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ミュージカル「ISSA in Paris」感想

<2026/1/16(金)13:00公演 2階A列一桁台後半 @日生劇場

 

ノー知識で「グランドホテル」を観て大衝撃を受けて以来大好きな作曲家、モーリー・イェストンの新作の世界初演!!

主演は海宝直人と岡宮来夢!!

脚本・翻訳は高橋知伽江!!

そして演出は藤田俊太郎!!

万全の布陣!!!外しようがないだろ!!!!(観劇前)

 

……どうしてこうなった???(終演後)

 

あらすじ見て「高熱の時に見る意味不明な夢みたいな話か?まあ、とはいえまさかそんなことはないだろう」と思っていたけれど、実際高熱の時に見る意味不明な夢見たいな内容でした。

 

音楽に全く不満はなく、海宝くんと岡宮くん、特に岡宮くんの歌声が素晴らしく良いからむしろ満足度高いんだけど、現代パートの存在意義が全くわからない。

これ素直に、小林一茶一人称目線の伝奇物語にしたらあかんかったの???

江戸時代部分を劇中劇にした意味とは…?

海外輸出を前提にした演目を作るなら(その前提でこの演目を作っているとして)なおさら小林一茶全振りにした方がわかりやすいしもっと面白くできるのでは…と思ってしまってなんか歯痒い!!


一幕はまだ楽しんで見られたんですが、二幕は舞台を直視できない片腹痛い場面が連続してきて見てて辛かった!!辛い!!!
でも音楽は良い!!良いんだよ〜〜!!
これは…CDで聴くのが良い演目!!!

脚本と訳詞高橋知伽江さんでこんな事故ることある!!??
なんでこうなってしまったの!!?
わからない…制作布陣はつよつよのはずなのにどうしてこうなった感!!
藤田演出も良かったし!!

モーリーイェストンの原案が悪い…悪いの!!?もしかして音楽だけ作っててくださいタイプ!!?

モーリーイェストンの音楽が素晴らしいのに脚本が残念すぎてモーリーイェストンに謝れと思ったけど原案がモーリーイェストンだというオチ〜〜〜!!!

誰かこの脚本を止める人はいなかったのか…なぜこれが舞台の上に乗せられて演じられてしまうのか現代の舞台業界の実情を知りたい。
音楽素晴らしいし歌も美しいしなんならオケも良くて全体的な舞台の総合度は高いと思うのに、脚本が残念なせいでその上にいくら素晴らしいものを重ねても残念というこの…勿体なさやるせなさ、舞台の上で一生懸命演じている役者さんたちに対する居た堪れなさ…!!

ハイクオリティ舞台を作れる大人たちが集まって全力が残念な舞台を作っちゃったと言うべきか、音楽と役者と演出が良いので脚本がダメでもかろうじて見られる舞台になっていたと言うべきか。

 

すごく…初演「マリー・アントワネット」の味がしました!!!
音楽は総じて良かったし、特に二幕終盤の革命の曲は天才だと思った。
軍楽で行進曲なのに鎮魂歌だった。素晴らしい美しさだった。

勇ましく行進している場面の曲で、実際曲も行進曲のリズムをしているのに、アカペラでひたすら美しい響きを重ねていて、完全にレクイエム、「ああ、この人たちは死にに行く人たちなんだ」というのが曲でわかる音楽だった。

私、ビリー・エリオットの「once we were kings」が狂おしいほど好きなんですけど、あの曲と同じ印象を受けました。
ビリーのキングスはもISSAの革命歌も、死にに行く人たち、誇りを抱いて犠牲になっていく人達の曲。
やはりモーリー・イェストンは天才だと思った。
もうこの曲で立った鳥肌のために今回の観劇は大正解まできた。

 

音楽が勿体無いので脚本を叩き直して再演してください!!待ってます!!!
MAも再演からカリオストロの存在を消したし、ISSA in ParisもISSAの存在消していいと思うよ…。

二幕の苦痛の大部分は距離感のおかしい観光ガイド・テレーズのISSAに対する接し方に対する個人的地雷感だったので、ついでにテレーズも消去してくださると大変嬉しいです…。

 

あとやっぱり小林一茶フランス革命に関わっていたとするのは無理があるというかトンチキ臭をぬぐえないというかミスマッチというか、小林一茶でそのテーマを深掘りする必要があるのか???という違和感があったなあ。

フランス革命を題材にした舞台は山ほどあるので、表面的なものだけなぞられてもかえって失笑してしまう…。フランス革命の描き方が浅くて一面的で物足りなかったので、再演の際にはぜひ追加曲などを足してもっと掘り下げて欲しいですね!!

 

という訳で、ブラッシュアップされた再演に期待しています!!

 




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