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お酒が飲めない

どうしてもお酒が好きになれない

 朝日新聞のエッセイ『オトナになった女子たちへ』で益田ミリさんが嘆いていた。何をかというと,お酒が飲めないことで、ミリさんの場合は体質的に受け付けないらしい。お酒に弱く、「ビール一杯くらいは飲めるが、飲むペースが早いと心臓がパクパク。すぐ顔が真っ赤に」なるから、「時間の調整が必要になってくる」らしい。最初からウーロン茶を頼めばいいのに、なんとなく乾杯くらいはビールでやりたいという考えからなのだという。お酒が飲めたら、楽しいだろうなあと思うが、体質的に無理なので、こればかりは努力しても仕方がない。ところが、幸運なことに、近頃は多くの店で、ノンアルコールビールを置くようになった。それで、少しは”お酒が飲める派”の仲間入りができたと喜んでいる。

 ミリさんはノンアルコールビールに大歓迎だが、飲める派からしたら、そんな清涼飲料水みたいなものを飲んでまでして、お酒を飲んだ気分になりたいの、という疑問が噴出する。私の周りの人たちはほとんどがそう言う意見だ。本来、ビールというものはアルコールで、ノンアルって何なのと言いたいのだ。アルコールが入っていないのだから、もはやビールとは言えないが、「ノンアルコールビール」という名称だから、ビールなのだ。この名称は、ビールを飲めない人への思いやり、あるいはサービスとしか受け取れない。ただ、飲めない派に喜ばれれば、それで商売は成功したと言えるだろう。

 ミリさんにしても、その場の雰囲気に溶け込みたいと無理をして、最初から飲めないビールを飲んでいる。飲める自分への憧れもあるだろうが、悲しいかな、自分の体質が許してくれない。これはもはや諦めるしかないので、2杯目はもちろんウーロン茶を注文する。実を言うと、私はこのウーロン茶というものがあまり好きではない。なぜ好きではないかというと、あの味、一口飲むと、オエッと来るような独特の味がダメなのだ。気持ちが悪くなって、思わず吐き出したくなるが、そんなことはできないので、我慢して飲み込む。

 私は基本的にお酒は好きではないので、周りの飲めない女子と同様にウーロン茶を注文してみた。その時の私はまだウーロン茶というものの正体を知らず、周りに釣られ、皆がそんなにいいと言うのならと大丈夫と判断した。だが、初めてウーロン茶を一口飲んだ時、失敗だったと悟った。ウーロン茶を飲むと言うことは,私にとっては罰ゲームに等しかった。それ以来居酒屋で、飲めない女子の真似をするのをやめて、ビールを注文することにしている。周りからは「ワア~ッ、ミコナさん飲めるんだ」などと冷やかされても、いっこうに気にしなくなった。幸運なことに、私はビールを飲んでも、たいして顔に出る方ではなく、その場の雰囲気に合わせて飲むことができた。

 ただ、ビールが好きかというと、甚だ疑問で、たいして美味しいとは思わない。未だに仕事の後のビールが美味しいと悦に入る同僚の気持ちがわからない。居酒屋では、ウーロン茶以外の選択肢が他にないから、仕方なくビールを注文せざるを得ないだけのことだ。そう言えば、ここ何年も居酒屋に行っていない。コロナ禍で怖くなって、自然と足が遠退いて以来、全くアルコールとは無縁になった。飲めないのではないが、たいしてアルコールを美味しいと思えない身体なので、何の差しさわりもない。よくドラマなどで、風呂上りにビールを飲んで至福の時を堪能している女子を見かけるが、私には想像できない。あるいは、何か嫌なことが起きて心の中は迷走状態、それを払拭しようとアルコールの力を借りる、みたいなことはまさにありえないことだ。

 それに、だいたいが、私は飲み会が嫌いなのだ。皆お酒の力を借りて、仕事の愚痴や上司の悪口を言いたい放題だからだ。それくらいならまだいい、その場にいない同僚の悪口まで言うのは本当に許せない。その人についてのあること、無い事、言いたい放題。その場にいるのが辛くなって、自分の耳が、心が汚れるような気がして耐えられなくなる。いつも帰りは心に何か重い塊を抱えながら、暗くて惨めな気持ちで家路につく羽目になる。

mikonacolon

 

 




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