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青空と星空、どちらが好き?

青空派が多いことに仰天!

 先日の朝日新聞の土曜版Beのアンケートは「青空と星空、どちらが好き?」だった。結果は青空派が 73%で星空派を大きく上回った。これには正直驚きを隠せなかった。なぜなら、世の中の人がそんなに青空が好きだとは思いもしなかったからだ。まあ、私だって、たまには一点の曇りもなく晴れた空を見て、なんだか清々しい気持ちになることはある。だが、それもほんの一瞬のことで、すぐ忘れる。要するに、大変申し訳ないが、無粋な私には青空なんて、どうでもいいのだ。そうなのだ、私は皆が嫌いな雨の日も大好きで、その日の気分が天気に左右されるということもなかった。ただ、生活者としては雨の日は洗濯物が乾かなくて困るなあとは思う。

 紙面をよく読んでみると、青空派があげる好きな理由は、「気持ちが澄み渡る」とか「元気になる」とか「やる気が出る」、「ほっとする」、「清々しい気持ちになる」などで、皆青空に励まされているのが伝わって来る。そうか、青空は人々にただそこにあるだけで、希望と勇気をあたえてくれるものらしい。自然とこのアンケートに答えてくれた読者は、日常的に空を見上げる習慣があるのだとわかる。つまり、日常の忙しさに忙殺されているのだとばかり思っていたら、皆意外に空を見上げる余裕はあるらしい。それとも、時間的に余裕がある人たちばかりなのかともとれる。

 そうなると、雨は大敵で、天気予報でキャスターが「嫌な雨」と表現するのも頷ける。雨はそんなに嫌われ者なのかと、訝しく思うこともある。だいたいが、晴れなら気分が上がり、雨なら気持ちが沈む、そんなわかりやすいものなのか、人に気持ちはと疑いの目を向けたくなる。私は快晴でも、雨でもどちらでもいいじゃないかとずうっと思っていた。だが、そんな私でも、雨の日が何日も続き、それが1週間以上にもなるとさすがに憂鬱になったことがある。それは今ではもう行くことなど叶わないロシアのモスクワとサンクトペテルブルグでのことだ。2019年の秋に10日間ロシアに滞在した。その間しとしとと雨は降り続き、いっこうに止む気配がなかった。しかも朝から晩まで一日中太陽が顔を出さない真っ暗闇の状況が続いた。

 その時はさすがに自分でも、精神的に追い込まれているのがわかり、早く日本に帰りたくなった。豊かで母なる大地のようなロシアが大好きなのに、何故か楽しめなかった。その時初めて、悪天候が人の心に少なからず重大なダメージを及ぼすのだと知って愕然とした。だが、今にして思えば、別の要因もあったことは否めない。それというのも、一昨年ロンドンに行って、とても素晴らしい4日間を過ごしたからだ。私のロンドンに抱いていたイメージは雨の日が多く、食べ物がまずくて、しかも物価が怖ろしく高いというもの。だが、実際に行ってみると、目の玉が飛び出るような物価高が気にならないほど街の雰囲気がとてもいい。特にテムズ河畔を歩いていると、ウェストミンスター寺院やビックベンの雄姿を垣間見ることができた。滞在した4日間の間、”霧に煙る雨のロンドン”のごとく雨は降り続いた。それなのに、不思議なことにその雨さえも心地いいと感じた。ロンドンでは皆よく歩く。私も人々と同様にテムズ川沿いを毎日のように散歩した。小雨の中をテムズ川の風に吹かれて歩くのが楽しい、なぜだかわからないがそう感じた。

 また、ロンドンの街は至る所に広い公園が幾つもあり、自分が世界に名だたる大都市にいるのをすっかり忘れてしまうほどだ。人も親切で、私のような異邦人にも優しく接してくれた。あそこは街歩きが楽しい場所で、まずはその想像もつかない事実に目から鱗だった。ただ一つ残念なことがある。それは私が全く現代アートに興味がなく、理解出来ないことだ。ロンドンの街は現代アートのギャラリーの宝庫なのに、私にはその価値もよさもわからないからだ。

mikonacolon

 

 




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