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図書館で読書や勉強をして過ごす

今週のお題「この夏のプラン」

図書館は無料の避暑地

 考えてみると、つい最近まで私は図書館と縁がなかった。ずうっと図書館を舐めて掛かっていた。あんなとこ、何の役にも立たないと馬鹿にしていて、図書館のある場所が何もない町の外れなので余計に足が向かなかった。それでも、2,3年前に重い腰を上げて、何か面白いことはないかと覗いてみたりした。その時見事に予想通りだったので、やはりそうかと呆れかえり、綺麗さっぱり図書館のことは忘れることにした。私と図書館との縁は完全に切れたとそう思っていた。それに、本は借りて読むものではなくて、書店で買うものという発想しかなかったので、図書館は別になくても構わないと思っていた。新聞に載っていたアンケートを目にするまでは。

 ある朝、朝日新聞の土曜版で「図書館を利用していますか」というアンケートを見つけた。紙面では読者の約半数の人が普段から利用していると答えていたが、「図書館のネット予約を最大限に活用して、新刊本も読んでいます」という予想外の意見もあった。これを読んで、ええ!?新刊本も読めるの?と私は仰天した。もちろん新刊本にはすぐに皆のアクセスが集中し、とんでもない予約数になる。それでも、首を長くして、待ってさえいれば、ちゃんと目的は達成されると言いたいのだ。もっとも、本当に読みたい本なら、自分で買った方がいいに決まっている。だいたいが読みたいと思った時が、そのときが、自分の気持ちの”旬”なのだから、そう思ったらすぐに読まないと気持ちが冷めて、歯がゆい思いをする。事実、私も3カ月も待たされると、なんだか白けた気分になるのを抑えられない。

 それはさておき、新聞のアンケートがきっかけで、それまで、「使えない」と思っていた図書館が突然眩いほどの光を放ちだした。まるで、ロクでもない骨とう品の数々が、実は宝の山だと知ったときのような、感動の瞬間だった。たった今見ている新聞の新刊書コーナーに載っている本が検索すると、ちゃんと図書館にあることがわかったときの幸せと言ったら、何ものにも代えがたい。たったワンクリックで予約すれば、必ず読めるというまさに夢のような話ではないか。

 予期せぬ出会いに導かれ、図書館通いが始まった。歩いて20分かかる図書館は、私が住んでいる地域では一番大きい図書館で、元々は小学校の校舎だった。そのせいか、普通の図書館に比べると、閲覧室も格段に広く取ってある。雑誌や新聞が読めるスペースと、勉強や調べものができる部屋とが分かれていて、ゆったりと寛げるようになっている。若い頃本を借りに通っていた図書館の閲覧室では、昼寝をしている人の隣りで、学生と思われる人が一心不乱に勉強に励んでいた。確かにエアコンが効いて、静かな館内は眠気を誘うし、また集中するには最良の空間でもある。

 今通っている図書館は、本がぎっしり詰まった棚がズラリと並んでいる部屋の窓際にテーブルと椅子が置いてある。そういう部屋が3つもあるのだから、スペースにも余裕があるのか、一人で二人分の場所を悠々と使っている人をよく見かける。昔勉強をしに行ったことがある図書館は、ギュウギュウ詰めで人と人との間に距離がほとんどなかった。正直言って、私だけなのかもしれないが、人はそんなに長い間勉強に集中できるようにはできていない。すぐに自分には向いていないとわかって、カフェに移動した記憶がある。

 図書館で机に向かって勉強している人を眺めながら、もしかしたら、ここで夏の一日を過ごせるのではないか、そう考えた。ふと見ると、端っこの席には本やノート類、それにリユック等の荷物が置かれたままで、人の姿はない。勉強に疲れたら、何処かに気分転換に行ってみるのもいいかもしれない。もちろん、カフェのように飲んだり食べたりはできないが、ここの図書館は飲食スペースがちゃんと設けられている。図書館の玄関を入ると入口の脇に飲み物の自動販売機が3,4台ズラリと並んでいる狭いスペースがある。向かいにはコンビニにあるようなイートインのための細長いテーブルといすが置かれている。家から弁当でも持って来て、ここで食べればお金はかからない。まさに無料のオアシスである。こんな素晴らしい環境を利用しない手はないだろう。そんなことを本気で思った。

mikonacolon

 




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