて、食べ物もおいしくて、歩いて行けるビーチもあって、もう最高の場所だと絶賛していた。それと、かの地では動物保護が徹底しているせいで、犬も人と同様に大切にされているそうだ。

 そんな清水さんの感想を読んでいたら、光浦さんの本を読んでみたい気持ちが沸々と湧き上がってきた。いやいや、まだ私の順番は回ってこないのだと自分に言い聞かせてじっと待つしかない。だが、実際に自分の番が来てみると、悲しいかな、その時はその時で、憑りつかれている本があって、それどころではない状況だった。2週間も借りられるのに、実際はペラペラと上っ面を撫でただけで、読み始めるところまではいかなかった。次の人が待っているので、後ろ髪を引かれるようにして図書館に返却した。それでも、やはり興味は尽きなくて、もう一度予約をすることにした。そうやって諦めることなく行動したせいで、今こうして光浦さんの本は私の手元にある。

 読んでみると、文句なく面白い。いや、「面白い」だなんて言うのは著者の光浦さんに失礼だが、あまりにも光浦さんの汗と涙の奮闘記と言うのがこの本にふさわしいので、ついつい気軽に「面白い」などと口から出てしまうのだ。清水さんのエッセイでは到底知りえなかったカナダの本当の姿が見えてきた。実際のカナダは、ここではバンクーバーだが、生活しやすいところなどではなくて、異邦人にとってはとてつもなく厳しいところだった。特筆すべきは、光浦さんが留学した時は折も折、コロナ禍で、ホテルに3日間隔離された。そのホテルの料金がまた馬鹿高くて3日で18万円で、思わず目が飛び出るくらいの値段である。そこを出たら、今度はホームステイ先に移るのだが、そこで2週間を過ごし、最後にPCR検査で陰性になったら、自由に外に出られるという仕組みになっている。自分で検査キットに入ってる綿棒を鼻に突っ込み、それを送って、結果を待つシステムになっている。その結果が、喉から手が出るくらい欲しい結果がなかなか光浦さんの元に届かない。結局、光浦さんが自由になれたのは17日目で、その間、光浦さんは悶々とし、時には涙することもあった。

 ここまで書いて来て、まだ言い足りないことが山とあるので、続きは次回書くことにしたい。

 

mikonacolon

 




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