
<2025/1/26(日) 13:00公演 1階F列20番台後半 @EX THEATER ROPPONGI>
来日版SIX千秋楽観てきました!!!!
王冠と栄光は貴女達のものですうわーーーーん!!!!!
いや〜〜2回観て良かったです。ようやくちゃんと理解できた気がするし、歌も演技も本当に全員めちゃくちゃ上手くてパワーがあって、聴いててバシバシ伝わる音の波動で身体と心が震えました。
観たキャストは前回と全く同じだったんですけど、さすが千秋楽。めちゃくちゃに楽しかったし泣かされました。充実した観劇体験になりました!!感謝!!
特にジェーン・シーモアの絶唱とキャサリン・ハワードの演技は素晴らしかった!!!!
キャサリン・ハワード、めちゃくちゃ性虐待被害者すぎておそろしすぎる。
放っておいても男が勝手に言い寄りまくってくる美貌の持ち主で誰からもモノとしてしか扱われなくて最後には打首にされるってキツすぎる。とても悲しかったし可哀想だった。
シーモアは、唯一本当にヘンリーを愛してたのかなと前回観た時は思ったけど、「私の心は石」とか言ってるしヘンリーからの愛は息子エドワードがいるおかげだし、幸せじゃなかったよね。最後に「あなたの愛はもういらない」と叫ぶメンツにシーモアも参加してるのが答えなのかな。
改めて、6人全員、キャラ作りがわかりやすくも好感を抱きやすくなっててすごいな〜!
中でもアンブーリンを「悪かったわね 悪気なくて」であっけらかんとしたお調子者のアホの子というキャラにしたのが個人的に目から鱗で膝うちしちゃった。
キャサリン・オブ・アラゴンとアンブーリンは、ヘンリーを抜きにしたら良い百合になる波動を察知しました。ヘンリーには退場してもらってどうぞ仲良くやってください!!!
キャサリン&アン、メアリー&エリザベスがそれぞれ和解して仲良くやってる天国話か現パロが読みたくなった。
話が逸れますが、私も昔は弟が大好きで、幼少期はエドワードと仲良かったっぽいエリザベスに対して、わかる〜〜と思っていたのですが、晩年エリザベスがお墓はメアリーの隣が良いと希望した気持ちがわからなかったんですよね。今ならわかる。死んで眠る時は姉妹の隣が良いと思ったエリザベスの気持ち、わかるよ!!!月日!!!
最後に語られたif物語が彼女達の妄想で願望なのか、死後天国で本当にあったことなのかはちょっとわからなかったんですが、後者なのかな?
6人とも死後の世界で音楽で成功してお互いの存在は知っててずっと認め合ってて、今回集まってリーダーを決めることになって言い争いが勃発…って流れ?
わからないけど、とりあえず「history(歴史&彼の物語)に埋もれていたけど、自分の声を取り戻そう」って表現が良すぎる好きすぎる。
「ヘンリーを有名にしたのは自分たち6人の妻なのに、その自分たちは常に6分の1としか扱われても語られてもこなかった。我々は一個の人間である」と言って、一人ずつが自分の人生と人格・個性を取り戻し訴えていくのも最高。
今までヘンリーの配偶者としてしか語られなかった妻達が、「あなたの愛はもういらない、6人の仲間がいれば」と言って争いをやめ、ヘンリーを捨て、シスターフッドに目覚めて連帯する流れ、素晴らしく爽快で胸がすきました。
妻が6人もいたら、妻同士で「私が1番夫に愛されてるのよ!!」と妻同士を争わせて描くのが従来の創作ではメジャーだったと思うし、SIXも最初からずっとそんな内容なんですが、キャサリン・パーが疑義を呈してから最後にどんでん返して行く終盤、特に最後の5分がSIXという演目の新しさであり白眉ですね。シスターフッド万歳。
それにしても、ユダに声を与えたジーザス・クライスト=スーパースターと、6人の妻達に声を与えたSIXから、なんだか似た思想を感じます。大学生ってこういう題材をこういうテーマでロックで創作したくなりがちなお年頃なんでしょうか。