2,3年のゼミ生のデモ動画をYouTubeにアップしました。2年生は半年間でUnityのゲームアプリ開発の教材学習と個人制作(4週間)、3年生は1年かけて2人でUnityアプリ+オリジナルコントローラ制作でした。
3年生(情報学プロジェクト1・2)
3年生はUnity学習の下地がなかったのであまり進みはよくなかったですが、とりあえずアプリとコントローラをチーム開発できたのは狙い通りでした。いくつかご紹介します。音声は消してます。
チャリ走というゲームにコントローラをつけたものです。超音波距離センサーのサンプリングレートでうまく引く動作を検出できるかわかりませんでしたがとりあえずできて良かったです。
こちらは落ち物ゲームです。工夫点は落ちてくるものに合わせて入れ物を入れ替える必要があるところです。魚なら水槽、お金なら袋などですね。容器を所定の場所におくとプレイヤーが移動します。カラーセンサーで読み込むのがなかなか難しかったようです。
最後にドラマとかでよく爆弾解除のシーンがありますがあれをゲームにしたものでした。こだわりとしては「ワイヤーをペンチでカットする」を再現したところだそうです。ワイヤーを入れ替えられるクリップを導入して切断後のワイヤーを伸ばして復旧させる構造にしたようです。
2年生(情報学序論)
で、お次は2年生。このブログでもつぶやいてきましたが、今年は入門書ではなく本格的なUnityゲーム開発を学ぶ機会を提供しようと考えました。プロの開発者でもある方が作った教材(Unity 2Dアクションの作り方 ロックマン風横スクロールアクションゲームを作る)を購入しまして、皆で閲覧しながら進めました。
1コマ1章のペースで進めたのですが、Unityの習熟度がそれぞれ違ってバラバラになってしまったのが反省でした。せっかく8名もいるのでみんなで勉強している雰囲気の方が楽しいですから進め方を来年度どうするか考え中です。
教材もかなり本格的なためアイテムや敵の種類など増やしていくのが大変だったりステージを自分で考えて作るところも大変だったり。。。ゲーム開発の大変さを実感した時間でした。
15回授業のうち最後の4回で自由制作をしてもらい、みんなの投票によって順位を決めて表彰しました。教材をベースに、ということでしたが、皆さんやる気を出してくれてそれぞれのイメージで作ってくれました。Unityゲーム開発の経験者もいたのも大きいとは思いますが。それぞれのスキルレベルでそれぞれ努力したと感じました。
では、投票順でご紹介させていただきましょう。ちなみにunityroomを参考に共通のテーマを設定しました。「ワンボタン」でした。
1位
焼き肉をゲームにしたそうです。完成度がヤバいですね。。。ゲーム企画のセンスもあるしコーディングスキルも高い。いやはや恐れ入りました。
チンチロと戦略カードゲーム?を組み合わせたようなゲームだそうです。2日で作ったとか。。。こちらも恐れ入ります。大学入学前からゲーム開発をしているそうで、某ゲーム会社に長期インターンに参加しているそうです。
2位
マリオライクなジャンプゲームです。シンプルですがシンプルだからこそ奥が深い(深く)できそうな感じですね。
防護ゲームですね。ワンボタンにジャンプと攻撃を組み合わせたのはアイデアと思います。さらに教材が「ロックマン」だったので鍵を主人公にした、という発想がこの方の思考を反映しているような気がします。面白い方です。
積み上げゲームですね。シンプルですが実際に作ってみると色々と問題もあったと思います。物理エンジンは計算誤差とかで微妙に動くため思い通りに操作するのが難しかっただろうと思います。特にこういうシビアなバランスゲームでは。
デザインがいいですね。息を止めて潜む感じがします。
3位
STGです。敵キャラに種類を持たせて攻撃パターンを変えて実装しているところ。特に弾に角度をつける発想はなかなか出ないので感心しました。
フラッピーバード風ゲームですね。実際に作ってみると色々と発見があったと思います。
以上です。
大学でも学部授業ではどうしても受け身になります(身に覚えがあります)。そしていくら教材がよくても説明がうまくても受け身ではなかなか理解が深まらない場合が多いと思います。
基礎を知った上で、自分で何か手を動かして試行錯誤してみると本当の意味で理解できることがあるな、と自分が感じて生きてきたのでそれを授業で実践している感じです。
Unityがいいかはわかりません。ゲーム開発がいいかもわかりません。いずれも僕がプロフェッショナルで扱っていたモノではありませんから。でも、手段は何であれゴールをイメージして作ること、できればチームで作ること、そしてゴールが見えない中で試行錯誤すること、こういう経験は活きると思います。作り続けてポートフォリオにしてもらったらなおいいなと思います。
でわでわ。