
<2025/3/22(土) 13:00公演 1階J列20番台後半 @日生劇場>
イリュージョニストを見てきました!
初演のコンサートバージョンは見に行けず、今回が初めての観劇。
成河さんや濱田めぐみさん、三浦春馬さんといった大好きな役者さんがキャスティングされ、トム・サザーランドが演出ということで、発表時から注目していた演目だったのですが。
正直、あまり感想が出てきません…。
役者は皆お上手なんですけど…
観てて不快ではないし虚無でもないと思うんですけど…
内容がない…ような…。うーん…?
総合的に、一回は見て損はない演目でした!!
あまり評判を聞かなかったのですが、なるほど納得!!
一回は見といてまあ良かったし楽しめたけど、リピートは良いかなっていう脚本とキャラ!!キャラに好感を持てないからどうにも難しい!!
役者皆うまいし演出も綺麗なのに、なんか単調だし感情移入できなかったんですよね。脚本の問題かなあ?音楽は綺麗だけど、一度聴いたら耳に残る名曲!!って感じの曲もないしなあ。
アンドリューロイドウェバー版も見てみたいとは思います。アンドリューロイドウェバー、確かにこの脚本と主人公好きそうだし。わかる。ダブネバーダイを彷彿とさせる。
役者陣は好演してました!!
濱田さんも海宝くんも成河さんも、まあ〜〜安定して歌が上手い上手い。
個人的には、アイゼンハイムはかっきーで見てみたかったな。一幕の激昂のところとか、理想的な演技を見せてくれそうで。
でもアイゼンハイム難しそうな役だなと思います。結末やトリックのネタバレになってはいけないから、本心むき出しの演技はできないし。
成河さん皇太子は、絶対に裏切らない成河伝説がまたしても更新されてしまったな…。さすが成河さん、キャラ作りが計算づくなのがわかる…わかるよ…。
この物語における皇太子とその描かれ方について何か語ろうとしても何を言ってもネタバレになってしまう。
イリュージョニスト、主人公視点だとハッピーエンドかもしれないけど観客としてめちゃめちゃ後味悪かったし、一幕からすでに成河さん視点でこの話見てみたいな…とうっすら思っていた直感は当たっていました。
成河さんが悪役然として演じているのは、そういう風に見せている物語だからだと思う。相変わらず脚本の読み方とキャラの作り方が上手い人だ…。
ただ、これは三浦春馬アイゼンハイム×海宝直人皇太子で最初企画されたのに納得したし、言っても詮無いことですが、その配役で見たすぎて号泣してしまう。海宝くんはアイゼンハイムも好演していましたが、私は皇太子役でいっそう見てみたい。
以下ネタバレ
この演目の皇太子役は、海宝くんとか井上芳雄くんとか、いわゆるルドルフ役者、王道の王子様系の方で一度見てみたいと思いました。
海宝皇太子や井上皇太子が泣いて吠えて信じてもらえず無実の罪で追い込まれて自殺する方が、成河皇太子よりいっそう観客を絶望的な気分にさせてくれると思うんですよね。
成河さんすごく上手いけど、観客を騙すために悪役に振りすぎちゃってる気がしたなあ。
主人公サイドだからアイゼンハイムとソフィーが綺麗に描かれてるけど、これ視点が変わったらとんでもない詐欺師と悪女ですよね…。純愛で済ませて良いことと悪いことがありますよ。なんか最初から最後までアイゼンハイムにもソフィーにも共感できなかったのは、あえて共感できない作りにしてるのか?とすら思えた。
こんなことのために皇太子が自殺してしまっていたら、フランツ皇帝が浮かばれなさすぎますよ。ラブはダイしろ。