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図書館の休刊日が長すぎる

 

年末年始は暇を持て余すことになりはしないか

 昨日、図書館で借りた本の返却日が迫っていたので、ついでに借りていた3冊全部を返しに行った。まだ日数に余裕があるのに返却しようと思ったのには理由がある。それは官公庁と同様に、27日から休館になり、しかも年始は2週間も休みがあるからだ。となると、今から何か別の本を借りたとしても、返却日に追いかけられるような形になり、そわそわして読書どころではない。それに、私も世間の人々と変わりなく、やるべきことに忙殺されているからで、「年末だから、この辺で区切りをつけよう」と自分を納得させたのだ。

 実をいうと、図書館の休刊日がこんなに長期間に及ぶことを初めて知った。図書館のサイトで本の予約をするようになってから、1年くらいしか経たないのでやっと図書館の実情がわかって来たというのが本当のところだ。常日頃、図書館の本を愛読している人たちは、年末年始を含む約1か月もの間、本を読めなくなる。考えてみると、これは大事件ではないだろうか。さぞかし、寂しく、退屈に違いないと想像するに難くない。 一方の私は、年末年始を実家でダラダラ過ごし、本の1冊や2冊ぐらいは持ってはいくが、一度もページを捲ったことなどなかった。要するに、本を読んでいる場合ではなくて、実家にいる犬や猫に構っているうちに、瞬く間に正月は過ぎ、気が付いたらもう帰る日にいつもなっている。

 不真面目で気まぐれな読者の私のことはさておき、図書館をこよなく愛する人たちは一体全体、年末年始を含む約1か月もの長い時間をいかにして過ごすのだろうか。どうでもいいことなのに、なんだかとても気になったので、考えてみた。すぐに浮かんだのは、図書館休刊日には本が手元に無いのだから、思い切って別のことをして楽しんでしまうという選択だ。敢えて読書を封印し、家族との団らんや、テレビ番組を見て楽しむ、あるいはネットで動画や映画、ドラマを堪能してみてはどうだろうか。 

 ただ、こういったやり過ごし方は家族がいる人はまだいいが、一人暮らしの人にはどう見ても無理なのだ。でも、意外に彼らはひとりの過ごし方を心得ていて、上手くやれるのではないだろうか。楽しみはいつでも、どこでも探せば見つけられる、そう思いたい。

 次に考えた約1か月にも及ぶ図書館の休刊日の過ごし方は、この際だから、本屋で大量の本を購入するという選択だ。お金がかかりすぎるかもしれないが、これも1年に一度のイベントだと思えば、納得がいく。そうだ、そう言えば、押し入れの奥深くや部屋の隅にタワーのように積みあがった積読本の山があるではないか。あれを何とかすればいいのではないかと、ふと思うが思っただけで、いつも終わる。要するに、もはや自分の前から消えて見えなくなっている本には興味を失くしているのだ。なので、手に取ってみたところで、ページを捲るところまではいかない。日々忙しく過ごしている間に、いつの間にかそれぞれの本の読むべき旬を見逃がしてしまっていた。

 私もいつも目の前にあるのに、未だに手に取って読む気になれない本を無視して、別の本のページを捲っている。仕方がない、自分の心のままに行動したら、そうなってしまうのだから。日頃図書館サイトのネット予約を利用している私も、人気本の天文学的な予約数に恐れをなして、近づくことさえできない。それでどうするかというと、思い切ってお金を払って買うことにする。興味が湧いてどうしても、読みたいと心が訴えたとき、それが読むべき時で、自分にとっての旬なのだと痛感する。なぜなら、今回、2年前に直木賞を受賞した小川哲さんの『地図と拳』を念願叶って、図書館で借りられた。なのに、当時感じたような感慨は消えていて、虚しさだけが残ったからだ。

mikonacolon

 




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