視線追跡装置に興味を持ったのは以下からでした。
YCAMにはじめて行ったときだったような。。。面白いなぁと思いました。その後、実際に作ってみたこともありました。こういうものを自分で作れるんだ。。。という実感が。
そのうちにたまたま学会のついでに参加したゲーム開発者カンファレンスでEyeXの存在をしり購入して遊んでいた時期もありました。
そしてドイツから安価でMacでも使えるやつが出ていくつか購入したこともありました。
EyeXはその後、頭部の移動にも対応したやつが出てきて。しかも安くていいなという感じでしたが。。。
実はこの製品、計測装置として使っては行けないということを知り。。。愕然としました。
それを機に視線追跡装置はもう扱わなくなりました。。。興味をなくしたというか手段が無くなったという感じです。なにせTobiiのハードとソフトを揃えると簡単に200万円を越えます。ちょっと手が出ません。
時は流れて今年の卒研で集中度合いを取る必要があったため認知科学の先生にお尋ねしたら脳波より視線見たほうが確実だということ。確かにそうですよね。。。タスクをやっているときに目を離せば集中力がオチている可能性があります。
ということで探して。。。50万円のものがありました。それがタイトルです。ソフトウェアは無料で使えるとのこと。もともと研究者が開発したものを製品化したようです。素敵なことにWindowsだけでなくMacやLinuxにも対応しています。ありがたいです。しかもデータ利用もできます。
さて、納品してからなかなか触る機会がなかったのですが数日前から少しずつ触り始めました。とりあえずできそうなことはわかってきましたが。1つどうしても記録しておきたいことがあってこれを書いています。
商品はこんな形をしてます。3Dプリンタで作ったようなちょっと安っぽい感じです。ただ、デザインはカッコいいなと思います。

そして僕が装着したところです。違いがわかるでしょうか?両方ともじーさんです💦

いや、そうじゃなくて。。。海外の方って目がくぼんでますよね。ほりが深い。カッコいいですね。。。一方、私は平たい顔族です。
この装置は瞳(黒目から瞳孔を推定する)を撮影するためのカメラがついているのですが、カメラと目の距離を調節できるんですが。。。アジア人仕様にはできていないんですね。。。一応、延長する部品がついているのですがこれが役に立たない。。。
カメラが外れるくらいステーを伸ばしてつけていますのでちょっと振動を与えると取れてしまいます。

これではよくわからないと思いますので、もう少し詳しくログを残しておこうと思います。
カメラが取れないくらいの位置でカメラの角度を調節すると以下くらいになります。

で、ギリギリまで伸ばすと以下になります。違いはわかりにくいかもしれませんが、以下の画像の方がカメラと対象の距離があるため目全体が写っています。

ちなみキャリブレーションの理想は以下のような感じになるようです。
もう全然違います。
目全体が写っていないとキャリブレーションするときに瞳が検出できなくなりキャリブレーションが完了しなくなるんです。これで1時間くらいあれこれやっていました。なので怒りも含めて「全然」と書いています。
そこでカメラをできるだけ目から遠ざけるようにすると。。。キャリブレーションが進むようになるんですね。。。これが。
困ったものです。とりあえずカメラが安定しないのでフレームを延長する部品をモデリングして明日にでも3Dプリンタで印刷しようかと思っています。
あ、ちなみに、私、眼鏡使用なんですがこの製品は基本的にメガネをするようなものなので、メガネの上にメガネはできません。。。コンタクトレンズは恐らく反射して瞳検出ができるのか。。。わかりません。上記のEyeTrbeとかではダメだったような気がします。
あ、もう一つ重要なことが。これは推測なのですが、キャリブレーションが進まない時に実はWorldカメラのレンズを短距離のやつに変えたあとでした。デフォルトは広角レンズなのですが。広角レンズにするとキャリブレーションが進んだようでもありました。
つまりキャリブレーションするときにWorldカメラに映った情報も利用している(短距離レンズだとモニター全体が映らない)のでは?という想像がありました。確証はないですが影響があるのかもしれません。