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終りが見えない療養生活

全治3か月どころか、もっと時間が必要

 昨日整形外科に行ったら、先生に「4月の終りにもう一度、MRIを撮って、どのくらい良くなっているか見てみましょう」と言われた。一番最初は、「治療としては、3か月目にMRIを撮って終りになります」とのことだったが、いかんせん、私の左膝は全然よくなっていない。もうすぐ3か月が経とうとしているのに、未だに関節液が溜まり続けていて、さっぱりその勢いが衰える気配がない。じっとしていれば、自然と関節液は止まるお約束のはずだが、私の左膝の挫傷には、その論理は当てはまらない。当の左膝の具合は、正直言ってどうなのかというと、その治り具合において、たいして進歩がない。そりゃあ、最初に比べれば、ずうっといいには違いないが、未だに寝ていると、鈍痛に襲われて、気になって眠れない。もっと良くなってくれと願うのは欲張りというものかもしれないが、全治を願うのが人の常ではないだろうか。その点で私が特に強欲というわけでもないだろう。

 だが、昨日の整形外科での先生の話で、私の左膝はいつかはよくなるだろうが、それがいつかは定かではないと悟ってしまった。要するに、まだまだ時間がかかるということなのだ。これまで3カ月目を目標にして、少しは期待して過ごしてきたが、その願いはあっけなく裏切られた。因みに4月17日で骨折してから3か月目になるのだが、今の状態では好転は望めそうにない。私の暗く沈んだ気持ちとは裏腹に、都心の病院でMRIを撮る予約をさっさと済ませて整形外科を出た。いつものように左足を引きずりながら、目指すは我が家で、早く家で落ち着きたい、そう思いながら道を歩いていた。

 歩きながら、ふと前方を見ると、買い物帰りなのだろう、レジ袋を両手に持った男の人が、道端にうずくまっている高齢者を助け起こそうとしていた。すぐに高齢者は立ち上がり、その様子を見ていた私もホッとし、通り過ぎて家へ向かった。少し歩いていると、後ろから、「あのう、すみません」と声が掛かった。何事かと振り向くと、先ほどの男の人だった。「塩尻町の方に行かれるのですか。それならあそこにいる人を送ってもらえませんか」と私に頼んで来たのだ。「僕は冷凍食品を持っていて、早く帰らないと、溶けちゃうのでお願いします。僕の家は反対方向何です」

 明らかに面倒で、もう関わりたくないのが見て取れるが、こちらだって、まともな足ではない。その辺のところを言ってやろうかと思ったが、なんだか厄介者扱いされている高齢者が気の毒になった。私の今のこの頼りない足では役に立てそうもない気もするが、乗り掛かった舟なのだから、無視はできない。「わかりました」と返事をして、さっそく高齢者の元に駆けつけると、その人は杖を付いて待っていた。骨折したばかりの頃の私と同様にカメの歩みで、風が強くて一人では怖くて歩けないと嘆いていた。本当に風が強くて、突然突風が吹き荒れ、身体ごと飛ばされそうになる。こんな状況では一人では恐ろしくて歩けないのは当然だ。非力な私でも、側に付き添ってあげれば少しは安心できるのかもしれない。それならと、彼女に付き添って、話をしながらゆっくり歩いた。2,3日雨が続いて、やっと晴れ間が見えたので、外に出掛けようとした。だが、想像以上に風が強くて、よろめいて転んでしまった。私が先ほど目撃したのはそんな場面だったらしい。

 一緒に歩いている間も、何回か突風に見舞われる度に「怖い」と立ち止っていた。最近では私も、不自由な足のためかよろめいて転びそうになったことがあった。それでも、何とか彼女の住むマンションの玄関まで行きつくことができた。明日も出かける予定があるのだけど、どうしようかと思案する彼女に、「出かけないほうがいいですよ。危ないですから」と言うのが精いっぱいだった。私の助言は的外れで役に立たない。

mikonacolon




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