
私がやっている水中ウオーキングではダメなのか
昨日、4月の終りから通っている外科クリニックに嫌々行って来た。3週間おきに行っているが、あまりにも自分の足に進歩がないので、情けなくて、先生と会うのが嫌だったのだ。診察室に入ると、判で押したごとく「その後どうですか」と尋ねられても、返す言葉が見つからない。自分の足に何の変化も起こっていないので、話の材料が見つからない。それで、先生の憂鬱そうな顔をみるにつけ、本当は物凄い不機嫌なのにも関わらず、ついつい自分の身に起こった不都合な真実を暴露してしまった。それは水中ウォーキングをする環境、つまり水深のことで、今のプールは1m程度の深さで、私はいつもその環境でウォーキングをしている。隣にある自由遊泳コースは水深1.2mだが、ウォーキングコースには20㎝程度の台が敷かれている。
最初に行ったプールがたまたまそうだったので、私は他のどこのプールもそう言う環境だとばかり思っていた。それが特別だと分かったのは、10月の終りに水抜き清掃のため、いつものプールが休みになったからだった。1週間も休みになったら、それこそ寂しくて堪らない。どうにかしなければと、躍起になって他のプールを探すが、そんなに簡単には見つからなかった。まずはウォーキングコース自体があるプールがなかなか見つからない。万に一つあったとしても、そこは水深1.2mで、いつものプールとたった20㎝の違いと言えども、実際には水の壁でもあるかの如く、前には進めない。やはり、私はいつものプールのあの水深でないと、水中ウォーキングができない。
実はいつものプールの近くにもうひとつべつのぷーるはあるにはあるが、そこのウォーキングコースは1.2mの深さで、私にはまさに難攻不落の砦のように思えてくる。そこでの私はやっとこさ15分歩くのが精一杯で、苦行と言っても過言ではない。疲れ果て、プールサイドにある椅子で少し休まないと更衣室まで歩けない。
考えてみると、私以外の周りの皆がやっているのは、ウォーキングではなく、筋トレと言った方が良いかもしれない。大股で歩いたり、後ろ向きや、カニのように横歩きさえして、それも私なんかとは比べ物にならないくらい速く歩いている。水の抵抗をものともせずに、かっこよく水中ウォーキングしている姿を最初見た時は、目から鱗だった。でも、私には到底真似ができないことで、何のことはない、皆私と違って、足の痛い人はいないのだ。彼らは皆私にとって”雲の上の人”で、いつものプールが1週間休みになったところで、痛くも痒くもないのだ。「近所に別のプールがあるじゃない。そこへ行けばいいだけのことよ」とこともなげに言われてしまった。
それで、突然自分の頭の中にある種の疑問がわいてきた。それは、そもそも水中ウォーキングとはどれくらいの水深でするものなのか、つまりどれくらいの深さですれば効果があるのかと言うことだった。ネットの情報では理想の水深は1mから1.2mぐらいだと出ていた。それで、病院の先生は果たして、どれくらいの水深ですることを想定して私に勧めたのだろうか。あるいは、先生の頭の中にある水中ウオーキングとは何ぞやという疑問で、ずうっと私の頭の中はもやもやしていた。
昨日は待合室で本を読んで待っていたら、睡魔に襲われて、何でもいいからさっさと済ませて帰りたいと思っていた。それなのに、診察室に入ったら、一転、私の好奇心は全開になった。先生が考える水中ウォーキングとは何ぞやと抑えきれない疑問をぶつけてしまった。先生によると、水中ウオーキングの理想の水深は胸の高さ程度が基本で、それより下になると、効果は期待できないと言う。さらに、「できれば、1.2mの深さでもできるようにして下さい」などとダメ押しされたのには仰天した。もちろん、「無理です」と即答したものの、私がやっている水中ウオーキングってどうなのだろうかと困惑したことも確かだ。
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