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左足の膝が曲げられた

一生このままかと諦めていたが

 左足を怪我してから、もうすぐ半年が経とうとしている。毎日毎日が恐ろしく長いが、過ぎてみればあっという間の6カ月と言えなくもない。私は一体今までなにをしていたのだろうと、嘆きたくもなるが、決して、座して死を待っていたわけでもない。その時その時で、できる限り精一杯の努力をしてきた。最初に受診した整形外科の先生から“安静”にすることを求められれば、その通りにした。安静と言うのは、仕事にも行かず、一切外出もせず、家で静かに過ごすことだと普通に思っていたら、どうやら違うのだと気が付いた。家の中で少しくらい動くのなら、構わないと思っていたら、それもいけないことらしい。家の中であっても、家事は最低限度で済まし、動かないようにしなければならないのだ。

 1か月経っても関節液が溜まり続けるものだから、思い切って台所で食事を作るのをやめた。そうなると、トイレと風呂以外はほぼ動かなくなった。これなら大丈夫と思っていたら、そうは問屋が卸さなかった。3か月経っても、関節液は枯れることなく堪り続け、あろうことか私の膝は以前よりも悪くなった。なんということなのか、診察室で恐ろしい事実を知らされたときは、思わず天を仰いだ。だが、今にして思えば、人間が3か月も動かない生活を強いられたら、悪いことの方が多く起きるのは当たり前だ。まともだった私の膝は、3か月も動かさないものだから、本来持っていた機能を失ったのだ。膝は確かに曲げられたはずなのに、膝に負担がかかることはしないように言われ、たちまちブレーキがかかった。それ以来私は意識して左足を曲げないようにして生活をした。座布団に座るときも、左足は伸ばしたままだったし、自分でももう曲げられないと諦めていた。

 今朝布団から起き上がると、右足と同様に左足を曲げたまま座っていた。こんなふうに座るなんて、何カ月ぶりかと目を見張りたくもなるが、意外にも感動はない。要するに、あまりにもこれまで長かったので、おいそれと素直に喜べないのだ。まだ、どうなるのかわからないという警戒心の方が先に働く。左足を曲げたいと思ったこともないし、また曲がらないと思っていたのだから、左足をどうしても曲げなければいけない状況も今までなかった、水中ウォーキングをするまでは。そう、おそらく水中ウォーキングをしていなかったら、左膝を曲げる機会は永遠になかったのではないか、そう思えて来た。

 もちろん、水中ウォーキングはプールの中を歩くだけだが、プールに入る前にポールを降りなければならない。また、プールから上がるときは、降りる時よりも、膝を曲げて上る必要がある。不自由な左足で、ポールに足を掛けるのはけっこうな力がいるし、膝を曲げる必要がある。最初はどうしようか戸惑ったが、力を入れても激痛が奔ることはないとわかって、だんだんと慣れて来た。そのせいもあるのか、私の左膝はすこしづつ自分では気が付かないうちに、曲がるようになった、そう考えるのが正しい。水中ウォーキングをリハビリの手段と考えたことはなかったが、今にして思えば、これもひとつの有効な方法だと言えなくもない。

 水中ウォーキングは膝痛軽減に効果があると、いま通っているクリニックの先生に勧められたが、足の痛みはさっぱり変わらない。だが、3か月にも及ぶ安静な生活で奪われた体力を少しずつではあるが、取り戻すことができている。プールから家に帰ると、最初のうちは横になったまま起き上がれなかったが、今では水着の洗濯をできるまでになった。もうすぐ梅雨にはいり、その後には沸騰するような盛夏がやってくるだろう。自慢にもならないが、私はからきし暑さに弱い虚弱体質なので、今のうちから暑さ対策をしておく必要がある。その対策として水中ウォーキングは、鬼に金棒とも言える万能の方法で、しかも気持ちよさに浸れて、一石二鳥だ。

mikonacolon

 




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